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多久聖廟

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多久聖廟(たくせいびょう) 孔子廟で歴史に触れる/佐賀県多久市

佐賀県多久市の多久聖廟(たくせいびょう)は孔子廟。孔子の里として儒学の祖で学問の神様ともいえる孔子を祀っています。孔子と四配を祀る伝統行事「釈菜」が4月18日と10月第4日曜の年2回に開催されます。
多久4代領主茂文が教育を振興し「敬」の心を育むために1708年に創建。我が国の三大孔子廟に数えられ国内の孔子廟で最も壮麗であるといわれます。

聖龕

聖龕から孔子像が取り出せないよう特殊な細工が施してあります。(国重要文化財)

多久聖廟釈菜は1708年の創建以来、約310年間続けられている、春と秋の年2回開かれる儒学の祖・孔子とその弟子を祀る式典です。雅楽の音が響き渡る厳かな雰囲気の中、孔子と4人の弟子「四配」の像に栗や甘酒などの供え物をささげます。供え物を像の前に置く「献官」の市長を筆頭に、教育関係者が供え物を運ぶ「祭官」を務めます。式典後には孔子祭があり、市内の中高生による「釈菜の舞」や中国にちなんだ獅子舞や腰鼓(ようこ)などが披露されます。

孔子像

孔子の出身地である中国山東省曲阜市から平成9年10月に贈られた像です。曲阜市の方向を向いて立っています。

観光地詳細

名称 多久聖廟
Webサイト http://www.ko-sinosato.com/別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 佐賀県多久市多久町東の原1642
アクセス 多久駅からバスで10分
多久駅からタクシーで10分
営業時間 年中無休
お問い合わせ先 TEL: 0952-75-5112(孔子の里)

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