ユニバーサルデザイン

 急速に進む高齢化社会とお客様の多様化に伴い、ANAグループのサービスも複雑化しています。
それにより、お客様に提供する文字媒体も種類・量ともに増加しており、文字媒体に対する「わかりやすさ」「見やすさ」「使いやすさ」を望むお客様のご意見もまた増加傾向にあります。

 ANAグループでは、こうした状況を踏まえ、年齢や性別、知識や経験、環境などが異なるすべてのお客様にとって信頼いただける質の高い情報が提供できるよう、文字媒体の作成に関する行動指針およびガイドラインを策定し、ANAグループ全社員で共有しています。

文字媒体作成のユニバーサルデザイン行動指針

 また、ユニバーサルデザインの必要性を理解するために、各部署の担当者への集合教育や、全社員向けeラーニングを実施しています。
文字媒体作成にあたっては、チェックシートを活用して確認を行うこととし、専門事業者によるサンプリング診断を定期的に実施することで取り組み状況を点検しています。

羽田空港でのユニバーサルデザインの取り組み

 羽田空港第2ターミナルは保安検査場が4つもあり、搭乗する便も多くわかりづらいとのお客様からの声をもとに、保安検査場A・B・C・Dのアルファベットの文字案内をそれぞれわかりやすく色分けをしました。

 「文字・記号・数字」の組み合わせであった空港の案内表示に「色」が加わることで、視覚情報にしたがって保安検査場に進めるためストレスが軽減し、お客様のスムーズなご搭乗につながっています。また、案内表示の視認性を高めることで、ご利用頻度の少ない方、シルバー層や海外からのお客様にとっても、わかりやすく利用しやすいターミナルとなりました。