ANAグループの「人財」

SDGsへの貢献
3.すべての人に健康と福祉を 5.ジェンダー平等を実現しよう 8.働きがいも経済成長も 10.人や国の不平等をなくそう

社員の多様性を尊重し、可能性や個性を引き出すことでグループの総合力を発揮します。

基本的な考え方

ANAグループは、「人(人財・DEI・人権)」を重要課題と捉えています。
今後も人財への投資をより一層強化しながら、価値創造の源泉である「人の力」と「チームワーク(組織の力)」の最大化を図り、持続的な企業価値向上を目指します。
また、「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」の推進では、持続的成長を担う人づくりと、お客様の多様性へ の対応の両面から、グループ全体で取り組みを進めています。
当社グループの事業を進める上では様々なステークホルダーの「人権」に影響を及ぼす可能性があります。グループ従業員 の人権はもとより、サプライチェーン上における人権尊重へも適切に対応していきます。

価値創造に向けた人財戦略の図解。中央に4つの重要テーマ(1.チームスピリット、2.個の力の成長、3.組織の力の成長、4.働く基盤の強化)が配置され、これらが相互に連携して経営戦略を実現する構造を示しています。下部にはDEIと人権の取り組みが基盤として記載されています。

ANAグループの人財育成

ANAグループでは、グループ経営理念・経営ビジョン・行動指針「ANA's Way」の理解浸透を図り、ANA's Wayを企業文化のレベルに進化させることで、ANAグループらしさを体現し続ける「組織・人づくり」を進めています。

2024年10月からは「The Day~ANAグループ社員の体験価値を高める」をコンセプトにANA’s WAYを実感する施設に身を置き、創業の理念や挑戦の精神を仲間と共に学び合うことで、各職場でのANA’s Wayの行動発揮につなげています。

また、ANAグループでは、従来の階層別研修にとどまらず、これからの時代に不可欠なビジネススキルやデジタルスキル、さらにはリベラルアーツや社外フィールドワークを通じたリーダー育成プログラム、人財公募制度など、多角的な育成環境を整えています。グローバル市場におけるトップレベルのエアライングループを目指し、多様な文化・習慣・価値観を理解しながら、自らの能力を存分に発揮して挑戦し続ける人財を育成しています。

教育・研修プログラム体系(例:ANA グローバルスタッフ職(事務))

人事教育・研修プログラムは、ANAとして用意しているプログラムと、グループ全体で用意しているプログラムがあります。その他にも、自己啓発プログラムとして通信教育や語学学校の優待利用等を用意しています。また、ANA社員として求められる素養としてビジネスファンダメンタルのプログラムを定めており、様々な文化・習慣・価値観などを理解し、能力を発揮できる人財を育成しています。

各種研修・制度

  • ANAグループの全社員が対象
  • ANAグループビジネススクール

    目的

    選抜された社員のリーダーシップ力を高めることによる将来のグループ事業を牽引するリーダー人財の育成。

    概要

    主要な戦略理論を習得し、自社への応用力を高める。さらに、ANAグループ全体を俯瞰する視点を身につけるとともに、グループ学習を通して将来のリーダーシップのあり方を探求・企画・実践していく。

  • ANAグループデジタル教育

    目的

    最新のAI・データなどのデジタル・IT技術を身につけた専門家として、ANAグループのDX推進プロジェクトを牽引する高度な専門人財の育成。

    概要

    最新のデジタル技術やAI・データ活用に関する知識習得に加え、DX関連の開発・運用に関する実践的な研修を提供。新たな価値を生み出す様々なDX推進プロジェクトを主導するだけでなく、DXによる業務プロセス変革を通じて、顧客満足度・従業員満足度を高め、企業価値の向上まで実現できる人財を育成する。

  • グローバルスキルインプルーブメントトレーニング

    目的

    グローバルステージで、グループを代表して業務を遂行する人財の養成。

    概要

    異文化理解や多様な考え方を養う機会を創造。チームスピリットやリーダーシップの醸成、ケーススタディを通じた組織の課題設定と課題解決を図る。

  • メンター to スポンサープログラム

    目的

    次期部長候補となり得る課長職女性社員の育成強化。

    概要

    課長職女性社員の「マネジメント能力向上」「活躍領域拡大」と「経営管理職としての視座を養う」等を主な強化ポイントとし、課長職女性社員が自身のマネジメント方法を振り返り、スポンサー(役員)からのアドバイスをもとに目指す姿を明確にし、自己成長に繋げていく。

  • リスキリング研修

    目的

    社員のキャリアビジョンの検討とキャリア開発を支援し、新しいスキル・知識の習得に繋げる。

    概要

    国家資格を持ったキャリアコンサルタントが、目標設定時から研修期間を通して伴走型で支援。
    DX・グローバル・専門性を中心に、会社が提供する学習コンテンツ等を活用し、学習する。

  • 異業種交流会

    目的

    日本を代表する他企業の業務、考え方を学び、自身の視野を拡げる。

    概要

    他企業とのディスカッションを通じて「自社から見た他社の強みと弱み」を相互にフィードバック。各社の設備や施設の見学等も通じて新しい知見を獲得。

  • 海外実務研修員公募制度

    目的

    社員がグローバルな視野を養い、ANAグループの成長に貢献できる人財へと成長するための育成強化

    概要

    海外の事業所や関連会社で総務、営業、運航などの実務を担当する機会を提供し、異文化の中で働く経験を積み、グローバルなビジネススキルや多様な価値観を身につける。なお、「海外実務研修員制度」は公募制で実施。

  • グローバルストレッチトレーニング

    目的

    海外事業所における"次世代リーダーの育成"と、国内事業所における"内なるグローバル化"

    概要

    海外現地雇用社員(中堅一般職社員)を実務研修生として、日本国内の部署で受け入れるプログラム。

  • セルフデベロップメント研修・新任管理職研修

    目的

    ANAグループの仲間になった社員同士が、同じ階層になった時に何を思い、何を目指しているのか。自身の経験をもとに、あらゆる価値観の仲間たちと語り合い、その階層に必要なスキルを習得する

    概要

    (セルフデベロップメント研修)
    ロジックツリーによる原因分析と対策立案や、自身の行動を振り返り成長を確認するワークショップの実施により業務を推進する
    (新任管理職研修)
    管理職として人事・労務にかかわる基礎知識付与、ならびにANAグループ共通の価値観を土台とした人財育成と組織作りについて考え実践に繋げる

  • 新規事業提案制度「がっつり広場」

    目的

    「ワクワクで満たされる世界」の実践に向けた挑戦の機会を提供し、本業と新規事業の両軸でイノベーションを牽引する「二刀流人財」を創出。
    挑戦する組織文化を拡大することで、持続的な価値創造サイクルの循環と組織風土変革を強力に推進。

    概要

    社員のアイデアや「やってみたい!」を形にする為、誰でも何度でも挑戦できる制度。
    事業開発として収益を上げるだけでなく、ゼロから事業を作り出す事を通じた人財の育成にも繋げていく為、人事部により運営している。
    本提案制度からは航空ファン向けのコンテンツだけでなく、アップサイクルに関する提案など、社会貢献的なコンテンツも多く具現化している。

Human Capital Story Book

ANAグループ内で展開する人財施策やグループ社員の活躍が、売上・利益・株価などの財務価値や企業価値を生み出すことを、定量・定性の両面から見える化する取り組みとして、2025年3月に、「Human Capital Story Book」を発行しました。

当ブックには、当社グループの人財施策にかかわる取り組みのほか、人財施策が企業価値につながるインパクトパスを520種類の指標を用いて実証した価値関連性分析の結果、グループ社員が実際に価値を生み出したエピソードなどを掲載しています。

ANAグループの「人財」の取り組み