社長メッセージ(株主・投資家の皆様へ)

2026-2028年度ANAグループ中期経営戦略のスタートにあたり

株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2026年3⽉期は、旅客需要が堅調に推移したことに加え、2025年8月にグループに迎えた日本貨物航空(NCA)の収益貢献もあり、売上高は2兆5,392億円、営業利益は2,174億円となり、いずれも過去最高を更新いたしました。
株主の皆様への配当につきましては、1株あたり65円といたしました。次期については中東情勢に起因する燃油の急騰や供給不安、為替市況等への対応を遅滞なく進め、安定的な配当を継続することを基本方針として、60円を予定しております。

2027年3月期につきましては足元の中東情勢の影響により、増収減益となる見込みです。旅客事業においては需要の取り込みを強化するとともに、貨物事業においてはNCAとのシナジーを活かし、アジア=欧米間の貨物を積極的に取り込んでまいります。引き続き、生産性を高め、コストマネジメントを強化することで収益性の改善に努めます。また、中期経営戦略の初年度として重点領域であるDX・人財・航空機への成長投資を加速させ、持続的な利益成長につなげてまいります。

ANAは4月14日に国土交通省航空局より、2025年11月に発生した2件の整備作業に関する不適切事項に対し、業務改善勧告を受けました。安全を経営の基盤とし、社会への責務としている当グループにとって、このような事態を招きましたことを大変重く受け止めております。株主・投資家の皆様には、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。グループ役職員の全員が、今一度、基本品質ならびに法律・規程・ルールの理解・遵守の徹底により、一刻も早い信頼の回復に努めてまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年4月
代表取締役社長
芝田 浩二