社長メッセージ

経営基盤を強化し、持続的な成長に向けて取り組んでまいります

写真:代表取締役社長 片野坂 真哉

 株主・投資家の皆様におかれましては、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 2019年3月期は、主力である航空事業において、旅客事業を中心に堅調な需要を捉え、ロールス・ロイス社製エンジンの点検整備による欠航や自然災害等による運航への影響があった中、売上高で初めて2兆円を達成し、営業利益も4期連続で過去最高を更新することができました。配当は期初の予定より5円増額し、1株当たり75円を予定しております。

 本年は「平成」から「令和」へと時代が移り変わる節目の一年であり、ANAグループとしても、時代の変化を先読みしながら、「2018~2022年度ANAグループ中期経営戦略」の2年目として、①「エアライン収益基盤の拡充」②「既存事業の選択・集中、新たな事業ドメインの創造」③「オープンイノベーションとICT技術の活用」という3つの重点戦略を推進し、グループ全体の持続的成長により、2020年3月期の価値創造目標の着実な達成を目指してまいります。

 ラグビーワールドカップ2019開催や東京2020オリンピック・パラリンピック開催による訪日客の増加、首都圏空港発着枠拡大などは、ANAグループにとって成長の追い風となります。こうしたビジネスチャンスを確実に捉え、総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」での研修・訓練・人財育成の開始、LCC事業を担うPeach Aviationとバニラ・エアの円滑な統合、エアバスA380型機のハワイ線への就航、ボーイング777型貨物専用機の導入等により、さらなる成長を実現してまいります。なお、2020年3月期の配当は1株当たり75円を予定しております。

 「安全と品質・サービスの総点検」については、4月1日のANAグループ入社式で、今年も私自身から新入社員に繰り返し「安全が最優先」と呼びかけました。本年を総仕上げの一年と位置づけ、経営基盤の強化に努めてまいります。

 今後もグループ全ての事業で収益性を高め、財務基盤を強化し、成長投資を継続しつつ、株主還元を充実し、グローバルエアライングループとして成長してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きANAグループにご期待いただき、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2019年4月
代表取締役社長 片野坂 真哉