2026-2028年度ANAグループ中期経営戦略
~2030年のさらなる高みに向けて~

代表取締役社長
芝田 浩二

株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2026年3月期の第3四半期は、依然としてウクライナや中東地域情勢などの地政学リスクが懸念されるものの、旅客事業においては、堅調に推移する需要を確実に取り込むことで、売上高は前年同期を上回りました。費用面では燃油費や人件費などが増加しているものの、売上高の伸びに対し費用全体を適切にコントロールしたことにより増収増益となっています。
貨物事業においては、ANAと日本貨物航空(NCA)のコードシェアを開始するなど、グループ化によるシナジー効果を深化させています。

このたび、2030年のさらなる高みに向けて、「2026-2028年度ANAグループ中期経営戦略」を発表しました。2023-2025年度の中期経営戦略では、コロナ禍からの復元を果たし、成長軌道へ回帰することを目指してまいりました。この間に収益性をしっかりと改善したことなどにより、財務基盤の回復は進捗し、成長軌道に向けた足元を固めることができました。
今後5年間で2.7兆円という過去最大の投資を計画します。人財、DX、航空機などへの成長投資を重点的に実行し、持続的成長を後押ししていきます。

今後の事業環境を俯瞰すると、地政学リスクや為替の変動、サプライチェーンの乱れなど、種々の不透明な要素はありますが、世界の航空旅客、貨物需要は堅調な伸びが予測されており、また、国内でも成田空港の機能強化が計画されるなど、さらなる成長の機会を迎えます。
ANAグループは、安全を基盤として、役職員一丸となって邁進し、ワクワクで満たされる世界を創ってまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年1月
代表取締役社長 芝田 浩二

ページトップへ