- アクティビティ
- 和歌山
友ヶ島
神秘的な無人島 友ヶ島
紀淡海峡(きたんかいきょう)に浮かぶ、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島を総称して友ヶ島と呼びます。第二次世界大戦時まで旧日本軍の要塞施設となっていた沖ノ島には、今でも当時の砲台や防備衛所の跡が残っていて、苔むした建築物が並ぶ様子はまるでアニメ映画の世界。また、虎島は日本遺産にも認定された「葛城修験(かつらぎしゅげん)」の修行の道が始まる地とされています。

映画やドラマのロケ地としても使われる第3砲台跡
沖ノ島には5ヵ所の砲台跡がありますが、その中でも第3砲台跡は最大規模。レンガ造りの地下施設があり、弾薬の倉庫なども現存しています。島の外からは気づかれないような造りで、射程距離が約7.8キロメートルにも及ぶ大砲が設置されていました。生い茂る緑の中に、当時の建物が朽ちつつもそのまま残る様子は、異世界のような雰囲気で、映画やドラマのロケ地としてもよく使われています。時が止まったような神秘的な空気に包まれた場所です。

砲台跡をめぐるハイキングで歴史体験
沖ノ島には、点在している砲台跡をめぐるハイキングコースも整備されています。3.3キロメートル、所要時間約2時間30分のコースでは、日本標準時子午線が通る島の西端に建つコバルトブルーの海に見事に映える白亜の洋風灯台や、第3砲台跡、友ヶ島他の3島を望むタカノス山展望台などの見どころを探訪します。島に生い茂る、約400種もの亜熱帯植物も見どころのひとつです。

海に臨む南垂水(みなみたるみ)キャンプ場
船着き場から山道を登った先にある芝生に覆われた広大なエリアでは、テントを持ち込み、無料でキャンプをすることができます。キャンプ場の目の前は森が開けて海が間近に迫ります。海を眺めながらのんびりしたり、釣りを楽しんだり、過ごし方は自由。夜には満点の星空が広がります。無人島で、サバイバルキャンプを体験してみてください。

見どころ満載の加太の町
友ヶ島に向かう汽船が出発する加太(かだ)の町には、見どころがたくさんあります。雛流しの神事で有名な淡嶋神社は、加太港のすぐそば。人形供養の神社として知られ、境内には供養のために納められた人形が所狭しと並べられています。婦人病や安産祈願など「女性のための神様」としても、信仰を集めています。電車好きにはおなじみ、南海電鉄の加太線、別名「加太さかな線」には、加太を代表する海の幸である鯛をイメージした「めでたいでんしゃ」が走っています。
観光地詳細
| 名称 | 友ヶ島 |
|---|---|
| Webサイト | http://www.wakayamakanko.com/sightseeing/nature2.html |
| 所在地 | 和歌山県和歌山市加太字苫ヶ沖島2673-1 |
| アクセス | JR関西本線加太駅から加太港まで徒歩で約20分、加太港から友ヶ島汽船で約20分 |
| お問い合わせ先 | TEL: 073-459-0314(友ヶ島案内センター) |
おトクな情報
-
航空券+宿泊「ダイナミックパッケージ」
航空券と宿泊を組み合わせて作るオリジナルフリープラン