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神戸北野異人館街

海を見下ろす高台で、異国の文化と歴史を体験できる街、北野異人館街

神戸港を一望する六甲山のふもと北野界隈。1868年の神戸港開港で、この地は外国人居留地に。そして、多くの洋館が建てられました。西洋と東洋の建物が入り混じり、今でも異国情緒があふれる町です。神戸の中心地三宮から歩いて15分、パリのモンマルトル地区とも友好提携を結ぶ北野は、ぜひ訪れたい神戸観光のハイライトです。

うろこの家

神戸で最初に公開された代表的な異人館が「うろこの家」です。ドイツ人・ハリヤー氏の旧邸宅で、ヨーロッパの古城のような外壁を覆う天然石のスレートが魚のうろこに形状が似ていることから、「うろこの家」と呼ばれています。館内には重厚なアンティーク家具や調度品、西洋の名磁器コレクションが展示され、豪華な室内が当時のままに残っています。隣接する展望ギャラリーはマティスやユトリロなどの絵画を集めた美術館になっています。3階の展望室からは神戸の港と街並みが一望できます。

風見鶏の館

風見鶏の館は、1909年頃にドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏の邸宅として建てられました。建物の設計に当ったのは、ドイツ人の建築家ゲオルグ・デ・ラランデ。レンガの外壁と尖塔の風見鶏は、北野異人館のシンボルとして人々に愛されています。3年をかけて本格的な保存修理を行い、1985年、可能な限り元の姿に復元を果たしました。国の重要文化財に指定されています。

萌黄の館

1903年にアメリカ総領事の邸宅として建築された萌黄(もえぎ)の館。その名の通り、淡いグリーンの外壁が美しい木造2階建て、2つの異なった形の張り出し窓が特徴の異人館です。アラベスク風模様が施された階段や重厚なマントルピースなど贅沢な意匠が随所にみられ、2階のベランダからは神戸市街地が見渡せる素晴らしい眺望が広がっています。

観光地詳細

名称 神戸北野異人館街
Webサイト https://www.kobeijinkan.com/別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 兵庫県神戸市中央区北野町2-10
アクセス JR三ノ宮駅・阪急三宮駅・阪神神戸三宮駅から徒歩で約15分 
JR新神戸駅から徒歩で約10分
お問い合わせ先 TEL: 078-251-8360(北野観光案内所)

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