保津川下り

京都市の中心部から西へ約7キロメートル、静かな山あいにある湯の花温泉。はるか戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説を残す古い温泉郷です。ひなびた山峡のいで湯は、しっとり落ち着いた佇まい。都会では味わえない素朴な風情が漂っています。春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬は地酒とぼたん鍋、自然の恵みをそのまま食卓にのせた心温まる味のおもてなし、そして澄んだ空気と四季折々の自然が心と体を癒してくれます。

京馬車は、トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場までを結ぶ観光馬車です。馬のゆっくりとした歩みで進む馬車の時間は、のんびり、ゆったり。川沿いの道を行けば、鳥のさえずり、風に揺れる木々、川の流れなど、自然の中にある音と、馬の歩く「パカパカ」という音が、心にしみわたります。トロッコ亀岡駅へ戻る周遊コースや餌やりの体験もあります。