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大阪歴史博物館
「歴史と対話し、現在、そして未来を考える」大阪歴史博物館
難波宮(なにわのみや)跡公園に隣接する大阪歴史博物館。7世紀の宮殿、難波宮の遺構が保存され、大阪の歴史を研究・紹介しています。主に飛鳥時代から近代までの実物資料が展示され、体験型イベントも盛りだくさん。大阪の歴史と考古学の魅力を一気に味わえる歴史好きにはたまらない博物館です。地上57メートルの10階から眺める難波宮と大阪城の景色も圧巻です。

発見!難波宮大極殿!
まずは、エレベーターで10階に。足を踏み入れるとそこはもう奈良時代の難波宮の大極殿の中。原寸大に復元した空間では、直径70センチメートルもある朱塗りの円柱が立ち並び、官人たちが整列しています。大スクリーンでは宮廷の儀式のようすをわかりやすく解説。難波宮の発掘調査で出土した当時の土器や瓦・石材なども豊富に展示。想像したこともない古代の世界へ歴史体験がはじまります。

商業の町、船場に浸る
9階は中世近世のフロア。大坂の商業の中心である18世紀中頃の船場(せんば)を20分の1の縮尺で再現。大坂屈指の両替商であった千草屋(ちぐさや)、町人の学問所であった懐徳堂(かいとくどう)などが復元されています。通りには商家の旦那や若奥様の御寮人(ごりょん)さん、丁稚や北前船の船頭たちがにぎやかに往来し、活気あふれるなにわの町人たちの暮らしが、いきいきと繰り広げられています。

冒険!実物大の発掘現場!
10階から7階は常設展として大阪の古代から近代までを紹介しています。8階は「歴史を掘る」フロア。なにわ考古研究所です。フロア内に再現した発掘現場で、ワークシートを解きながら実際の調査方法や建物跡の見かたを学びましょう。遺跡から出土した植物の種を顕微鏡で観察したり、各時代の土器や石器を間近で見ることもできます。土器の立体パズルを組み立てて出土遺物の復元体験も。実物を見て触れて、考古学を身近に感じることができます。
観光地詳細
| 名称 | 大阪歴史博物館 |
|---|---|
| Webサイト | http://www.mus-his.city.osaka.jp/ |
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区大手前4-1-32 |
| アクセス | Osaka Metro谷町線・中央線谷町四丁目駅9号出口からすぐ |
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) 特別展会期中の金曜は20:00まで(入館は19:30まで) |
| 定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日~1月4日) |
| お問い合わせ先 | TEL: 06-6946-5728 |
| 料金 | 大人:600円、高校生・大学生:400円、中学生以下:無料 (特別展は別途料金が必要) |

