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へこはずしおこし
へこはずしおこしは、1679年(延宝7年)長崎街道の宿場町として賑わう松原宿で商家を営んでいた初代御厨四郎左衛門が中国の禅僧より製法を伝授したのが始まりと言われています。以後、永年の創意工夫を経て独特の風味と歯ざわりをもつ300年の伝統を守るお菓子です。

へこはずしの名前の意味としては、ある日お殿様がおこしを食べた時、あまりの美味しさに、へこ(ふんどし)がはずれているのも気づかず食べ、家来に恥をかいたことから、へこはずしと言い伝えられています。

江戸時代に造られた、北九州小倉と長崎を結ぶ約230kmの長崎街道には、25の宿場町がありました。そのうち、大村市内には大村宿と松原宿の2つの宿場があり、北端に位置する松原宿は南北約640m余りにわたって栄えていました。ここには、殿様などが宿泊する本陣や脇本陣はありませんでしたが、通行する際の休憩場として御茶屋が置かれ、幕末には71軒の家々が建ち並んでいました。戦前は大村市内で10軒、松原で3軒の店がおこしを作っていましたが、いまでは兵児葉寿司おこし本舗だけになってしまいました。
観光地詳細
| 名称 | 兵児葉寿司おこし本舗 |
|---|---|
| Webサイト | https://www.soraeki.com/view/category/shop11 |
| 所在地 | 長崎県大村市松原本町355 |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| お問い合わせ先 | TEL: 0957-55-8453 |