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熊野本宮温泉郷

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参拝前に身を清め、長旅で疲れた体を癒した温泉郷

和歌山県熊野の山のいで湯、熊野本宮温泉郷には、「湯の峰温泉」「川湯温泉」「渡瀬温泉」と3つの温泉があります。世界遺産である熊野本宮大社のお膝元のこのエリア、川に囲まれた大自然の中で歴史ある名湯と熊野古道ウォークをあわせて楽しみましょう。

川底から源泉が湧き出す 川湯温泉

川湯温泉は、その名のとおり川から湯が湧く温泉。前を流れる熊野川支流の大塔川(おおとうがわ)の川原を掘れば70度以上の源泉が湧き出します。自分の好きなところを掘って湯舟をつくり、熱ければ川の水を引いて温度調節するという野趣あふれた自分専用の露天風呂が作れます。夏は川遊びで冷えた体を温め、冬になれば川をせき止めて作る冬限定の広大な露天風呂「仙人風呂」を楽しめます。

世界遺産の温泉がある 湯の峰温泉

約1,800年前に発見されたという日本最古の温泉、湯の峰温泉。熊野へ詣でる前に、人々はここで身を清め、長旅の疲れを癒したとされる由緒ある温泉です。趣のある旅館や民宿が軒をならべる静かな温泉街には、世界遺産に登録されている温泉「つぼ湯」があります。一度に3名程、30分交代制で入浴ができます。日によって7回も湯の色が変化するといわれ、世界でも珍しい世界遺産に登録された入浴できる温泉です。

アウトドアアクティビティも楽しめる 渡瀬温泉

渡瀬温泉は、川湯と湯の峰の中間、熊野の山のふところの四村川(よむらがわ)沿いにあります。バンガローやキャンプ場もあり、釣りや川遊びなどアウトドアアクティビティも楽しめます。肌がなめらかになる「美人の湯」としても有名で、日帰りでも利用できる西日本最大級の源泉かけ流し大露天風呂や、ゆったりとした家族専用の貸切露天風呂などがあります。健康促進を目的としたさまざまな浴槽やトレーニングルームなどがあるクアハウスが大人気です。

温泉と併せて楽しむ食

湯の峰温泉の中心に、河原の真ん中に温泉が湧き出ている場所があります。四角い手すりで囲われた湯溜まりは「湯筒」と呼ばれ、約90度の温泉で卵や野菜を自分で茹でて食べることが出来ます。宿では、湧き出る湯を生かした温泉しゃぶしゃぶや温泉粥などが味わえるかもしれません。熊野の郷土料理「めはりずし」もぜひ、トライしましょう。高菜の浅漬けの葉でご飯を包んだおにぎりで、「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」「目を見張るほどおいしい」などが名前の由来といわれています。

観光地詳細

名称 熊野本宮温泉郷
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所在地 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
アクセス JR紀伊田辺駅から路線バスで約2時間
阪和自動車道・紀勢自動車道南紀田辺ICから車で約1時間
お問い合わせ先 TEL: 0735-42-0735(熊野本宮観光協会)

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