日本のお祭りに参加するには?
旅行者必読!その方法を知って、日本をもっと楽しもう!

お祭りは日本人の生活に密着し、古くからの文化を色濃く残します。お祭りの中には旅行客が参加できるものも多く、地域の人々と同じ体験を共有することが可能です。この記事では初めてお祭りに参加するあなたに向けて、屋台で体験できる遊び、パレードへの参加の仕方、お祭りを快適に過ごす方法などをご紹介します。

お祭りの中には旅行客の参加を歓迎するものも多くあり、参加をすることで日本の文化や歴史を学ぶこともできます。その地域に暮らす人々にとっての特別な機会を共有することは、旅行で訪れたあなたにとっても特別な体験になるはずです。

1.お祭りの楽しみ方

日本国内に何十万とあると言われるお祭り。そのほとんどは、地元民、観光客ともに対して開かれており、普段着で参加をすることができます。パレードを見て、写真を撮る。もちろんこれだけでも楽しいですが、もうちょっと踏み込んでみると、より深くお祭りを味わうことができます。その方法とは?

1.掛け声をだそう
掛け声は何の用意もしないで簡単にお祭りに参加できる方法。お神輿は「わっしょい」や「おいさ」、ねぶたは「らっせら、らっせら」、阿波踊り「ヤットサ、ヤットヤット」など、それぞれのお祭りには決まった掛け声があります。掛け声はパンフレットから知ることもできますが、ぜひ、周りの人に聞いてみてください。一緒に声を出せば、出演者も大喜び。一体感を感じることができます。

2.衣装を借り着よう
着物を着て参加すれば、さらに特別な思い出に。夏祭りは「浴衣」という簡単な着物を着るので、比較的気楽にトライすることができます。浴衣は自分で用意するほか、観光地ではレンタルできるところもあります。また、特定の衣装があるお祭りもあります。「法被(はっぴ)」という短いガウンのような形の衣装もあり、事前に申し込めば衣装を借りて参加したり、記念撮影ができる場合もあります。浴衣を着るときは、下駄や草履(サンダル)を履くので、足が痛くなることも。絆創膏やテーピングなどのケアをお忘れなく。

3.一緒に踊ってみよう
さあ、気分が盛り上がってきたら、一緒に踊りましょう!日本の祭りの踊りは、同じ動きをループするものが多く、誰でも見よう見まねで踊ることができます。代表的な踊りの祭りである阿波踊りには「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン」という言葉があります。これはどの祭りにも言えること。頭を空っぽにして楽しんでください。

2.屋台の楽しみ方

お祭りのもう一つの楽しみは、屋台。簡単な屋根を付けた可動式のお店で、食べ物やおもちゃを買ったり、ゲームを楽しんだりすることができます。屋台では、歩きながら食べられる簡単な軽食を買うことができます。たこ焼き、焼きそば、たい焼きなどの日本ならではのものに加え、フライドポテトやケバブ、フランクフルト(ソーセージ)など、世界中で食べられているものもあります。また、地方によって食べられるものにも特色があり、シーフードや郷土料理などの屋台が並んでいる場合もあります。

昔から子どもたちにとって、屋台でできるゲームはお祭りの大きな楽しみ。金魚すくい、射的、ヨーヨー釣り、輪投げなど、古くからの日本の子どもの遊びを体験することができます。また、飴細工、熊手、だるま、羽子板など、日本の伝統を感じられるものを販売している屋台もあります。

3.神輿の担ぎ方

日本の祭りと言えばお神輿(みこし)!神様の乗り物であるお神輿をたくさんの人が担ぐ姿、掛け声。これは参加したくなりますね。でもこればかりは、飛び入りで参加できないのです。その理由は、お神輿がエキサイティングなだけではなく、とても神聖なものだからです。
お神輿は、神社に属するもので、神社は地域の住民で構成する「氏子(うじこ)」という組織を持ちます。氏子たちはそろいの半纏(はんてん)という衣装を着ます。お祭りは周辺地域との交流、助け合いの場でもあるので、他の地域や団体から来て、一緒に神輿を担ぐこともあります。半纏はその人の所属を明らかにするためのものでもあるので、半纏を着ない所属のわからない人は参加することができないのです。
「では外国人は参加できないの?」とがっかりしないで。参加する方法はあります。それは、その町内に住む、神輿同好会・愛好会に入る、前記いずれかに属する人を通じて紹介してもらうという方法です。しかし、外国人旅行者の場合、このいずれも非常に難しいのが実情。お神輿同好会(愛好会)から特別な許可を得た人・団体や、ツアー会社、体験型イベント専門家に頼むのがベストの方法です。

お神輿を担ぐ場合は、事前に、神輿の担ぎ方、マナー、ルーツなどを教えてもらう必要があります。お神輿を担ぐことはとても神聖な行為なので、マナーはとても大事。それぞれのお祭りの決まり事をきちんと学んでから、お神輿に参加するのが礼儀です。
排他的に聞こえますが、コミュニティに入れば、多くの祭りは国籍に関わらず参加者を歓迎してくれます。お神輿を担ぐようになれば、立派なコミュニティの一員。お神輿を通じて、地元に溶け込みましょう。

4.踊りの楽しみ方

日本のお祭りの踊りは、同じ動きを繰り返すものが多いので、だれでも簡単にやってみることができます。その楽しみ方をご紹介します。
盆踊り:夏の季節、日本各地で行われる盆踊り。やぐらを中心にぐるぐる輪になって踊ります。誰にでも解放されており、時間中好きな時に踊ることができるので、気軽に参加することができます。
パレード系の踊り:パフォーマーのパレードを見るだけではなく、観客が一緒に踊れるお祭りもあります。参加方法は①誰でも飛び入り参加できる時間が用意されているケースと、②希望者が決まった時間に集合し踊り方を習って参加するケースがあります。祭りによっては衣装を着ないと参加できない踊りもあります
せっかくのお祭り、一緒に踊れば楽しさは倍増!一緒に体を動かせば、日本文化を肌で感じ、友達を作ることもできます。ぜひ、一緒に踊りの輪に入ってみましょう。

5.祭り関連施設

お祭りに行ったらぜひ訪れてほしいのが、「祭り会館」や「祭り記念館」などのミュージアム。大きなお祭りのある所には、たいていこのような施設があり、多言語対応されていることがほとんど。
そこでは使われる道具や歴史に関する展示があり、より深く学ぶことができます。さらに、山車や神輿などの保管場所となっている施設も多くあります。お祭り本番では人混みや距離でよく見られないものも、本物をじっくり見るチャンスです。また、職人さんから話を聞いたり、衣装体験や記念撮影をできることも。グルメや周辺観光など、地元情報を得ることもできるので、祭りの前後にぜひ訪れていただきたい場所です。

6.持ち物

お祭りに行くときに注意したいのは、荷物をできるだけ小さくすること。大きな荷物は必ずホテルに預けましょう。人混みも多く、祭り会場で荷物を預けられるところは少ないからです。また、踊りたい場合は特に荷物を小さくすることをお勧めします。
次に重要なのが、現金を用意すること。祭りの屋台はクレジットカードや電子マネーはほとんど使えません。売っているものもたいてい安いので、小銭や1000円札を用意しましょう。
そして、忘れてならないのは、暑さ対策。日本がお祭りシーズンを迎える夏はとんでもなく暑いです。タオル、飲み物、そして日よけは必須。万が一の怪我や病気のためにIDも持ってきてください。

7.アクセス・宿泊

祭りに行くためには電車やバスなど公共交通機関を使うことをお勧めします。乗用車で行くと、渋滞、駐車場が少ないことに加え、交通規制により通れない道もあるからです。お祭りのときは電車やバスは臨時便が出ることもありますが、大変込み合います。早めに動いて、ゆっくり観光も楽しみましょう。また、お祭りの時期に近隣で当日宿泊できる施設はほとんどありませんので、お祭り数ヶ月前からの事前予約が必要です。

8.おみやげ

旅の締めくくりはやっぱりお土産。地元の名産のほか、手ぬぐい、タオル、半纏、Tシャツなど、お祭りの関連グッズを買うこともできます。お勧めは手ぬぐい!小さく折りたため、柄も選べ、旅の途中スカーフや帽子代わりにも使うことができます。

空席照会・予約