日本の冬の祭り7選!
冬ならではのお祭りや伝統的な風習をご紹介。

日本では12月から2月ごろが冬だと考えられ、とても寒い季節になります。
冬は、大晦日・正月もあり、一年を振り返り、決意を新たにする季節。年間で一番多くの伝統的風習が残る時期でもあります。
それらの風習には、寒さの中で身を清めたり、自らを鍛える修行を行う伝統があるため、冬の祭りは寒さに挑むものが多いのも特徴です。
そんな祭りの神髄が感じられる季節、ぜひ日本各地のお祭りを体験してみてはいかがでしょうか。

一番寒い時期にあえて裸になったり、寒いところに行ったり、また寒空に美しく映える自然や芸術を楽しむことができる、個性豊かな祭りがあふれる季節です。
この時期しかできない体験をして、日本の冬を楽しんでください。

西大寺会陽(さいだいじ えよう)

日本に数多くある「裸まつり」と呼ばれるものの中でも代表的なお祭りの一つ。極寒の中で10,000人もの裸の男たちが激しくぶつかり「宝木」を奪い合います。
このお祭りは500年続く仏教行事で、正月明けに仏僧が社会の平和と人々の幸福を祈る修行「修二会」が完了する際に行われるものです。
見どころは半裸の男たちによる宝木の激しい争奪戦「福男選び」。宝木を勝ち取った者は「福」が得られるといい、熱気で湯気が立ち上るほどの盛り上がりを見せます。
この「福男選び」は一般参加可能。事前予約は不要で、まわしや足袋もその場で購入できます。女性は、白装束で水に入り身を清めるという「女会陽」に参加できます。
「裸まつり」と呼ばれるものを見てみたい方から、限界に挑戦したい体力自慢まで、エキサイティングな経験ができること間違いありません。

詳細情報

お祭り名 西大寺会陽(さいだいじ えよう)
Webサイト http://www.okayama-cci.or.jp/activation/saidaijieyo.html
開催地 岡山県岡山市東区 西大寺
アクセス 岡山空港よりバス・JR赤穂線で約60分 (羽田空港から岡山空港:所要時間1時間15分)
お問い合わせ先 TEL: 086-942-0101(西大寺会陽奉賛会事務局)
開催日時 2月中旬
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 あり、中国語 あり
多言語チラシ 英語 あり、中国語 あり
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 なし、中国語 なし

層雲峡 氷瀑(ひょうばく)まつり

せっかく冬の日本に滞在するなら、とことん寒い世界を体験してみませんか?日本の最北に位置する北海道には、マイナス20℃の極寒体験ができる「層雲峡 氷瀑まつり」があります。
「氷瀑」は滝から落ちる水が寒さで凍ること。ここでは氷で造られた建造物や洞窟がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
色とりどりの照明が氷に反射する様は息を飲む美しさ。極寒の中でしか見ることができない光景を目にすれば、凍てつく寒さに耐えて足を運ぶ価値が分かるはずです。
そんな寒さを楽しめる体験型イベントも満載。アイスクライミングやチューブスライダーにチャレンジしたり、氷で作られたバーカウンターでお酒を飲んだりすることも可能です

詳細情報

お祭り名 層雲峡 氷瀑(ひょうばく)まつり
Webサイト http://www.sounkyo.net/hyoubaku/
開催地 北海道上川郡上川町層雲峡
アクセス 旭川空港からJR石北本線・路線バス乗継 3時間30分 (羽田空港から旭川空港:所要時間1時間40分)
お問い合わせ先 TEL: 01658-5-3350(層雲峡観光協会)
開催日時 1月下旬から3月中旬
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 あり、中国語 あり
多言語チラシ 英語 あり、中国語 あり
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 なし、中国語 なし

©松江市観光協会

片江墨つけとんど

世界にはインドのホーリーやスペインのトマト祭りなど、様々な「汚れる系」のお祭りがありますが、日本にももちろんあります!その一つがこの「片江墨つけとんど」。各家の主婦が真っ黒な墨を持ち出して、だれかれ構わず墨を付けて回ります。
トンドとは、松飾り(藁で作った正月の飾り)や年初の書道作品を燃やす行事。もともと、風呂場やかまどの煤を集めて水や御神酒で練ったものを顔に塗りましたが、現在は、この「トンド焼き」の炭を顔に付けます。
このお祭りの楽しさは、なんといっても墨付けの大騒ぎ!墨には魔除けの意味があると言われ、墨を付けられると1年間は風邪などひかず、海難にも遭わないと言われています。
美保関は日本の古い神話に深いかかわりのある地区です。汚れる系の祭りが好きな人はもちろん、地元の人たちに混ざって地域の風習を体験をしたい人、神話に基づく日本の原風景を知りたい人にもおすすめです。

詳細情報

お祭り名 片江墨つけとんど
Webサイト https://www.kankou-matsue.jp/
開催地 島根県八束郡美保関町片江 方結神社
アクセス 米子鬼太郎空港からJR境港線・バス乗継 約2時間 (羽田空港から米子鬼太郎空港:所要時間1時間20分)
お問い合わせ先 TEL: 0852-73-9001(松江観光協会 美保関町支部)
開催日時 1月上旬
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 なし、中国語 なし
多言語チラシ 英語 なし、中国語 なし
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 なし、中国語 なし

青島裸まいり

この青島裸詣りは、青島神社横の海岸で行われ、400人を超える老若男女がふんどし(女性は白装束)で海岸に集結。心身を清める禊(みそぎ)を行い、青島神社にお参りをします。
この祭りは、この神社で祀る神様が海の神のもとから帰国したときの古事に由来。急な帰国で、衣服をまとう暇もなかった村の人々は、大急ぎで丸裸の姿で取り急ぎお迎えしたということです。
南国宮崎で行われるこの裸まいりは、なんだか明るい雰囲気。参加者は「わっしょい」と言いながら海岸を走り、海に入ります。そして今度はアイスバケツチャレンジのようにバケツの水を浴びる。温暖な地域といえども、やはり水は冷たく、参加者は大騒ぎ。一緒に騒げば一体感も生まれます。
日本には「裸の付き合い」という言葉があり、嘘偽りのない、本音の付き合いを表します。あなたも参加して、地元の方やほかの地域や国から来た人とも「裸の付き合い」を始めませんか?

詳細情報

お祭り名 青島裸まいり
Webサイト https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/culture/events/89166.html
開催地 宮崎県宮崎市青島神社
アクセス 宮崎空港からバス 25分(羽田空港から宮崎空港:所要時間1時間40分)
お問い合わせ先 TEL: 0985-65-1231(青島地域センター)
開催日時 1月中旬
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 なし、中国語 なし
多言語チラシ 英語 なし、中国語 なし
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 なし、中国語 なし

©黒石寺

黒石寺蘇民祭(こくせきいじ そみんさい)

旧暦正月七日に当たる夜、厳寒積雪の寺で行われる「蘇民祭」。心身を清める禊(みそぎ)であり、ふんどしだけを身に着けて行われます。
この祭りの由来は、人間に化身した神様に対し、貧しくも心優しい男性が精いっぱいのもてなしをした逸話にあります。その男性の名が「蘇民」であり、その子孫である証の入った「蘇民袋」を奪い合う祭りです。
参加者は祭り1週間前から肉や魚・飲酒を断たなければいけません。当日は極寒の川で身を清め、護摩行(積み上げられた松の木に登って火の粉をあびて身を清める)を行い、3時間にわたる蘇民袋を巡る激闘に参加します。
氷点下、寒冷積雪の中で行われるこの神事は、神聖かつ原始の雰囲気を残しています。よりストイックな祭りの本質に触れたい上級者にお勧めします。

詳細情報

お祭り名 黒石寺蘇民祭(こくせきいじ そみんさい)
Webサイト https://www.kokusekiji.jp/cont2/main.html
開催地 岩手県奥州市 黒石寺
アクセス 仙台空港からバス、東北新幹線、東北本線乗継 約2時間。
お問い合わせ先 TEL: 0197-26-4168(黒石寺)
開催日時 1月下旬〜2月上旬頃
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 あり、中国語 あり
多言語チラシ 英語 あり、中国語 あり
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 あり、中国語 なし

秩父夜祭

秩父夜祭は、絢爛豪華なユネスコ無形文化遺産登録の冬の曳山祭り。
およそ300年前に秩父神社に立った絹織物の市、「絹大市」(きぬのたかまち)に由来し、この市の経済的な発展と共に、盛大に行われるようになりました。
見どころは、なんといっても豪華な曳き屋台。曳き屋台は舞台に変形し、その上で歌舞伎も行われます。そして、澄み切った冬空に花火が打ち上げられると、屋台の美しさとともに冬空を彩り、お祭りは最高潮を迎えます。
この祭りでぜひ体験していただきたいのは、曳き屋台の豪華さと歴史。すべて木製で「ギーギー」と車輪が軋む音、電球ではなく蝋燭の灯で光る提灯。それらの音、色、におい、すべてがタイムスリップしたような感覚を起こさせます。歴史に触れたい方、日本の美、工芸に興味のある方にぜひ見ていただきたいお祭りです。

詳細情報

お祭り名 秩父夜祭
Webサイト http://www.chichibu-matsuri.jp/yomatsuri/
開催地 埼玉県秩父市
アクセス 羽田空港からモノレール、JR、西武池袋線乗継 約2時間45分
お問い合わせ先 TEL: 0494-21-2277(秩父観光協会)
開催日時 12月2日・3日(毎年同日程)
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 あり、中国語 なし
多言語チラシ 英語 あり、中国語 あり
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 あり、中国語 なし

©福島市

信夫三山暁(しのぶさんざんあかつき)まいり

「わらじ」とは、日本で昔から使用されてきた、藁で編んだサンダルのこと。信夫三山暁は、巨大なわらじを担いで山を登り、それを神社に奉納するお祭りです。
この祭りは、昔、羽黒神社に安置されていた大きな仏像に合わせてわらじを作って奉納したことに起因します。そこから、健脚、身体強健、転じて五穀豊穣、家内安全を祈る祭りとなりました。
見どころは、長さ12m、日本最大の大わらじを白装束の担ぎ手100人が担ぐ様子。見物人がわらじを担ぐことはできませんが、ふもとから綱を引きながらゆっくり登っていく行程は誰でも随行可能です。
もっと動きたい方には福男福女競争への参加がお勧め。1.3㎞、標高差300mの山道を競争し、上位者には賞品が授与されます。雪の残る山道を奪取する脚自慢も多数参加。また、ゆっくり走ることもできるので、家族連れでもOK。アクティブなアスリートも、健康祈願をしたい人も、楽しめるお祭りです。

詳細情報

お祭り名 信夫三山暁(しのぶさんざんあかつき)まいり
Webサイト https://www.f-kankou.jp/matsuri-akatsukimairi/
開催地 福島県福島市 信夫山 羽黒神社
アクセス 福島空港からバス・新幹線乗継 約2時間
お問い合わせ先 TEL: 024-525-3720(信夫三山奉賛会)
開催日時 2月10日・11日(毎年同日程)
会場に多言語対応可能なスタッフ 英語 なし、中国語 なし
多言語チラシ 英語 なし、中国語 なし
お祭り日以外の問い合わせ受付体制 英語 なし、中国語 なし

空席照会・予約