妙義神社

妙義山は、赤城山、榛名山とともに上毛（現在の群馬県）三山に数えられる名峰です。妙義山は複数の山の総称で、南側の白雲山（はくうんざん）・金洞山（こんどうざん）・金鶏山（きんけいざん）が「表妙義」。北側の谷急山（やきゅうやま）・丁須の頭（ちょうすのかしら）・御岳（おんたけ）が「裏妙義」と呼ばれています。切り立つような奇岩が林立する山容は日本三奇勝の一つにも数えられています。大自然が造り出した神秘的な風景は、特に春の新緑、燃えるような紅葉に彩られる秋が絶景です。白雲山の中腹にある白い「大」の字は「妙義大権現」の「大」。これが、古くは旅人達の目印となっていました。

妙義山には、奇岩がそびえる山肌を見ながらの絶景ドライブルートがあります。人気の自動車漫画「イニシャルD」の舞台にもなっていることから一部の車好きにとっては聖地巡礼のスポットとしても有名です。アップダウンやS字カーブが多い峠道のドライブでは、春の桜、秋の紅葉など四季折々の妙義山の絶景を楽しむことができます。