第19-033号
2019年7月11日

国際線の機内空間を一新し、最上級のくつろぎ空間を実現します

~ファーストクラス・ビジネスクラスに約10年ぶりとなる新シートを導入します~
~ビジネスクラスはレイアウト変更により過去最大の広さを実現、ANA初のドア付個室型シートです~


  ANAは、この夏より導入する長距離国際線主力機のボーイング777-300ER型機の機内を最上級のくつろぎ空間に一新します。

 ANAでは2010年に日本で初めてビジネスクラスに全席通路アクセス可能なフルフラットシートを導入したほか、恒常的なサービス改善に取り組み、SKYTRAX社の7年連続5スターなど高い評価をいただいてきました。

 今回、機内デザイン監修に日本を代表する建築家・隈研吾氏とイギリスのデザイン会社Acumenを迎え、先進的でありながらも日本らしさを感じていただける機内空間へ生まれ変わります。ファーストクラス・ビジネスクラスに約10年ぶりに導入する新シートは、両クラスともにドア付の個室型ワイドシートでプライベート空間に加え、これまでにない広さと寝心地を実現し、最上級のくつろぎ空間をご提供します。また、機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4K対応のモニターを導入します。2019年3月に一新した寝具や食器、アメニティ、事前ミールオーダーサービスと合わせて、これまで以上にお客様お一人おひとりの多様な過ごし方にお応えしてまいります。

 機内に足を踏み入れた瞬間からはじまるANAの新たな国際線にどうぞご期待ください。

1.概要

  • (1)対象機材:
    国際線ボーイング777-300ER型機 12機(212席仕様)
  • (2)導入時期、路線:
    2019年8月2日より東京(羽田)-ロンドン線(NH211便/NH212便)にて運航開始予定。
  • ※デイリー(毎日)運航は8月末から9月上旬ごろの開始を予定しており、それまでの間は隔日(8月は偶数日、9月は奇数日)に運航いたします。
  • ※予定は予告なく変更する場合がございます。詳しくは、弊社ホームページもしくは予約センターでご確認ください。

2.機内デザイン監修について

 日本を代表する建築家・隈研吾氏に総合監修を、世界の航空会社の内装を手掛けるイギリスのデザイン会社Acumenに機内空間をデザインしていただきました。ANAとして初めて海外のデザイン会社に機内デザインを依頼し、先進的で洗練された内装を作り上げました。また、日本を代表する建築家・隈研吾氏にも監修いただき、先進的でありながらも日本らしさを感じていただける機内空間を実現しました。

3.新ファーストクラスシート「THE Suite」について

 新ファーストクラスシート”THE Suite”は、居住性・機能性を最大限に高め、極上のくつろぎを味わえる唯一無二の空間にふさわしいシートです。広さや座り心地はもとより、シートデザインやファブリックの色合いに至るまで洗練されたシートで、5つ星ホテルのようなくつろぎ空間をご提供します。

■特徴

  • ・ANAとして最大となる広さを実現したドア付個室型シートです。
  • ・全席ドア付個室スタイルで完全なプライベート空間を実現しました。
  • ・43インチの大型モニター(現行:23インチ)を装着。機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4KならびにフルHD画質にて機内番組を視聴いただけます。
    ※4K対応番組はビデオコンテンツから開始し、今後は映画にも拡大予定です。
  • ・可動式パーティションによってペア利用にも対応(中央席のみ)。お連れ様とのプライベート空間で会話やお食事などをお楽しみいただけます。

4.新ビジネスクラスシート「THE Room」について

 新ビジネスクラスシート“THE Room”は、全席通路アクセスというこれまでのシートの良さを残しつつ、ビジネスクラスとしてはANA初となるドア付個室型シートです。世界最大級のシート幅、寝心地にこだわったシートクッションなど、自宅のようなくつろぎ空間をご提供します。

■特徴

  • ・ビジネスクラスは進行方向と逆向きのシートと前後の向きを互い違いに配列することで、世界最大級の居住空間を実現しました。
  • ・最大幅は現行シートの約2倍となるANA史上最大の広さを実現したワイドシートです。
  • ・ANA初となる全席ドア付個室型シートで完全なプライベート空間を実現しました。
  • ・24インチの大型モニター(現行17インチ)を装着。機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4KならびにフルHD画質にて機内番組を視聴いただけます。
    ※4K対応番組はビデオコンテンツから開始し、今後は映画にも拡大予定です
  • ・可動式パーティションによってペア利用にも対応(中央席のみ)。お連れ様とプライベート空間で会話やお食事などをお楽しみいただけます。

5.プレミアムエコノミーシート、エコノミーシートについて

 クラス世界最大となるタッチパネル式パーソナルモニター(プレミアムエコノミー15.6インチ、エコノミークラス13.3インチ)、6方向に調整可能なヘッドレストを装着した最新シートを本年4月より就航しているボーイング787-10型機同様に採用し、居住性や機能性を追求しました。色は同じでも一つ一つ異なる柄のファブリックを採用することで、統一感がありながらも楽しい旅の空間を演出しています。
※エコノミークラス最前列のモニターは11.6インチ

6.機内エンターテイメントについて

 旅のはじめから終わりまで自由で快適におくつろぎいただけるよう、機内エンターテイメントコンテンツを充実させるとともに、機能を拡充しました。

  • ・「MY SKY CHANNEL」について
    ANAアプリの中にエンターテイメント機能「MY SKY CHANNEL」を追加します。事前にANAアプリにて機内プログラムを確認、お気に入りリストを作成し、機内にてスマートフォンをパーソナルモニターへ接続することで、機内で事前に作成したお気に入りリストのプログラムの再生が可能です。
    • ※機内エンターテイメントとの連動は、ボーイング777-300ER型機の新造機、ボーイング787-10型機でのサービス提供です。タブレット端末ではご利用いただけません。
  • ・機外カメラを搭載し、離着陸時のダイナミックな映像をお楽しみいただけます。
  • ・上空でのお食事など機内サービスのタイミングをパーソナルモニター上に表示することで、機内サービスの時間を事前に把握することができ、機内での時間をより自由にお過ごしいただけます。
  • ・パーソナルモニター上で照明やリクライニング操作が可能となります。(ファーストクラス、ビジネスクラスのみ)

7.眠りにこだわった技術・設備について

 ファーストクラスとビジネスクラスにおいて、最上級のくつろぎ空間の中でゆっくりとお休みいただけるよう様々な工夫を凝らしました。2019年3月に一新した羽毛布団や多機能まくら、キャビンウェアなどとともに、より快適な旅をご提供します。

  • (1)西川株式会社(以下、西川)との共同開発によるシートクッション
    • ・ファーストクラス、ビジネスクラスには、西川のマットレスの快適さを取り入れるために共同で開発した特殊立体構造ウレタンをシートに内蔵しました。効率的に体圧を分散する構造で、良好な寝姿勢を維持します。また荷重の高い肩や腰部には、効果的なカーブスリットを施し、フィット性、体圧分散性、通気性を向上させ、質の良い眠りを提供する環境を整えました。座り心地に加え、寝心地まで追求した新感覚クッションです。航空機シート用クッション製作にあたっては様々な要件をクリアする必要があり、航空機クッション製作の実績のある横浜フォームラバー(株)の協力を得て開発を行いました。
  • (2)パナソニック株式会社(以下、パナソニック)製のスペシャル照明
    • ・パナソニック監修のもと、読書灯や食事灯などのライトをそれぞれの用途に合わせた位置や色に設定しました。また睡眠時や起床時に適した明かりが点灯するウェイクアップモードを内蔵し、快適な眠りと目覚めをサポートします。

8.機内設備について

 ご搭乗いただいた瞬間から日本らしさとともにANAのおもてなしを感じていただけるよう、お客様をお迎えするエントランスやバーカウンターの機能を充実させました。

  • ・アーチ型の天井で開放感のあるエントランスエリアには、大型のウェルカムモニターや雲をイメージしたローラーブラインドを設置し、すっきりとした空間でお客様をお迎えします。
  • ・バーカウンターに設置されたパネルはライトを照らすことにより和紙のデザインが映し出され、日本らしさを感じていただくとともにやわらかい雰囲気を演出します。
  • ・ビジネスクラスには、お客様ご自身でワインやその他の飲み物などをご自由にお取りいただける冷蔵機能を備えたバーカウンターを設置しました。

9.機内食・機用品について

 2019年3月に一新した和食器に続いて、本年秋からは洋食器をリニューアルします。伝統的なフレンチスタイルにモダンと日本を感じるアクセントを加えた新洋食器で、食事をお楽しみいただけます。また、2019年3月に拡大した事前ミールオーダーサービスでは、ご搭乗便以外のコラボレーションメニューもお選びいただけます。2019年8月の欧米路線では、アジア路線で提供の「新門前 米村」とのコラボレーション洋食を含め6種類のメニューをご用意しています。

隈 研吾氏

建築家、東京大学教授。1954年生。1979年、東京大学大学院建築学専攻修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授を経て、2009年より現職。1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞、2010年「根津美術館」で毎日芸術賞、その他、国内外からの受賞多数。近作に、サントリー美術館、浅草文化観光センター、アオーレ長岡、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ、V&A Dundee等があり、国内外で多数のプロジェクトが進行中。新国立競技場の設計にも携わる。著書に『自然な建築』(岩波新書)、『小さな建築』(岩波新書)、『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)、『広場』(淡交社)、『場所原論』(I、II)等。

アキュメン デザイン アソシエイツは、イギリス ロンドンを拠点とした数々の受賞歴を誇るデザインコンサルティング会社。40年近くのあいだ世界的な成功をおさめ、数多くのクライアントのために、市場をリードする製品や素晴らしい顧客体験を世に送り出している。「人々の生活をもっと良いものへ」という想いのもと、それに情熱を傾けるクリエイティブなプランナー、デザイナー、ブランドスペシャリストのチームで構成されており、得意とする分野は航空・運輸部門。長年にわたり航空機の内装デザインにおいて、専門的な技術力を養っている。また、起業家精神とベンチャーパートナーシップビジネスモデルにより、ライフサイエンスやFMCGグッズ(日用消費財)など、さまざまな分野でも活躍。とりわけ航空部門では独創的なアプローチで絶えず既存のものに挑み続け、結果多くの国際特許を取得し、業界をリードし続けてきた。たとえば1996年に、ブリティッシュ エアウェイズの象徴的なBed-in-the-Sky(ベッド イン ザ スカイ)を開発。近年では、世界初3部屋付きVIPスイートThe Residence (ザ レジデンス)を、エティハド航空のために開発。世界中のあらゆる航空会社の45以上のプロジェクトに参画し、乗客のこれまでにない期待とニーズに応えつづけている。

以上

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