ANAグループ ダイバーシティ&インクルージョン宣言

ANA グループは、グループ全体でダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。年齢・国籍・性別・価値観・障がいの有無などの「多様性」を尊重し、それを「強み」に更なる変革を起こせるよう、様々な取り組みを推進しています。

2015 年4 月には、ANA グループCEO 自らが「ダイバーシティ& インクルージョン宣言」を発表しました。 女性をはじめ、障がい者、シニア、外国籍社員など多様な人財の活躍を推進するための専任組織を設け、 働き方改革の推進とともに、環境整備にも取り組んでいます。

私たちは

  • 「ダイバーシティ&インクルージョン」を新しい価値創造(イノベーション)の源泉と考え、社員の多様性を大切にします。
  • 一人ひとりが自らの強みを存分に発揮でき、その強みを最大限活かす職場づくりに取り組みます。
  • 誰もがいきいきとやりがいを持って働くことで、揺るぎない信頼とたゆまぬ変革を生み出すANA グループを創ります。

ANAグループでは「真に多様性を活かせる集団」となるため、人種・年齢・性別・所属・役割・価値観などの違いを超えてオープンに議論し 、互いを高め合いながらグループ全体の力に変えていく風土を目指しています。

推進の仕組み

フォーラム・セミナー

2018年11月30日、第4回目となる「ANAグループダイバーシティ&インクルージョンフォーラム」を開催。

今回は、ANAグループ各社から各部署の管理職を中心に、約200名が集結!今年のテーマは「“Inclusion” It’s for everyone! ~多様な個性を尊重していますか?~」。

一人ひとりがお互いを尊重し、仲間とともに輝く未来に向かって、D&Iをさらに進める機会としました。

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グループでの取り組み

グループ社員一人ひとりの貴重な戦力をさらに活かすため、事業特性や専門性に応じて個社ごとに人財施策を立てることはもとより、ANA グループ各社が連携して、採用・配置・教育・研修・処遇を戦略的に推し進める「人づくり」を行っています。2007年には「ANA人財大学」を設置し、ANAグループ行動指針「ANA's Way」を軸としながら、グループ横断的に教育機会を提供しています。

集合研修では階層別研修に加え、組織をリードする人財を重点的に育成する選抜型研修「ANA グループビジネススクール」も開催しています。ビジネススキルの修得だけでなく、リベラルアーツや社外でのフィールドワークを通して自身の強みや感性を見つめ直し、得た気づきと学びを基に視野を拡げ、グループを牽引するリーダーを育成しています。

また、グループとしてのタレントマネジメントを強化し、各社内における活躍に留まらずグループ全体を活躍のフィールドとするグループアドバンスキャリア制度の整備など、高度の専門性をもつ人財がグループ内で切磋琢磨し、チームで成果をあげる強固なグループ体制を築いていきます。

そのほか、個性や役割に応じて自由に選択できるオープンセミナー・通信教育の充実、グループ会社間での相互出向や人財公募制度など、さまざまな形で横断的な人財育成を進めています。

主な取り組み
ANAグループビジネススクール
階層別研修などの集合研修に加え、組織をリードする人財を重点的に育成する選抜型研修「ANA グループビジネススクール」。

ビジネススキルだけでなく、リベラルアーツや社外でのフィールドワークを通して、自身の強みや感性を見つめ直し、視野を拡げ、グループを牽引するリーダーを育成しています。
ANAグループ中堅社員研修・新任管理職研修
様々な形でANA グループの仲間になった社員同士が、同じ階層になった時に何を思い、何を目指しているのか。自身の経験をもとに、あらゆる価値観の仲間たちと語り合い、その階層に必要なスキルを習得するとともに、グループ内でのネットワーキングを行っています。
ANAグループ人財公募制度
グループ内での会社横断的な人財育成・活用の促進や、グループの総合力を引き出す仕組みとして、グループ社員全体に対して、国内外の様々な部署への公募制度を実施しています。

グローバルでの取り組み

グローバルな事業展開の加速を下支えするため、国内外のANA全管理職の資格制度を「グローバルジョブバンド」のもとに標準化すると共に、HRプラットフォーム(人事制度の共通化)を整備し、国を越えた人財流動、最適配置化、積極的な育成・登用を進めています。教育面においては、国内・海外雇用社員合同研修の拡大や、グローバル人財に欠かせない教養(リベラルアーツ)や人権啓発なども拡充してきました。また、多様化するお客様のニーズに応えるため、外国人客室乗務員の採用を拡大し、客室センター内に「グローバル推進部」を立ち上げて対応力を強化しています。

また、ANAではグローバル対応強化を、人財開発方針の大きな柱としてキャリア開発体系に組み入れ、事務系総合職が入社後早いタイミングで海外での実務を経験し、国際感覚を磨くための「海外実務研修員制度」を設けているほか、オンライン語学研修会社EF社とのパートナー契約締結により、全社語学力目標の達成を図るなど、拡大する国際線事業の担い手となる人財の育成をより一層強化しています。

主な取り組み
海外実務研修員公募制度
世界のフィールドで自らの成長に挑戦し、グループの成長に貢献する人財の成長のステージとして、「海外実務研修員制度」を公募制で実施しています。
グローバルスキルアップトレーニング
グローバルステージで、グループを代表して業務を遂行する人財を重点的に養成するため、グローバルビジネスの場で必要なスキル、異文化理解プログラムが用意されています。
エクスチェンジプログラム
海外事業所における“次世代リーダーの育成” と、国内事業所における“内なるグローバル化” を目的として、海外雇用社員がその一翼を担えるよう、人財育成・登用の機会を拡げています。

女性活躍推進

会社や部署を超えたグループ内の女性管理職のネットワーキングを推進するため、「ANA-WINDS」(ANA-Women’s Innovative Network for Diversity)を立ち上げています。また、ANAでは、厚生労働省の「ポジティブ・アクション普及促進賛同企業」を表明するとともに、自社における女性活躍推進についての数値目標(2020年度末までに女性管理職比率15%)も掲げています。

ANAの女性活躍推進における数値目標(2020年度末迄)

女性役員2名以上登用(社外取締役を除く)
女性管理職比率15%
現状:14.6%(2019年4月実績)
総合職事務・客室乗務職掌における女性管理職比率30%
現状:27.6%(2019年4月実績)
主な取り組み
女性のエンパワーメント原則(WEPs)

ANAグループは、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが進める、企業経営者のリーダーシップによるジェンダー平等の促進等を示した、「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名しました。

女性のエンパワーメント原則
(WEPs)の詳細はこちら
ANA-WINDS

「ANA-WINDS」(ANA-Women's Innovative Network for Diversity)は、部門・職種を超えたANAグループの女性管理職の学びの場、また、女性管理職同士のネットワーク形成を目的として2014年度よりスタートしています。

ANA-WINDSの詳細はこちら
各種セミナーの開催

多くの女性が直面する「育児」「介護」などの課題に寄り添い、社外講師をお招きした講演会や、グループ内のロールモデルによるセミナーを開催し、さまざまな情報提供を行っています。

各種セミナーの開催の詳細はこちら

社員を支援する制度・取り組み

制度

両立支援
育児 介護
妊娠時短 介護休暇
妊娠通院休暇 短時間勤務制度
育児・看護休暇 短日数勤務制度
パパママ出産・育児休暇 介護日
短時間勤務制度 時間外労働免除、制限
短日数勤務制度 深夜業免除
育児日 -
時間外労働免除、制限 -
働き方改革
フレックス勤務制度
テレワーク制度
半日有給休暇
活躍支援(成長支援)制度
総合職転換制度
わくわく休職制度
配偶者転勤休職制度
退職者再雇用制度(客室乗務職対象)
海外実務研修制度
ANAグループ人財公募
ANAグループスマートチャレンジ
グローバルチャレンジ留学制度
社員向けオープンセミナー
通信教育/スクール費用補助制度
LGBT
同性パートナーの配偶者認定

取り組み

両立支援
育児 介護
ANA復職支援ガイドブック配布 ANA仕事と介護の両立支援ハンドブック配布
育児休職前・復職前面談 相談窓口設置(社内外)
相談窓口設置 介護セミナー・相談会
仕事と育児の両立支援セミナー 介護サービス紹介
育児休職者向け復職セミナー 介護費用補助
ベビーシッター、保育施設利用時の費用補助 在宅介護補助
休職中自己啓発e-learning 介護階層別研修
社内コミュニティ(Google+)による交流 -
ANAイクボス&イクメンHANDBOOK配布 -
Hello Baby Card -
働き方改革
「イクボス企業同盟」加盟
「パパの公休日」参画
ANAイクボス&イクメンHANDBOOK配布
イクボスセミナー
子ども職場参観日「ANAきっずでい」実施
他社とのコラボイベント(テレワーク・デイ等)
ノー残業デー実施
有給休暇の取得目標設定
活躍支援(成長支援)制度
ANA バーチャルハリウッドプログラム
LGBT
相談窓口設置
社員向け啓発プログラム

各種表彰・宣言

表彰
女性活躍推進 経済産業省 平成28年度 「なでしこ銘柄」選出
D&I 経済産業省 平成27年度 「新・ダイバーシティ経営企業100選」
LGBT wwP「PRIDE指標2016」において、最高評価の「ゴールド」
働き方改革 日本テレワーク協会「第16回テレワーク推進賞」優秀賞
総務省 平成28年度「テレワーク先駆者百選」選出
宣言
女性活躍推進 「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同
「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」署名
働き方改革 厚生労働省「イクボス宣言」にANAホールディングス片野坂CEOの宣言書を掲載
TOKYO働き方改革宣言企業

障がい者雇用の推進

グループ全社が法定雇用数を達成

ANAグループでは、2012年にANA人事部に「グループ障がい者雇用推進室」を設置し、グループ全体での障がい者雇用の取り組みを本格化しました。各社のノウハウをグループ全体で共有しながら、『ANAグループ障がい者採用サイト』の新設、『ANAグループ合同面接会』の実施等によって採用競争力を高め、計画的に雇用を拡大してきました。

こうしたグループ全体の取り組みと併行して各社が積極的な採用に取り組み、2015年4月、障害者雇用促進法の対象のグループ全37社が法定雇用率2.0%を達成しました。

ANAグループ障がい者雇用実績の推移

ANAグループ障がい者雇用実績の推移図

法定雇用数達成会社数推移(グループ37社)

法定雇用数達成会社数推移図(グループ37社)

障がいのある社員の活躍

現在、ANAグループでは550名を超える障がいのあるグループ社員が、安全運航やお客様へのサービスの提供、あるいは現場のスタッフを支える業務などで様々な役割を担い、一人ひとりがグループの貴重な戦力として仕事に打ち込んでいます。

大阪では、2013年5月にANAウィングフェローズ・ヴイ王子(株)とANAエアロサプライシステム(株)の共同事業として大阪ドキュメントセンターが設立され、20名の障がいのある社員が航空機の整備記録などを電子データ化する業務を行っています。これによって世界各地からの機体整備に関わる問い合わせにタイムリーに答えられるようになり、安全運航に大きく貢献をしています。さらに、多くの就業支援施設や特別支援学校の方が来訪するなど、地域からも注目され、2014年6月には大阪府知事と大阪市長の連名による感謝状も頂きました。 新しいウィンドウで開く。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。航空関連事業 大阪ドキュメントセンター詳細はこちら

大阪ドキュメントセンターの様子

また、神奈川県川崎市では2014年7月に殿町ビジネスセンター内にてコンビニエンスストアがオープンしました。スタッフ全員が障がいがあり、中には聴覚障がいのある社員もいます。しかし、言葉に替わるコミュニケーションを工夫しながら接客サービスに努めていくうちに、お客様が手話で挨拶してくださるようになるなど、他の店舗とは違った交流が生まれています。 新しいウィンドウで開く。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。外部事業 コンビニオペレーションセンター詳細はこちら

殿町ビジネスセンターのコンビニエンスストアスタッフ

ANAグループ障がい者雇用に関わる行動規範

ANAグループでは、人事担当者が中心となって障がい者雇用に関する理解を促進してきました。しかし、障がいのある社員がすべての職場にいる訳ではなく、グループ全体としては障がい者雇用に関する理解は必ずしも十分ではありません。そこで、グループ各社の人事担当者及び障がいのある社員合計50余名がANA研修センターでの合宿や策定会議にて何度も議論を重ね、ANAグループにおける障がい者雇用に関わる行動規範『3万6千人のスタート』を創り出しました。

グループ全社の法定雇用数達成を実現したいま、この『3万6千人のスタート』をベースに全社員が障がい者雇用について正しく理解、そして共感し、障がいのあるなしに関わらず全ての社員が活躍できるような強いANAグループになることを目指します。

私たちANAグループ各社は、障がい者雇用を法律で定められているからではなく、社会的公器の自然な責任として、更にはグループを支える貴重な戦力の確保と考えています。

そのために、グループの全社員が「障がい」とその多様性を正しく理解します。そして、共に働く仲間の強みを生かし、誰もが自信と誇りを持って働き、ひとりひとりが輝く、活力のある企業グループを目指し、以下を実践します。

  • 私たち全ての社員は、障がいに起因する働く上での不便さを解消するよう最大限の努力をします。
  • 私たちは互いに向き合い、個を尊重します。障がいをもつ社員は、自分の障がいにとって必要なサポートを周囲に伝え、理解を得られるよう働きかけます。
  • 私たちは「出来ないことではなく、出来ること」に着目し、無限の可能性を追求します。
  • ANAグループは、障がいのあるなしに関わらず事業の発展に必要な戦力として、すべての社員に活躍の機会を提供します。

グループ内転籍制度『スマートチャレンジ』

障がいのある人が仕事を続ける中では、キャリアアップを図るため新しい仕事に挑戦したいと考える人、一方では、職場環境の変化や障がいの進行等により現在の仕事を続けることが困難になる人が出るなど、様々な変化が生じます。

そこでANAグループでは、自分の強みを生かしながら働き続けることを可能とするために、グループ内の会社の枠を超えて、障がいのある社員が新しい業務にチャレンジ出来る制度として「スマートチャレンジ」制度を新設し、2015年6月1日より運用を開始しました。

障がい者雇用を促進する様々な活動

グループ担当者会議

2014年度のグループ担当者会議では、「ANAグループ障がい者雇用に関わる行動規範」策定の為の集中議論を行いました。ANAグループにおいて障がい者雇用をどのように捉え、行動し、どのような姿を目指していくのかを徹底的に話し合い、その思いを『3万6千人のスタート』に込めています。

  • 10月7日(月)~10月8日(火)(合宿)グループ障がい者雇用担当者会議(1)
  • 10月15日(火)~10月16日(水)(合宿)グループ障がい者雇用担当者会議(2)
  • 10月30日(水) 第1回『基本的マインド』策定会議
  • 11月12日(火) 第2回『基本的マインド』策定会議

ANAグループ障がい者合同面接会

7月22日に羽田のANA講堂で『ANAグループ障がい者合同面接会』を開催しました。2013年度の初開催から大阪地区開催も含めて8回目を迎えた今回は、159名のエントリーがありました。

面接終了後のアンケートでは、面接官やハローワーク職員、手話通訳も含めた会場スタッフの対応に対し、今まで以上に好評価をいただきました。「面接官がとても温かい人間味のある方で、緊張せずリラックスして面接に臨めた」、「短時間の面接だったが、質問にも丁寧に答えてくれ、良く話を聞いてくれた」、「3社併願したが全ての会社の面接官の人柄に惹かれた、ぜひANAグループの一員になりたいと思った」など、面接会という限られた場であるものの、面接官と応募者の心が通い合う場面が想像できるような嬉しい言葉も頂戴しました。

新しいウィンドウで開く。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。ANAグループ障がい者採用サイト詳細はこちら
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