マイルって普通のポイントとは違うの?
「ポイ活」なんて言葉があるこの頃ですから、みなさんも日頃からさまざまなポイントを貯めたり使ったりして、活用していると思います。ANAのマイルも、そうしたポイントと基本的な仕組みは一緒。「マイル=ポイント」と考えるとわかりやすいです。
マイルを活用するにあたっては、例えばショップの会員登録をするのと同じように、まずは無料で登録できるANAマイレージクラブの会員になることから始まります。
通常のポイントは、会員になったショップで買い物をするともらえるのが一般的ですが、ANAのマイルも航空券の購入が一番マイルの貯まりやすい場面となります。航空券の購入でもらえるマイルをフライトマイルと言いますが、その付与のされかた(積算条件)がちょっとユニークなんです。
というのも、もらえるマイルを決める時に、いわゆる買い物の代金にあたる航空券の運賃(国際線は予約クラス)のほかに、たとえば羽田~札幌のように、利用したフライトの飛行距離(基本マイレージ)が関係してくるからです。
ポイントではなく、なぜマイルと呼ぶの?
飛行機に乗ると特典がもらえるサービスは、もともと1980年代初頭にアメリカで始まったFFP(Frequent Flyer Program:フリークエント・フライヤー・プログラム)に端を発します。FFPでは特典を飛行距離ベースで算出していたことから、航空業界で一般的な距離の単位であるマイルが、そのまま特典の単位としても定着しました。
ANAでは、1993年からFFPの仕組みをベースとしたマイレージサービス「プログラムA」を国際線に導入。その後、1997年には国内線にもマイレージが採用され、ANAマイレージクラブが発足しました。現在のANAマイレージクラブでは通常のポイントと同じように、クレジット機能付きのANAカードでのお買い物などでもマイルが貯まるのですが、その際にもこうした背景からポイントではなくマイルを単位として使っています。
ANAのマイルの特徴
ANAマイレージクラブは、もともと頻繁にフライトを利用する人向けに生まれたFFPを参考に誕生したプログラム。ですので、やはりフライト周りで強みを発揮します。なかでも、貯まったマイルを特典航空券に交換してフライトできる点が大きな特徴です。
特典航空券だけではなく、搭乗便の座席アップグレードや宿泊、レンタカーといった旅のシーンでマイルが貯まる・使えるのも、ANAのマイルならではのメリットです。
またANAでは、もっとマイルを活用しやすい仕組みや環境作りに力を入れており、毎日の暮らしのなかでもマイルが貯まる・使える場面が次々と開拓&リリースされていることにも注目です。
例えば、普段の買い物や公共料金をクレジット機能付きのANAカードで支払うことでマイルが貯まったり、ANAのショッピングサイトではマイルで交換できる商品のラインナップがどんどん充実していたり、マイルでふるさと納税ができたり、マイルが貯まる保険や金融商品なども選べたり。
旅や日々の生活、ライフステージのさまざまな場面でマイルが貯めやすく、使いやすくなった今、お得さや便利さといった小さなハッピーはもちろん、夢の実現や新たなチャレンジに踏み出す一歩のためにマイルを活用できるようになったのも、ANAマイレージクラブの大きな魅力です。
今回のまとめ
旅はもちろん暮らしのなかでも、マイルが貯まる・使えるシーンが現在進行形で拡大中のANAマイレージクラブ。それと同時に、効率よくマイルを貯められる方法や、上手にメリットを活かせるマイルの使い方の選択肢も増えています。だからこそ、「マイルの教室」でANAのマイレージプログラムをおさらいし、自分のライフスタイルにぴったり合った、上手なマイルの活用法を見つけましょう。
- 記載の内容は2024年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
イラストレーター:Akiko Ishi