
繊細なガラス細工、きらびやかなオルゴール、柔らかなランプの灯火、さまざまな光できらめく小樽の街。
幾つもの光が集まる街「小樽」
小樽芸術村:ステンドグラス美術館

広々とした館内で輝くのは、実際に19〜20世紀にイギリスで制作されて使用されていたもの。
これほど近い距離で大きなステンドグラスを見られるのは珍しく、
ガラスによる繊細な表現が確認できる。

建物は、1923年に建てられた旧高橋倉庫をリノベーションしたもの。
往時の姿を残す木造の梁や柱は、小樽の歴史を今に伝えている。
小樽芸術村
- 住所:小樽市色内1-3-1[似鳥美術館]
- 電話番号:0134-31-1033
- 営業時間:5~10月 9:30~17:00/11~4月 10:00~16:00 ※入場は閉館30分前まで
- 定休日:5~10月 無休/11~4月 毎週水曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始
- ウェブサイト:小樽芸術村
小樽オルゴール堂 本館

大正4年に建築された、レンガ造りの建物を利用した小樽オルゴール堂 本館。
所狭しと並べられたたくさんのオルゴールは、約80,000点にも及ぶ。
ノスタルジックな館内に、優しい音色が響き渡る。

小樽オルゴール堂 本館の入口に建てられた蒸気時計をモチーフにしたオルゴールのほか
宝石箱のようなデザイン、アンティークのオルゴールまでさまざま。
小樽オルゴール堂 本館
- 住所:北海道小樽市住吉町4番1号
- 電話番号:0134-22-1108
-
営業時間:9:00~18:00/祝前日・金・土9:00~19:00(夏季のみ)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間に変更がある場合があります。詳しくはウェブサイトをご覧ください。 - 定休日:なし
- ウェブサイト:小樽オルゴール堂
北一硝子 三号館北一ホール

漁業用倉庫を改築した「北一ホール」。ひとたび中に入ると、
石油の香りと暗闇に光るランプの灯火が目に入る。
はじめはその暗さに驚くが、次第に目が慣れるとランプの優しい光が広がっていく。

ガラスの街として知られる小樽に、石油ランプの製造を開始した北一硝子。
電気が普及していない時代では、石油ランプは生活に欠かせないものだった。
北一ホールは、そんな当時の面影を体感できる貴重な場でもある。
北一硝子 三号館北一ホール
- 住所:北海道小樽市堺町7番26号
- 電話番号:0134-33-1993
- 営業時間:8:45~18:00(コロナ感染防止の観点等から変更あり)
- 定休日:なし
- ウェブサイト:北一硝子
小樽大正硝子館

大正の美を現代に伝える「大正硝子館」。
さまざまな彩りのガラス器に光を通すと、よりその個性が輝き出す。

当時の様式を継承した和風のガラス器や、
可愛らしいガラス細工がディスプレイされた建物は
小樽市の歴史的建造物に指定されている。
大正硝子館 本店
- 住所:北海道小樽市色内1-1-8
- 電話番号:0134-32-5101
- 営業時間:9:00〜19:00
- 定休日:なし
- ウェブサイト:大正硝子館 本店
小樽運河

北海道の開拓期に大きな役割を担い、小樽の海運を支えた小樽運河。
運河としての役割を終えた現代では、
散策路に灯された63基のガス灯が街を優しく照らし続けている。
小樽運河
- 住所:北海道小樽市港町5 小樽運河
- 記載の内容は2022年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。