長崎県大村市は、約9万7,000人が暮らすまち。1975年に世界初の海上空港として開港した長崎空港があり、国内と東アジアを結ぶ「長崎県の玄関口」としての役割も担っています。 2019年にオープンした県立・市立一体複合型図書館をはじめ、2022年には新幹線新駅の開業など、次々と運ばれてくる新しい風にのって、まちの未来がきらきらと輝きはじめています。
長崎空港
世界初の本格的な海上空港で、空港西側にある丘陵の花文字山には滑走路側の切土斜面に約5万本のツツジおよびサツキでNAGASAKIの文字が施されており、空港のシンボルとなっている。また、超音速旅客機のコンコルドが飛来したことのある日本の数少ない空港の1つです。
ガラスの砂浜
長崎空港へと向かう橋の手前に位置する森園公園のそばにある「ガラスの砂浜」。2016年に長崎県が大村湾の水質改善のため、廃ガラス再生砂を用いて造成した浅場です。
色とりどりのガラスの砂で砂浜が作られ、日に照らされてキラキラと輝きインスタ映えスポットとして話題です。
ボートレース発祥の地
大村ボート場は、1952年4月6日、全国で初めてモーターボート競走を開催した「ボートレース発祥の地」です。 以来、ボートレースはすでに半世紀以上の歴史を有し、今日もなお数多くのファンに支持されています。
天正遣欧少年使節顕彰の像
キリスト教の布教が進む中、宣教師ヴァリニャーノは、キリスト教の中心地ローマへの使節派遣を計画し、大村純忠、豊後の大友宗麟、島原の有馬春信、の名代として4人の少年が派遣されました。これが「天正遣欧少年使節」と呼ばれる日本初の公式ヨーロッパ訪問団で、ポルトガル、スペイン、そしてローマを訪れ、400年前のヨーロッパに日本という国を知らしめました。