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12月 国内旅行 ベストシーズンカレンダー

東京(イルミネーション)

(写真提供/(公財)東京観光財団)

東京の冬は夜がロマンティック。11月下旬頃から各地でイルミネーションが町を彩り、最も華やかなのはクリスマスイブまで。さらに年末年始にかけても町並みや建物がライトアップされ、東京の冬の風物詩になっています。

六本木の「東京ミッドタウン」は、11月下旬からクリスマスまで美しいイルミネーションで飾られイベントも開催されます。毎年、異なるテーマのショーが披露されるほか、ミッドタウン・ガーデンや外苑東通りの木々も光をまとい輝きます。

「六本木ヒルズ」は11月上旬からクリスマスまで、けやき坂通りの街路樹が約400mにわたってライトアップされます。白と青のライトが輝く並木道は、洗練されたオトナの雰囲気。

2016年に始まり東京を代表する冬のイルミネーションスポットとなったのが「青の洞窟SHIBUYA」。代々木公園のケヤキ並木に青いLEDが灯り幻想的な回廊(洞窟!?)に。代々木公園へと続く渋谷公園通りもブルーのライトが輝きます。例年、11月下旬に始まるイルミネーションは、代々木公園が12月末、渋谷公園通りは1月中旬まで光を放っています。

山形県(銀山温泉)

1456年に銀山が発見され、江戸初期の1631年頃に隆盛を極めた延沢銀山。1689年の廃山後は湯治場として栄え、現在も山形きっての温泉地として知られています。泉質はもちろんのこと、その魅力は郷愁漂う町の雰囲気にあります。町を貫く銀山川の両脇には、大正末期から昭和初期時代に立てられた洋風木造多層建築が立ち並び、まるで映画のセットのよう。一年中人気のある銀山温泉ですが、雪化粧に彩られた温泉街は息をのむ美しさ。12月後半~2月はとても人気があるため、川沿いの風情ある旅館は常に満室状態。早めの予約が肝心です。

山形の味覚といえば米沢牛。通年味わうことができますが冬場ならばすき焼きがよいでしょう。旅館や専門店で味わうことができます。また山形の秋の風物詩であり、代表的な郷土料理でもある芋煮もぜひ味わいたいもの。銀山温泉の起点となる山形市には芋煮をはじめとした郷土料理と、花笠まつりで踊られる花笠踊りを楽しめる食事処などがあります。

沖縄県

(写真提供/沖縄観光コンベンションビューロー)

1年を通してリゾート気分を楽しめる沖縄は、冬も変わらず人気の旅先。そして、この時期にしか体験できないのがホエールウォッチングです。毎年12~4月頃、ザトウクジラが、寒いアラスカ海域から出産と子育てのために沖縄沿岸に集まってきます。体長13~14mにもなるザトウクジラが水面からジャンプする迫力満点のブリーチングは圧巻!ときにかわいらしい子クジラに寄り添う母クジラの姿も楽しめます。

ザトウクジラが見られる海域は、沖縄本島北部の伊江島周辺から慶良間諸島周辺あたりまで。沖縄本島からの日帰りツアーもありますが、おすすめは慶良間諸島の宿に泊まってツアーに参加する方法。クジラが現れる海域まで近く、出没情報もたくさん集まっているので、手軽に、そしてより確実にクジラを見ることができます。

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