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    掲載日:2021.03.18

    日本にもエーゲ海があった?!ギリシャのリゾート気分が味わえるスポット

    ギリシャといえば、白亜の建物が青い海に映える街並みがイメージされます。実は、日本にもエーゲ海に浮かぶ美しいリゾート風景がそのまま運ばれてきたようなスポットがあるのをご存知でしょうか? 今回はギリシャのリゾート気分が味わえる全国のスポットをご紹介します。

    秩父ミューズパーク(埼玉県)

    秩父ミューズパークは、芸術・文化施設やスポーツ施設が1つに集まった複合公園です。その中には、音楽堂や野外ステージ、大人も子どもも遊べるアトラクション、テニスコートやプールがあり、1日をフルに楽しめる設備が充実。レストランや宿泊施設、温泉もあり、宿泊して利用することもできます。

    そんな秩父ミューズパークの中心にあるのが、「ミューズの泉」。ギリシャ神殿をイメージしたステージと円柱からなる噴水には、9体のミューズ像も建立されています。ミューズの泉は、大広場2,000m2、小広場800m2の3つからなる広々とした空間。訪れた人が水と親しみ、憩いの時間を持てるように設計されています。

    敷地内では、ミューズの泉以外もギリシャを意識した建造物があちこちで見られます。「パルテノン」は、ギリシャの神殿造りのデザインを模した柱がポイントの休憩施設。床面積282m2の吹き抜けには、160人が収容できます。サイクリングやアトラクションの合間に休憩するのにぴったりの場所。万一の災害時には、避難所としても利用されます。

    アクティビティやスポーツで汗を流したら、食事スポットへ。「ステンドハウス」は、ギリシャ神殿をイメージした建物。壁面にはステンドグラスがあしらわれ、太陽の光を受けて七色に変化します。建物の奥には軽食堂ピエリアがあり、ラーメンやうどんなどの軽食がいただけます。神殿や花を眺めながら、優雅に肉をグリルして食べられます。

    公園内は各所にいろいろな花が植栽され、周りは木々に囲まれた自然豊かな場所。春はチューリップやスイセン、秋はイチョウ並木やモミジと、変わる季節の風景が旅を彩ってくれます。

    秩父ミューズパーク

    住所:埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
    TEL:0494-25-1315
    営業時間:施設により異なる/無休
    URL:https://www.muse-park.com

    牛窓(岡山県)

    岡山県瀬戸内市内の牛窓町エリアは、温暖な気候でのオリーブ栽培、ヨットハーバーや夕日の景勝などから、「日本のエーゲ海」と称されています。牛窓には、エーゲ海のような施設や景色が港を中心に点在しています。

    「牛窓オリーブ園」は、1942年に瀬戸内海を見下ろす丘陵地につくられました。現在は10haの畑に2,000本のオリーブが植栽されています。オリーブ園内の散歩道を登ると、ショップがあり、ショップの3階と5階が展望台になっています。展望台からは、瀬戸内海の島々と牛窓の港がつくるエーゲ海のような景色を一望することが可能です。

    ショップの1階には、オリーブオイルやオリーブを使った化粧品、オリーブの木などが販売され、2階にはカフェがあります。カフェからもゆったりと瀬戸内海の風景を望むことができます。園内には、全4室の外国人向けにつくられた小さな宿泊施設もあり、現在は外国人だけでなく一般の人も泊まれるようになっています。

    「牛窓ヨットハーバー」は、ヨットやクルーザーが停泊する岡山県唯一の大型ヨットハーバーです。大小のヨットが460艇停泊し、遠くに島々が見える様子はまさにエーゲ海。牛窓に来たら、カメラを構えたい写真スポットです。

    日本オリーブ社の敷地内には、「プラトンのオリーブ樹」があります。こちらは、紀元前の哲学者プラトンが弟子に哲学を説いたと言われたオリーブ樹の子孫。山形県の医師がアテネにあるプラトンのオリーブ樹の実を持ち帰り、育てて寄贈されたものです。会社の敷地内にあるので立ち入ることはできませんが、県道から見ることができます。

    1990年に開業した「ホテルリマーニ」も牛窓のギリシャリゾート感を高めてくれる施設です。ホテルは白と青を基調とした色合いで統一され、プールやヤシの木もよりリゾート気分を高めてくれます。館内には、結婚式場やテラスレストラン、宴会場、和食レストラン、鉄板焼きレストラン、バーラウンジがあります。それぞれの施設の窓から海が眺められる場所もあり、隠れたビューポイントです。

    ホテルリマーニのエントランス吹き抜け。真っ白の天井の高い空間は、まさにギリシャ!
    レストランのテラス席は海を眺めるのにぴったりの特等席。地元の魚介類を使った、地中海料理がいただけます
    バーラウンジでは、夜の海の深い色を堪能しながらグラスが傾けられます
    牛窓

    住所:岡山県瀬戸内市牛窓町
    TEL:0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
    URL:http://www.i-setouchi.org

    道の駅小豆島オリーブ公園(香川県)

    小豆島は日本にオリーブ栽培が根付いた発祥の地。「道の駅小豆島オリーブ公園」は、その観光拠点として、発祥の地に建設された観光農園です。園内には、オリーブの機微が森をなしたエリアがあり、散策できるようになっています。そのほか、オリーブ記念館やハーブガーデン、遊具施設、宿泊施設もあり、ゆったりとした時間を過ごせます。オリーブ記念館の隣にある「ふれあい広場」は、ギリシャ風の空間。白亜の柱の向こうに青い海や小さな島々が見える風景は、エーゲ海のようです。

    道の駅小豆島オリーブ公園内には、「サン・オリーブ」という温浴施設とレストランの入った施設があるので、あわせて利用してみましょう。

    道の駅小豆島オリーブ公園の名物スポットとなっているのが「ギリシャ風車」です。こちらはギリシャ・ミロス島の姉妹島となっており、その友好の証として平成4年に建設されたもの。芝生の上で風を感じながらのんびりとした時間を過ごせます。映画「魔女の宅急便」の舞台になったことから、主人公キキになりきってほうきをまたいで写真を撮るのもおすすめ。魔法のほうきは、オリーブ記念館で貸し出されています。

    「オリーブ記念館」はオリーブについての資料が所蔵された施設。エントランスホールでは、フランスのルーブル美術館から寄贈されたオリーブの女神・アテナ像のレプリカが出迎えてくれます。

    オリーブ記念館にあるレストラン「オリヴァス」では、小豆島のオリーブオイルや食材を使った地中海料理がいただけます。ランチやカフェに利用してみましょう。

    道の駅小豆島オリーブ公園

    住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
    TEL:0879-82-2200(受付時間 8:30~17:00)
    営業時間:8:30~17:00/無休
    URL:https://www.olive-pk.jp/

    耕三寺博物館 未来心の丘(広島県)

    広島県・生口島にある「未来心の丘」は、地元で“母の寺”として親しまれている耕三寺にある博物館のアート空間です。耕三寺は、実業家の耕三寺耕三氏が晩年に母への感謝を込めて建立した寺。山門をくぐった先の広い敷地には、本堂をはじめ多くの建造物があり、15棟は国の登録有形文化財になっています。

    未来心の丘は、耕三寺境内の奥に設けられた5,000m2に及ぶ敷地に、瀬戸内海を見下ろすように造られた大理石の庭園。真っ白なアート空間は、想像の上をいく爽快なスペースとなっています。制作したのは、世界的な彫刻家・杭谷一東氏。大理石は、すべてイタリア・トスカーナ州カッラーラから運ばれたもので、石のひとつひとつと対話し、自然の光や風雨に調和したアートとして完成させたとのことです。このアートには、見るだけでなく、手でふれて、思い思いに想像をふくらませて欲しいという思いが込められています。

    未来心の丘の中心にあるのが、「光明の塔」。いくつもの大理石を越えて、三角形の塔のふもとまで行ってみましょう。塔の下で写真を撮るのもおすすめです。

    「亀玉の舞台」と題されたアート。瀬戸内海の自然が借景のようにのぞけるのがおもしろい景色となっています

    未来心の丘の中には、大理石で造られた「カフェ・クオーレ」もあります。カフェの中も真っ白な空間になっており、気持ちよくコーヒーを飲むことができます。瀬戸内海に面して窓が大きくとられているので、海や島々の眺めも抜群です。

    耕三寺博物館 未来心の丘

    住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
    TEL:0845-27-0800
    営業時間:9:00~17:00/無休
    URL:http://www.kousanji.or.jp/

    ヴィラ サントリーニ(高知県)

    ギリシャのサントリーニ島は、エーゲ海に浮かぶロマンチックな島。断崖絶壁に並ぶ白い建物が青い海に映え、見渡す限り青と白の世界をつくりだしています。「ヴィラ サントリーニ」は、その名のとおりサントリーニ島に立つホテルをイメージしたリゾートホテル。アーチの入口をくぐると、まるでギリシャに降り立ったように、どこまでも青と白のロケーションが広がります。プールやレストラン、客室のどこからでも海が眺められ、時間の限り、リラックスすることができるでしょう。

    2019年には新館ができ、ホテルライフに新しい楽しみができています。昼間の爽快な景色も素敵ですが、夕暮れにパラソルの下で街の明かりをゆったりと眺めるのもよさそうです。

    「メインダイニングローグ」では、高知県産の食材にこだわった創作イタリアンがいただけます。自然の風物をイメージした鮮やかで想像力をかきたてるメニューが自慢。シェフおまかせの驚きのあるコースもホテルを利用する楽しみの1つです。

    ヴィラサントリーニ

    住所:高知県土佐市宇佐町竜599-6
    TEL:088-856-0007(9:00~21:00)
    URL:https://www.villa-santorini.com/

    ギリシャを感じられるスポットは日本のあちこちにありました。青と白が映える景色を見ていると、「日本にエーゲ海はあった!」と錯覚しそうなほど。どのくらいギリシャに近いかどうか、訪れて実感してみてはいかがでしょうか。

    • 記載の内容は2021年3月現在のもので、変更となることがあります。
    • 税抜価格を表示しております。
    ライター:Nozomi Okamoto(verb)

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