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    掲載日:2021.04.30

    飛行機で行く手ぶらの釣り旅プラン 愛知県犬山市・入鹿池のワカサギ釣り

    東海地方の人気ワカサギ釣りスポット、入鹿池。レンタルタックルを完備しており観光がてらに手ぶらでも充分に楽しめるのが嬉しい。ワカサギは小さい魚だが、小気味よい引きと食味のよさで家族で楽しめるのが特徴だ。

    開放感に浸れるボート釣り

    ワカサギ釣りの写真
    小さなヒレに細い魚体。気品にあふれるワカサギは冬の人気ターゲット

    小もの釣りは実に趣き深い。中でもとりわけ人気が高いワカサギ釣りは、子どもでも楽しめる手軽さと大人を夢中にさせる奥深さが魅力。10㎝に満たないワカサギを釣るために、高感度のリールザオと細い仕掛け、そして小さなハリを使って繊細に誘う。穂先がプルプルと小刻みにシグナルを送ってくる瞬間がたまらない。軽く手首を返しつつリールを慎重に巻くと、美しいシルバーの魚体が宙を舞う。小ものならではの癒しの釣り。マニアックな面を持ちながらビギナーでもそこそこ釣れるので、彼女や家族を連れて出かけるにもってこい。優れた食味も大きな魅力で、釣りたてを天ぷらにして熱々を頬張れば、どんな食通も絶賛するに違いない。

    ボートで釣りをする人の写真
    池を移動してワカサギを釣る。手漕ぎより料金こそ高いがエレキモーターのボートが圧倒的に快適だ

    そんな魅力てんこ盛りのワカサギ釣り。多くの人は氷の張った湖での氷穴釣りやビニールハウスのようなドーム船での釣りをイメージすると思うが、全国的には手軽なレンタルボートの釣りが主流だ。中部地区を代表するワカサギスポットといえば、愛知県犬山市の入鹿池。2~3人でボートを借りて周囲に気兼ねなく楽しめるとあってファミリーやカップルにもリピーターが多い。

    ボートで釣りをする人の写真
    冬がシーズンのワカサギ釣りだが、いったん沈黙して再び梅雨期に食いが立つ

    入鹿池は外周が18㎞ほどある国内最大規模を誇る農業用のため池で、堤には老舗の見晴茶屋をはじめレンタルボート店が軒を並べる。セントレア空港からレンタカーを利用すれば、高速に乗ってわずか1時間という抜群のアクセスも魅力だ。エサはもちろん仕掛け付きの貸しザオセットも常備しているので手ぶらで出掛けても何ら問題ない。
    入鹿池ではシーズンごとに魚卵放流を盛んに行なっており、晩秋よりシーズンに入ると常連は100尾以上の釣果を上げる。中には複数本のサオを出して500尾以上の釣果を上げる猛者もいる。今シーズンも安定して釣れており、3月中旬の時点で多い人は200尾ほどの釣果を上げている。ちなみに入鹿池のワカサギ釣りシーズンは例年3月いっぱいとされている。最盛期の週末にはすべてのボートが出払うほど混雑するが、3月下旬ともなればフィールドは空いている。まさしく今がラストチャンスだ。

    入鹿池の写真
    入鹿池は国内最大規模のため池で、中部で有名なワカサギスポット。3月上旬には300尾釣った人も

    サクラが咲きほこるころにはいったん幕を下ろすが、入鹿池では6月から7月にかけて何と裏シーズンが開幕する。一部のマニアックな釣り人が通って好釣果を上げているので、腕に自信がある人はぜひ夏のワカサギ釣りにチャレンジしていただきたい。サイズも10㎝ほどあるので釣りごたえも十分だ。

    こまめな打ち返しが肝要

    ボートの写真
    ボートの上では身動きが取れないことを念頭にコンパクトにまとめて荷物を積み込む

    ボートのワカサギ釣りが未経験でも不安を感じる必要はない。当日の手順は簡単。まずは開店に合わせて店頭で受付。手漕ぎボートもしくは免許不要のエレキモーターボートのいずれかを借り、準備を整える。受付時によく釣れている場所を教えてくれるので、出船前にマップを使って位置を確認しておくこと。ボートを架けてある桟橋へ向かうとスタッフの方々が乗船をサポートしてくれる。ボートを出したら受付時に聞いたポイントを目指そう。

    ボート釣りの写真
    ワカサギが群れる場所にボートも集まるが、釣果には大きな差がつく。頻繁にエサを付け替えること

    ポイントに到着したらアンカーを沈め、ボートが安定したところで釣りを開始。釣り方は、紅サシやアカムシというエサを付けた5~6本バリ仕掛けをワカサギの泳いでいる水深まで沈めてアタリを待つというもの。小バリなのでエサも小さく付けること。一番上のハリに集魚効果のあるタブレットやブドウムシを掛けておくと効果的だ。ワカサギがハリに掛かると穂先が明確に揺れるので、一定の速度でリールを巻いて手早くワカサギを抜き上げる。巻き上げの途中や水面でイトを弛めて暴れさせると簡単に外れてしまうので注意。1尾釣れた水深には同じように他のワカサギも泳いでいるので、エサの有無をチェックしたら再び同じ水深に仕掛けを入れる。レンタルタックルのリールにもカウンターが付いているので、その数字を参考にするといい。

    ワカサギ釣りをする人の写真
    ワカサギ釣りは繊細な釣趣が魅力。今では専用ザオと電動リールが普及し、釣果は飛躍的に伸びた

    数を釣る秘訣は、こまめに仕掛けをチェックして、常にハリ2本ずつエサを交換する。なお、紅サシは1尾丸ごとハリに付けるには大きいので、頭と尻尾にそれぞれハリをチョン掛けにして胴体の真ん中をハサミでカットすると簡単にエサ付けできる。誘い方はマンネリにならないよう、いろいろ試してワカサギの食い気を誘おう。そして、アタリが遠のいたら面倒がらず速やかに移動すること。以上の点に留意するだけでも釣果は大いに伸びるはずだ。他にも小道具類や仕掛けなど細部にわたって細かくチェックすべき項目があるのだが、まずは気楽なノリで風情あふれるワカサギ釣りを楽しんでもらいたい。雄大な入鹿池に浮かんで釣りをしているだけで、日ごろの生活でたまったストレスも一瞬で霧散するに違いない。

    釣りたてのワカサギの写真
    シーズン一区切りの3月下旬でも50尾は釣りたいところ。ぜひ釣りたてを味わっていただきたい

    最後に、季節は春でも朝方はまだ冷える日も多い。薄着のまま漕ぎだすと凍えてしまうので防寒ウェアを忘れないように。特に足もとは温かくしておくこと。また、手漕ぎボートは汗をかくので、汗冷えしないインナーを着ておきたい。

    観光スポットが多い犬山市

    見晴茶屋の写真
    入鹿池のさまざまな釣りに精通する見晴茶屋。犬山名物の田楽がおすすめだ

    入鹿池を擁する犬山市は観光にも力を入れており、魅力的な文化財やテーマパークが多い。朝から半日ワカサギ釣りを楽しんだら、昼から観光に転進するのも一興だ。おすすめは入鹿池に隣接する「明治村」。明治期の貴重な建物を移築した博物館で、園内を日本最古の蒸気機関車が煙を上げて走る。その様子は釣りをしながら伺うことができるので、興味がわいたら出掛けてみるといい。明治時代に書かれた恋愛グルメ小説に登場するコロッケなど、歴史を感じられるグルメなどを食べられる。また、入鹿池から車で10分ほどの場所にある世界各地の民族資料を展示した野外博物館「リトルワールド」も人気だ。こちらは世界のグルメを食べ歩きできる。ワニやラクダの串焼きは、ぜひ食べておきたい。

    入鹿池と明治村の写真
    入鹿池の奥に見えるのがテーマパークの明治村。子どもと出掛けるのにちょうどいいスポットだ

    豊臣秀吉が入城した国宝の「犬山城」も趣き深い。犬山城は織田信長の叔父にあたる織田信康が築いた日本最古の木造天守だ。戦国時代の雰囲気を堪能できる。城郭を残した城下町を散歩するのも乙なものだ。

    見晴茶屋

    TEL:0568-67-0705
    営業時間:3月いっぱいは午前6時30分~午後4時30分、4月は午前6時~午後5時

    • 記載の内容は2021年4月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。

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