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    掲載日:2021.10.28

    【大人の一人旅ワーケーション_阿寒湖後編】道東の絶景を巡るロングドライブ

    気ままなドライブは、一人旅ワーケーションならではの楽しみです。そこで今回は、阿寒湖でのワーケーションにおすすめのホテル「あかん遊久の里 鶴雅」を起点に、レンタカーで屈斜路湖や摩周湖周辺の絶景を巡るほか、道東の隠れた名物を探しに北見市まで足を延ばしてみました。

    森と湖と火山が織りなす絶景の数々

    第一展望台からの摩周湖の眺め。湖は険しい崖に囲まれているため、湖面に降りることはできない

    「仕事に集中するか、旅を楽しむか、それが問題だ」。シェークスピアの悲劇「ハムレット」に出てくる名台詞のパロディのようですが、旅と仕事を組み合わせたワーケーションでは度々ぶつかる問題です。そんなときは、素敵なワークスポット探しと絶景巡りを兼ねてドライブに出かけるのも一つの手です。

    そこで今回は、阿寒湖前編でご紹介した「あかん遊久の里 鶴雅」から弟子屈(てしかが)を経て、摩周湖、アトサヌプリ(硫黄山)、屈斜路湖といった阿寒摩周国立公園の名所を巡る、片道およそ100kmのロングドライブに行ってきました。

    裸の山とも呼ばれているアトサヌプリ(硫黄山)は、噴気孔のそばまで歩いて行ける
    噴火口近くの名物といえば温泉たまご。硫黄山レストハウスでは一つ100円(税込み)で販売している

    阿寒、屈斜路、摩周の3つのカルデラ地形を基板に形成されている阿寒摩周国立公園は、手つかずの天然林が広がる原始の森と美しい湖、そして火山が織りなす景観が有名です。一方で、川湯温泉街の近くにあるアトサヌプリは、植物の姿が見えない岩がちな山肌から噴気がもうもうと上がっており、緑豊かな周囲の景色とはまるで違う別世界が広がっています。こうした景観のコントラストを一度に楽しめるのもロングドライブの魅力です。

    美幌峠展望台からの眺め。眼下には日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の壮大な眺めが広がる

    屈斜路湖で見つけた素敵なワークスポット

    屈斜路湖の和琴半島で見つけた素敵なベンチでしばしワークタイム

    屈斜路湖には水辺に降りられる湖畔の公園がいくつかあったので、気持ちよさそうなワークスポットを探してみました。なかでも個人的なお気に入りは、湖の南側にある和琴(わこと)半島です。パソコンを広げるのにもちょうど良いテーブルとベンチがあり、湖でSUPを楽しむ人たちを眺めながらしばし仕事に取り組みました。

    和琴半島周辺ではSUPやカヌーを楽しむ人たちの姿も

    焼き肉の街・北見でサガリとホルモンを堪能

    ワーケーション最終日は、ホテルを早めにチェックアウトし、フライト時間まで少し街を散策することに。大自然に囲まれた非日常から普段の暮らしに戻る前の肩慣らしといったところでしょうか。今回の旅では女満別空港を利用したので、空港から近い北見をチョイス。もし阿寒湖の最寄り空港である釧路空港を利用するなら、釧路の街に立ち寄るのもいいですね。

    北見周辺は砂糖の原料となる甜菜(てんさい)の栽培も盛んに行われている

    人口およそ11万人を擁するオホーツクの中核都市・北見は、日本一の玉ねぎの生産量、出荷量を誇ります。また、オホーツクの海の幸であるホタテの加工品も有名です。そんな農産物と海産物に恵まれた北見ですが、実は人口あたりの焼き肉店の数が多く、焼き肉の街としても知られています。北海道の焼き肉と言えば、ジンギスカンをイメージしがちですが、ここ北見では牛のサガリと豚のホルモンを七輪で焼くスタイルが主流だそうです。

    北見でも一番人気と言われるサガリは横隔膜のこと。内臓肉だが臭みはなくやわらかい

    ディナータイムのみ営業のお店が多いようですが、お昼もオープンしているお店をロードサイドで発見。早速入ってみたところ、平日なのにほぼ満席状態で、聞けばほとんどが地元の方とのこと。しかも、お客さんの多くが牛のサガリと豚のホルモンをオーダーしており、「北見スタイル」の定着ぶりに驚きました。

    北見で身近なハッカの新たな一面を知る

    KITAMINT FACTORYの外観。白と鮮やかなミントグリーンが印象的

    もうひとつ、北見には知る人ぞ知る特産品があります。それがハッカです。戦前は世界シェアの7割以上が北見地方で生産されていましたが、時代の移り変わりとともにハッカ産業は衰退してしまいます。市内には「北見ハッカ記念館」をはじめハッカの歴史を伝える施設がいくつかありますが、なかでも「KITAMINT FACTORY」は必見です。

    「KITAMINT FACTORY」は、1984年に創業した北見ハッカ通商の本社社屋と工場です。建物1階の「きたミントホール」には北見ハッカの歴史を伝える資料が展示されており、自由に閲覧できます。また、このホールから工場の一部を見学できるほか、同社が製造する製品を購入できるショールームも併設されています。

    1階の「きたミントホール」。北見ハッカの歴史をパネルや模型でわかりやすく解説している

    また北見ハッカ通商は、歴史ある北見のハッカの灯を消してはいけないという思いから、2006年に本格的な和種ハッカの契約栽培をスタート。北見でもわずかしか栽培されていない稀少な和種ハッカから、同社は2013年に精製オイルの製造を実現しました。北海道産精製ハッカ油の製造は昭和末期から途絶えていたそうなので、数十年ぶりに復活したことになります。

    ガムやタブレット、キャンディ、シャンプーなど、身近な製品に使われているハッカですが、こうしたストーリーを現地で聞くと、ハッカの新たな一面を知ることができ俄然興味が湧いてきます。これも旅ならではの体験ですね。

    北見で栽培されている和種ハッカ。「ほくと」と呼ばれる品種が多く栽培されているそうだ
    9月上旬頃が収穫の最盛期。刈り取ったハッカはしっかり乾燥させてから蒸留が行われる

    今回は、阿寒湖のほとりに立つ「あかん遊久の里 鶴雅」周辺の観光スポットとして、阿寒摩周国立公園と北見をご紹介しました。いずれも阿寒湖からは離れているので、やはり北海道では車があると便利だということを実感しました。もし阿寒湖周辺での一人旅ワーケーションを検討しているなら、現地の移動はレンタカーをおすすめします。心の赴くままに過ごせる一人旅の魅力が一段とアップしますよ。

    あかん遊久の里 鶴雅

    株式会社北見ハッカ通商(KITAMINT FACTORY)

    ライター:Tsuyoshi Nakano

    フォトグラファー:Hirotaka Hashimoto

    大人の一人旅ワーケーション

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