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    掲載日:2021.11.17

    日本橋兜町で新旧の東京を巡る、1泊2日のマイクロツーリズム

    2日目 心地よい朝の時間から

    スイッチコーヒーで目覚める

    「スイッチコーヒー」の内観
    ©K5

    朝、ゆっくりと目を覚ましたあとは、1階の「スイッチコーヒー」でカフェオレをいただきました。ここは緑に囲まれた空間で、心地よく朝の時間が過ごせます。1階は、スイッチコーヒーとcavemanというダイニングがボーダレスにつながっている空間。お腹が空いていれば、cavemanでモーニングをいただくこともできます。

    カフェオレ600円(税込)

    朝の光が心地よい場所を探して、グリーンを木漏れ日にしてカフェオレをいただきました。近場の旅は、あくせくすることなく、のんびりしたいもの。時間を気にせず過ごすのにぴったりの場所でした。

    スイッチコーヒー K5

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町3-5(K5内)
    • 営業時間:8:00〜17:00
    • Instagram:@swichcoffee_k5

    銀行発祥の地を訪問

    「銀行発祥の地」の記念碑

    2日目の旅は、日本橋兜町の歴史的スポットの散策からスタートします。まず訪れたのは、K5を右手へ進んだ1つ目の角地にある、みずほ銀行兜町支店。ここは「銀行発祥の地」として知られ、国立第一銀行(現.みずほ銀行)が設立された場所です。設立に関わったのは大蔵省を辞任したばかりの渋沢栄一氏。国立第一銀行を皮切りに500もの企業を設立しました。当時の建物とは異なりますが、記念碑が設置されています。

    銀行発祥の地ゆかりの人や歴史についての説明書きもある

    第一国立銀行跡・銀行発祥の地

    • 住所:東京都中央区兜町4-3

    山二証券の建物を見学

    「山二証券」の外観

    みずほ銀行兜町支店をK5方面に戻ると、ひときわ目を惹く「山二証券」が見えてきます。白やグレーのビルが多いエリアにあって、スパニッシュ風のベージュの色合いは瀟洒な印象を与えます。1階は石造り、2階はタイル造りと変化する様子や、豊かな装飾性を感じるエントランスや窓にうっとり。角地にあるので、側面も見学するのがおすすめです。

    山二証券

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町4-1

    東京証券取引所を見学

    「東京証券取引所」市場館の外観

    山二証券のすぐ後ろにあるのが「東京証券取引所」。新聞やテレビで外観に見覚えがある人も多いのではないでしょうか。目の前で見ると「ここが、その建物か!」と思わずにはいられません。建物は、市場館が1984年、本館が1988年に竣工。現在は外観しか見学できませんが、通常時は、館内の案内付き見学ツアーが催されています。

    「東京証券取引所」本館の正面玄関

    東京証券取引所

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町2-1

    日本橋高島屋の人形町今半でランチ

    「日本橋高島屋」の外観

    お昼近くになったら、日本橋へ移動してランチやショッピングを楽しむことに。やはり日本橋はにぎわいの街。ビジネス街の日本橋兜町とはすぐ近くですが雰囲気がガラッと変わります。訪れたのは「日本橋高島屋」。1933年に建てられた本館は、百貨店建築として初の重要文化財に指定された建物です。改めて見てみると、歴史を感じさせるクラシカルでおしゃれな佇まい。奥にそびえている2018年にできた新館とのコントラストも見応えがあります。

    新館6階にある「人形町今半」の外観

    まずはランチを食べるために新館6階の「人形町今半」を訪れました。

    ランチの「特上今半御膳」4,400円(税込)

    店内は半個室の用意があり、ゆったり過ごせる安心な空間。注文したのは、今半のすき焼きがお得に食べられるランチ限定メニュー「特上今半御膳」。作り立てのすき焼きを始め、木箱に入ったお造りや煮物、茶碗蒸し、ごはん、デザートなどが少しずついただけるセットです。濃いめの味付けが溶き卵でさらにコクを増し、絶品の味わい。秋にはオプションで松茸をつけることもできます。老舗の味が食べられて大満足でした。

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