コンテンツへ

    掲載日:2021.11.17

    日本橋兜町で新旧の東京を巡る、1泊2日のマイクロツーリズム

    2日目 日本橋高島屋へ

    日本橋高島屋の館内を満喫する

    本館1Fエントランス付近から見た館内

    ランチの後は、重要文化財となっている館内を巡ってみましょう。館内の造りをもっとも象徴的に見られるのが、本館1階の正面玄関からエントランスホールにかけて。吹き抜けを見上げると、2階が吹き抜けに面した店舗となっており、高さのある優雅な造りに目を奪われます。日本橋高島屋では、月に1回、重要文化財ツアーを開催(コロナ禍のため、現在は休止中)。案内してもらいながら館内を見て回ることができます。

    手動エレベーターも1933年の竣工時のまま。エレベーターガールに案内してもらえる
    高島屋史料館TOKYO 建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興―「輝く都市」をめざしてー

    館内建築を見た後、さらに文化的な興味を深められるスポットがあります。本館4階にある「高島屋史料館TOKYO」は、新しい生活文化を発信する場。常時、入館無料で、生活文化や都市文化に関する貴重な展示を見学することができます。2022年2月まで開催されているのは、「建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興」です。

    新館1階の中川政七商店

    食事や展示を見たあとは、ショッピング。新館には、話題の店舗を中心に集められています。1階にある日本の工芸品をベースにした生活雑貨を販売する中川政七商店では、日本橋高島屋S.C.店オリジナル商品も販売されていました。日本橋ならではの江戸情緒を感じるグッズは、見ていて楽しくなります。

    東京手捺染手ぬぐい 日本橋1,650円(税込)、膝栗毛の足袋くつした3,190円(税込)

    日本橋高島屋S.C.

    • 住所:東京都中央区日本橋2-4-1
    • 電話番号:03-3211-4111(代)
    • 営業時間:本館10:30~19:30、新館10:30~20:00、新館・本館8F・B2レストラン11:00~21:00、東館10:30~20:00
    • ウェブサイト:
      日本橋高島屋S.C.
      高島屋史料館TOKYO

    SRでコーヒーブレイク

    「SR」と「Human Nature」の間にあるカウンター

    再び、日本橋兜町へ戻って再開発で生まれ変わった店舗を訪ねます。「SR」は、スウェーデンで焙煎されたコーヒーを楽しめるコーヒーショップ&バー。日本と同じようなドリップのコーヒー文化を持つスウェーデンのコーヒーをさまざまなシーンで楽しんでほしいとのコンセプトで展開。店内で自家製のお菓子と楽しんでもよし、豆を購入して家でゆっくり楽しんでもよし。外のベンチでコーヒー(540円・税込)をいただくことにしました。

    コーヒーを淹れてもらった代表の加藤渉さん
    かつてはうなぎ屋だった建物

    SR

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町9-5
    • 電話番号:03-6434-0353
    • 営業時間:8:30〜23:00、土曜13:00〜23:00、日曜13:30〜18:00/不定休
    • ウェブサイト:SR

    Human Natureでナチュラルワインを買う

    通常時は、有料試飲も行われている

    SRと同じ建物に入居し、営業しているのが「Human Nature(ヒューマンネイチャー)」。別々の業態がカウンターで繋がっているのが、おもしろい造り。ここは、2020年7月にオープンしたナチュラルワイン専門店です。ワインセラーには約300種類のワインが並び、世界からナチュラルワインがセレクトされています。ワインがぎっしりと並んだセラーから、店主の高橋心一さんにアドバイスをもらいながらワインを選んでもらいました。有料試飲も行われていて、1,100円〜(税込)でグラスワインを試してみることも可能です。

    店主の高橋心一さん

    Human Nature

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町9-5
    • 電話番号:03-6434-0353
    • 営業時間:16:00〜20:00、土曜13:00〜20:00、日曜13:00〜18:00/無休
    • ウェブサイト:Human Nature

    Omnipollos Tokyoで買い物

    Omnipollos Tokyoの外観

    旅の最後の目的として訪れたのは、ビアバー「Omnipollos Tokyo(オムニポヨス・トウキョウ)」です。場所は、SRやHuman Natureの隣ですが、2つの建物は実はつながっていて、建物は壁一枚で隔てられているだけ。古い建物にサイケデリックなネオンが光っています。

    スウェーデンのクラフトビールはデザインがユニーク

    Omnipollos Tokyoは、スウェーデン発のクラフトビールブランド「オムニポヨ」の日本のフラッグシップ店。オムニポヨのクラフトビールやハードセルツァーが直輸入、販売されています。アルコール提供時は、後ろのタップからビールが注がれるしくみです。ブランドマネージャーの澤本佑子さんによると、スウェーデンには自由な発想で造られたクラフトビールが多いそう。

    「ブルーベリーやマンゴーなどフルーツを使ったビールや野生酵母によって自然発酵されたビールもあります」。ジャケ買いで好きなイメージのデザインで選ぶのもあり、とのこと。すすめられた自然発酵のビールをお土産に買って帰りました。自宅で旅を思い出しながら、飲みたいと思います。

    Omnipollos Tokyo

    • 住所:東京都中央区日本橋兜町9-5
    • 電話番号:なし
    • 営業時間:15:00〜23:00、土曜13:00〜23:00、日・祝13:00〜21:00/無休
    • ウェブサイト:Omnipollos Tokyo

    東京の新旧の魅力を発見するテーマで日本橋兜町を巡った1泊2日。再開発で生まれ変わった日本橋兜町は、古さを生かした新たな魅力が輝いていました。遠くまで出かけることができない今、充実した旅ができました。東京に暮らす人も、日本橋兜町へマイクロツーリズムの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

    • 記載の内容は2021年9月現在のもので、変更となることがあります。
    • コロナウイルス感染症の感染状況により、営業時間やアルコールの販売状況は変更になることがあります。
    • 写真はすべてイメージです。
    ライター:岡本 のぞみ(verb)

    フォトグラファー:片桐圭(Lingua Franca)

    ANAからのおすすめ

    早めの予約でおトクなプランをご紹介。旅に出かけよう!

    もっと世界へ、もっと羽田から。

    「てのひらANA」すべてのシーンでお客様のモバイルデバイスがお客様をサポート!

    戻る
    進む

    この記事に関連するおすすめ

    •    
    •    

                                                             

    •    
    •    

                                                             

    •    
    •    

                                                             

    •    
    •    

                                                             

    戻る
    進む
    ×

    「いいね!」で記事へリアクションできるようになりました。