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羊蹄山を見ながらランチはいかが?「ヴィラ ルピシア」
緑豊かなニセコの、羊蹄山(ようていざん)を望む絶好のロケーションにある「ヴィラ ルピシア」は、世界のお茶専門店「ルピシア」がプロデュースする食のリゾート。
レストランでは羊蹄エリアを主体とした北海道産の新鮮な食材をふんだんに使った、こだわりのお食事をいただくことができるとともに、オリジナルのクラフトビールやワインに合う世界の料理が楽しめます。
レストランにて料理の指揮を執るのは、総料理長の植松秀典(うえまつ・ひでのり)シェフ。
高品質な食材を求めて世界を旅した経験を持つ異色の経歴の持ち主で、素材の味を大切にした、ジャンルに縛られることのない「おいしい!」を提供してくれます。
ルピシアのお茶や、焼き立てのパン、オリジナルのデリを販売するブティックに、アイスクリームや焼き菓子、ケーキが並ぶスイーツショップが併設されているので、時間に余裕を持って訪れ、グルメを満喫していきましょう。
さて、こちらの「ヴィラ ルピシア」を紹介してくれたのは、ANAあきんど札幌支店に勤める石山裕子(いしやま・ひろこ)さん。
札幌で生まれ育ち、北海道の魅力を誰よりも知る道産子の彼女にとって、北海道は「食が充実している、すばらしい場所!」だといいます。
「自然、文化、そして食。すべてがバランスよくまとまっているのが北海道の魅力です。
どこも素晴らしい場所ばかりなのですが、その中でも厳選してご紹介するのは『ヴィラ ルピシア』。
ヨーロッパの美しい田舎街に迷い込んだかのような気分になれる場所で、雰囲気が最高に良いんです。
晴れた日は羊蹄山がどーん!と目の前に見え、写真映えすること間違いなしです」(石山さん)
「旅行でいらっしゃる方におすすめなのが『野菜のミールスランチ』です。
こちらはお好みのメインに季節の野菜をふんだんに使ったサラダ、スープ、自家製パン、そしてお茶ビュッフェがセットになっていて1,650円(税込)の、とてもおトクなもの。
お茶ビュッフェでは好みの紅茶やお茶が選べるのですが、どれもおいしくてついつい飲み過ぎてしまいます。
ゆったり過ごせるスポットなので、地元の人もお出掛けやデートに使っているんですよ!
ぜひ、みなさんも『ヴィラ ルピシア』で、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください」(同)
レストランでのお食事では、石山さんおすすめのルピシアのお茶の他、自社製の『羊蹄山麓(ようていさんろく)ビール』もおすすめ。
北海道らしい自然を満喫できる食のリゾートで、心ゆくまで楽しみましょう。
ヴィラ ルピシア
- 住所:北海道虻田郡倶知安町字樺山58-5
- TEL:0136-21-7880(レストラン)、0136-21-6818(ブティック、スイーツショップ)
- 営業時間:営業時間・定休日は季節によって異なります。詳細はウェブサイトでご確認ください。
- ウェブサイト:ヴィラ ルピシア
- 3月31日までは、ディナーのみ営業
日本最大のフクロウに会える宿「湯宿だいいち」
今から400年ほど前に発見され、アイヌの方々が利用していたとされる「養老牛(ようろうし)温泉」。
北海道の中標津(なかしべつ)にある秘湯で、現在は森の中に2軒の宿があり、知る人ぞ知る温泉としてひそかに人気を集めています。
そのうちの1軒「湯宿だいいち」は、昭和4年に創業した老舗で、渓流に面した露天岩風呂が魅力の温泉宿。
尾岱沼(おだいとう)産生帆立の浜焼きや、中標津産ミルキーポークの串焼きなど、地の素材にこだわった料理がいただけることも魅力です。
こちらの宿をおすすめするのは、ANAあきんどひがし北海道支店に勤める二本柳裕加(にほんやなぎ・ゆか)さん。
十勝出身の彼女は「手つかずの豊かな自然、そして新鮮でおいしい食材が道東の魅力です」と語ります。
「『湯宿だいいち』の魅力は語りきれないほどあります。
まずは、川のせせらぎをBGMにできる露天風呂。
混浴もあり、カップル・ご夫婦での旅行におすすめです。
いわゆるTHE温泉街といった感じではなく大自然の中にポツンとある感じなので、とても静かでゆったり過ごせることもおすすめのポイントです。
特に夜は、素晴らしい星空を眺めることができるので、空を見上げることをお忘れなく。
タイミングが合えば、流れ星を見ることもできます。
本当にきれいな星空を、温かなお湯に浸かりながら眺める…こんな贅沢、なかなか味わえません」
「お食事は地の物を使っていて、どれも本当においしいものばかり。
また、朝食会場には『山本農場』の養老牛放牧牛乳が用意されるのですが、これもまた絶品ですので、ぜひ飲んでみてください」(二本柳さん)
また養老牛温泉は、日本最大のフクロウで北海道のみに生息する「シマフクロウ」を見ることができる温泉としても有名です。
「養老牛温泉といえば、やはりシマフクロウです。
食事中でもシマフクロウが来ると声をかけてくださり、運が良ければ窓越しから観察することができます。
必ず見られるわけではありませんが、見られたら一生の思い出になると思います。愛らしいシマフクロウに会いに、ぜひ養老牛温泉を訪ねてみてください」(二本柳さん)
ちなみにシマフクロウはアイヌ語で「コタン・コロ・カムイ(村を守る神様)」とも呼ばれ、1971年に国の天然記念物に指定された希少な鳥。
驚かせないように遠くからそっと見守ってあげましょう。
湯宿だいいち
- 住所:北海道標津郡中標津町養老牛518(中標津空港から送迎シャトルバス(要予約)あり)
- TEL:0153-78-2131
- ウェブサイト:湯宿だいいち