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    ©Destination NSW

    掲載日:2025.10.09

    世界三大美港のシンボルとトレンドスポットを巡る!いまどきシドニー満喫の旅

    オーストラリアのシドニーは、世界三大美港を象徴するシドニー・オペラ・ハウスなどの観光スポットや自然豊かなビーチリゾートといった見どころが目白押し。変化を続けるトレンドシティでもあり、街歩きも楽しみの1つです。今回はいまどきシドニーを満喫できるスポットをご紹介します。

    シドニー・ハーバーでシンボルや絶景を楽しむ

    現代のシドニーの歴史は、シドニー・ハーバーのロックス地区に入植者が上陸したことから始まっています。シドニー・ハーバー・ブリッジやオペラハウスは国際的に発展したシドニーのシンボルです。オールドタウンのロックス地区とあわせて巡ってみましょう。

    シドニー・ハーバー・ブリッジ

    シドニー・ハーバーのブリッジ・クライム
    ©Jamees Horan;Destination NSW

    シドニーを訪れたなら、街のシンボルであるシドニー・ハーバー・ブリッジから旅を始めましょう。シドニー・ハーバー・ブリッジは歩いて登ることができるため、ここから世界三大美港と称される街の景色を一望できます。シドニー・ハーバーのブリッジクライムは素晴らしい景観が楽しめる日中もおすすめですが、日が暮れる時間帯のトワイライトのツアーもシドニーシティと夕日鑑賞ができ人気。夕日と夜景を海抜134mの頂上から眺める貴重な体験ができます。

    ブリッジクライムにはさまざまなツアーが用意され、かなり冒険的なプログラムやアボリジナルピープルの文化を同時に知れるプログラムなどがあります。また、シドニー・ハーバーを堪能するにはクルーズや水上飛行機、ヘリコプター、ジェットボードなどの選択肢も。水上や上空からシドニー・ハーバー・ブリッジを楽しめるツアーも用意されています。

    ブリッジクライム

    シドニー・オペラ・ハウス

    シドニー・オペラ・ハウス
    ©Tourism Australia

    オーストラリアで一番有名な建造物といえば、世界遺産にも登録され、ヨットの帆のようなかたちで知られるシドニー・オペラ・ハウス。1973年にオープンし、現役のコンサートホール・劇場として年間1,600回以上の公演が行われています。公演を実際に楽しむのはもちろん、建物そのものや前庭を探訪できるのが魅力。建物内のガイドツアーは日本語でも行われ、その舞台裏を知ることができます。また、イベント時は日没後には帆がライトアップされデジタルライトショーが開催されることも。シドニー・オペラ・ハウス内にはレストランやバーダイニングもあり、思い出に残る食体験もできます。

    シドニー・オペラ・ハウス

    ロックス地区

    ロックス地区には歴史的建造物が建ち並ぶ
    ©Tourism Australia

    シドニー・オペラ・ハウスから徒歩圏にあるロックス地区。この地にイギリスのアーサー・フィリップ氏が降り立ったことでオーストラリアの新たな歴史が始まりました。古い建物が建ち並ぶ路地は、植民地時代のオールドシドニーの歴史が感じられる場所。観光名所にもなっているシドニー最古のパブや、お土産選びもできる老舗アーケードなどがあります。また、ザ・ロックス・マーケット、博物館、ギャラリーなど活気ある現代のロックスを感じられるスポットもあり、その両面を楽しむことができます。シドニーの歴史あるパブを巡るロックス・パブツアーに参加したり、歴史建造物や小道を散策するロックス・ウォーキングツアーに参加したりするのもおすすめです。

    シドニーの自然や動物にふれる

    シドニーには、オーストラリアの豊かな自然を感じられるスポットもあります。サーフィンの聖地になっているビーチやインスタ映えするオーシャンプール、オーストラリア固有の動植物が見学できるスポットにも行ってみましょう。

    ビーチ(ボンダイビーチ、マンリービーチ)

    サーファーの聖地・ボンダイビーチ
    ©Tourism Australia

    シドニーにはシドニー・ハーバー内にある入江のビーチからにぎやかなサーフィンができるビーチまで、さまざまなビーチがあります。オーストラリアで最も有名なサーフィンビーチで知られるのがボンダイビーチ。ビーチの南端はサーファー、北端はボディボーダーが集まっています。地元のレッツゴー・サーフィンで気軽にサーフィンレッスン体験もでき、ウォーターフロントには無数のバーやカフェがあり、毎週末をここで過ごす方もいるほどです。

    マンリービーチは世界初のサーフィンコンテストが開催されたビーチとして知られています。さまざまなアクティビティがあるため、サーフィンを楽しみたい方はもちろん、海水浴したい方やビーチバレー、シュノーケリング、ダイビングを楽しみたい方にもおすすめです。

    またボンダイからクージーまでは海岸沿いに6kmの散歩道があるため、ビーチや崖の上、カフェを巡りながらゆったり歩いてみるのもよいでしょう。

    オーシャンプール(ボンダイビーチ、ブロンテビーチ)

    ブロンテビーチのオーシャンプール
    ©Tourism Australia

    「海は楽しみたいけど、サーフィンや海水浴は抵抗がある…」という方におすすめなのがオーシャンプール。ボンダイビーチのアイスバーグオーシャンプールは1929年に建てられた白い建物が“映える”としてインスタグラムでも人気。またボンダイから南に、景観の素晴らしい地元のオージーにも人気の海岸沿いを約4km歩くとあるブロンテビーチにもオーシャンプールがあります。入場無料で天候に関係なく泳ぐことが可能。ビーチの沿いにはバーベキュー設備や広い芝生の公園があり、ピクニックも楽しめます。

    タロンガ動物園

    コアラにも会えるタロンガ動物園
    ©Tourism Australia

    オーストラリアへ行ったら野生動物たちと出会いたいもの。壮大なシドニー・ハーバーを見下ろす場所にあるタロンガ動物園にはオーストラリア固有の野生動物や、絶滅の危機に瀕した外来動物など、4000匹以上の動物が生息しています。園内ではズーキーパー(飼育員)による動物たちのプレゼンテーションや説明が行われており、巨大なキリンにおやつをあげたりというふれあいなども楽しめます。

    タロンガ動物園

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン(シドニー王立植物園)

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン
    ©Destination NSW

    シドニー・オペラ・ハウスに隣接したロイヤル・ボタニック・ガーデンは、シドニーの中心部にあって30ヘクタールの広さを誇る植物のオアシスです。1816年に設立され、国内最古の科学機関として知られ、オーストラリア内外の植物を所蔵。世界の刺激的な希少植物や絶滅危惧植物があるほか、魅力的なバラ園も。園内では、アボリジナルピープルの文化にふれあえるヘリテイジツアーやガイド付きウォーキングなどさまざまなツアー体験が用意され、オンラインで予約できます。

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン

    アートやトレンドを巡り、街歩きを楽しむ

    シドニーの新しい空気を感じたいなら、アートやトレンドを起点に街を楽しんでみましょう。シドニー市街にある2つの美術館と3つのトレンドシティ、サリーヒルズ、ダーリングハースト、パディントンをご紹介します。

    ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館

    ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館
    ©Tourism Australia

    市内中心部から15分の徒歩圏にあるニュー・サウス・ウェールズ美術館は、美しい公園に囲まれた場所にあります。オーストラリアやヨーロッパ古典作品から近現代アート、アジア、先住民アボリジナルピープルやトレス海峡諸島アイランダーのアートまで、豊富にコレクション。通常は午前10時から午後5時までオープンですが、毎週水曜日はアートアフターアワーズとなり、午後10時まで開館中です。そのためニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の素晴らしいコレクションを夜遅くまで楽しめます。

    ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館

    オーストラリア現代美術館(MCA)

    オーストラリア現代美術館
    ©Destination NSW

    サーキュラーキーにあるオーストラリア現代美術館は、オーストラリアのアーティストの多数の作品を収蔵しています。4,500点を超えるコレクションがあり、その3分の1以上はアボリジナルピープルおよびトレス海峡諸島アイランダーのアーティストによるもの。すべての方に届く開かれたアートとなるような工夫がなされています。毎日、無料のガイド付き展示会ツアーを実施。ミュージアムショップにはユニークな出版物やグッズがあり、館内にはカフェやレストランもあります。

    オーストラリア現代美術館

    サリーヒルズ

    サリーヒルズ
    ©Destination NSW

    シドニー市街の南側に位置する、おしゃれなカフェやアート、ファッションでにぎわうクリエイティブな街。オープンカフェやバーがメインストリートであるクラウンストリート沿いに軒を連ねています。オーガニックブランチや深夜のカクテルを楽しみたいなら、訪れてみましょう。また、ヴィンテージファッションや個性的なファッション、若いアーティストの作品が中心のアートギャラリーもあります。

    ダーリングハースト

    ダーリングハーストの街並み
    ©Destination NSW

    サリーヒルズの隣にあるダーリングハーストは、日中から深夜までエンターテインメントを満喫できる街。日中はカフェやファッションが楽しめ、夜になるとバーやレストラン、ダンスフロアがエネルギッシュな熱気を放ちます。オックスフォードストリートはLGBTQの拠点となっており、伝説的なクラブが存在。毎年2〜3月は、1978年に公民権運動として始まったイベント「シドニーゲイ&レズビアンマルディグラ」が開催され、街中がレインボーに彩られます。

    パディントン

    パディントンの街並み
    ©Destination NSW

    サリーヒルズの東側に広がる、ハイセンスなトレンドエリア。緑豊かな通りには美しく改装されたテラスハウスが建ち並びます。パディントン市庁舎やショーヴェル映画館など、古き良き時代の建造物もあり、どこを切り取っても絵になるため、インスタグラムの撮影スポットとしてもおすすめです。

    ファッションの中心地でもあり、オーストラリアを代表するデザイナーズブランドが集まっています。オックスフォードストリートやその裏路地にも、洋服屋やアートギャラリー、カフェ、レストラン、パブが軒を連ねるのも魅力。毎週土曜日にパディントンユナイテッド教会の中庭で開催されるマーケットでは古着やアクセサリー、アロマグッズなど150以上もの個性的な店が出店されています。

    グルメのトレンドスポットを巡る

    コーヒーやクラフトビールの街としての顔を持つシドニー。個性的なカフェやクラフトビールの醸造所を巡ってみるのもおすすめです。また、ルーフトップバーでのチルタイムは、風景の美しいシドニーならではの楽しみです。

    カフェ

    ザ・グラウンズ・オブ・アレクサンドリア
    ©Destination NSW

    シドニーは世界中からバリスタが集まるコーヒーの聖地。エスプレッソコーヒーの文化が盛んで、多様なカフェがあります。フラットホワイトというエスプレッソベースのミルクコーヒーやアボカドトーストは必ず食べたい人気メニューです。

    おすすめのカフェは、ファンタジックな庭園のある「ザ・グラウンズ・オブ・アレクサンドリア」、フォトジェニックなケーキが自慢の「ブラックスターペイストリー」、都心部で最もおいしいコーヒーを出す「ルームテン」です。

    クラフトビール

    ヤングヘンリーズ
    ©Destinaton NSW

    シドニーのインナーウエストエリアにはビール愛好家を喜ばせるクラフトビールの醸造所があります。「ヤングヘンリーズ」はストリートアートが描かれたにぎやかな醸造所。樽熟成ビールにこだわりを持つ「ストッケード」、ビンテージ家具のあるフレンドリーな空間でパッションフルーツやゆずサワービールなどが楽しめる「ウェイワードブリューイングカンパニー」がおすすめです。

    ルーフトップバー

    インターコンチネンタルシドニーのアスターバー
    ©Tourism Australia

    都会的な街と美しい港のパノラマビューがあるシドニーに来たなら、ルーフトップバーでカクテルを片手に風景を堪能するのが最高のチルタイム。伝統的なパブの雰囲気のなか、絵葉書のように切り取られたシドニー・オペラ・ハウスの眺めを楽しめる「グレンモアホテル」、黒い円盤が3つ連なった独自の外観が特徴の「ザ・スモークバー」、バビロンの空中庭園をモデルにした「バビロンルーフトップ」など個性的なルーフトップがあります。

    シドニーはシドニー・ハーバーの都会的な風景と自然豊かなスポット、高感度な方も満足させるトレンドエリアやグルメが凝縮した街でした。次の旅はぜひ、エキサイティングとリラックスの両方を楽しめるシドニーに出かけてみませんか。

    • 記載の内容は2025年8月現在のもので、変更となることがあります。

    協力:ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局

    ライター:岡本 のぞみ(verb)

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