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    掲載日:2026.03.09

    海、森、街歩き。旅のスタイルで選ぶ、春の沖縄

    沖縄には「うりずん」と呼ばれる、一年のなかで最も過ごしやすい季節があります。冬が終わり、梅雨を迎える前の春のひととき。強い日差しや蒸し暑さはまだなく、海も森林も街歩きも、心地よく楽しめるのが魅力です。今回は海派、森派、街歩き派と、旅のスタイル別にご紹介します。

    海で遊ぶ:美ら海に包まれて、心ほどける

    ゆらゆらと、色とりどりの魚が泳ぐ姿にうっとり
    ©PIXTA

    透き通るような真っ青な海が広がる沖縄。離島や岬、洞窟など、訪れる場所ごとに異なる表情を見せてくれるのも大きな魅力です。太陽の光を浴びながらビーチでのんびり過ごしたり、マリンアクティビティで思いきり体を動かしたりと、楽しみ方はさまざま。沖縄ならではの自然を満喫したい方は、美ら海へと出かけてみましょう。

    青の洞窟

    沖縄の海が生み出す、幻想的な青のグラデーション
    ©(一社)恩納村観光協会

    青の洞窟は、沖縄本島の真栄田岬(まえだみさき)にある、全長30mほどの洞窟です。太陽の光が洞窟内に差し込み、海中で反射することで、水面が幻想的なブルーに輝きます。洞窟を訪れるには各ツアー会社が催行するツアーへの参加が必要です。洞窟の入り口付近まで船で行き、スタッフの案内のもと、ダイビングかシュノーケルで洞窟内へと進みます。水中では、色鮮やかな熱帯魚やウミガメなど、沖縄ならではの生きものとの素敵な出合いがあるでしょう。

    展望台は東シナ海の絶景やサンセットを一望できるスポット
    ©OCVB

    真栄田岬がある恩納村は、世界中からダイバーやシュノーケラーが訪れる人気リゾートエリア。マリンスポーツが有名ですが、海に入らなくても、東シナ海を一望できる展望台などの絶景スポットが点在しています。

    なかでも、ザネー浜は写真映えスポットとして注目を集めています。砲座を置くために四角い穴が開けられた岩に座ると、海を背景にしたとっておきの一枚を撮影できます。夕暮れ時には、オレンジ色に染まる海と空が織りなす、幻想的なひとときを過ごせるでしょう。

    青の洞窟

    • 住所:沖縄県恩納村真栄田469
    • ウェブサイト:真栄田岬

    慶良間諸島

    初心者でも参加できる体験ダイビングツアーも開催している
    ©OCVB

    慶良間諸島(けらましょとう)は、沖縄本島から西へ約40kmに位置する、大小30余りの島々からなる群島です。2014年3月5日の「サンゴの日」に、国内で31番目となる国立公園に指定されました。

    最大の魅力は、世界トップクラスの透明度を誇る海と白い砂浜が生み出す、「ケラマブルー」と称される海。ダイビングの聖地とも知られ、周辺には100を超えるダイビングスポットが点在し、国内のみならず海外からも多くのダイバーが訪れます。

    座間味島のメインビーチである古座間味ビーチ
    ©OCVB

    代表的なのは、世界が恋する海として人気の座間味(ざまみ)、伝統的な街並みが残る渡嘉敷(とかしき)、豊かな自然に囲まれた阿嘉(あか)、慶留間(げるま)の4つの有人島。マリンアクティビティはもちろん、伝統的な建造物や絶景を楽しめる展望台を巡ったり、沖縄ならではのグルメやお土産を探すなど、目的に合わせて島を決めるのもおすすめです。

    慶良間諸島はザトウクジラの繁殖海域としても知られ、ビーチではシュノーケリング中にウミガメに出合えることもあります。4月上旬頃までは、ザトウクジラに出合えるチャンスもあるでしょう。

    慶良間諸島

    ナガンヌ島

    360度サンゴ礁に囲まれたほど細長い島

    慶良間諸島の玄関口に位置する「慶伊瀬島(けいせしま)」は、ナガンヌ島、神山島、クエフ島の3つの無人島で構成されています。なかでも最大の島であるナガンヌ島は、那覇から専用のクルーザーに乗って約25分と、気軽にアクセスできる無人島。

    島はサンゴや貝のかけらが集まったコーラルサンドでできており、真っ白な砂浜と、エメラルドグリーンとブルーの海のグラデーションが、まるで海外のリゾート地のような雰囲気を演出しています。

    島内にはダイニングテラスがあり、ドリンクの販売やフードを提供している

    ナガンヌ島は、トイレやシャワー室、ロッカー、更衣室などの施設が整っているため、快適な環境で海遊びが楽しめます。上陸するにはツアーの予約が必要で、シュノーケリングやダイビング、パラセーリングなどのマリンアクティビティのほか、手ぶらで参加できるバーベキュープランも用意されています。

    島内にはゴミ箱が設置されていないため、飲食物の持ち込みができません。自然環境を守るためにも、持ちものを最小限に抑え、ルールを守って楽しみましょう。

    ナガンヌ島

    森で遊ぶ:緑豊かなネイチャー体験

    密度を増し始めた若葉の間から、やわらかい春の光が差し込む
    ©PIXTA

    沖縄の魅力は、海だけでなく、森も見逃せません。自然豊かな本島北部には、希少な動植物が数多く生息する世界自然遺産・やんばるの森をはじめ、本島最大級のマングローブ(ヒルギ)林が広がります。貴重な動植物に出合えるガイドツアーや、川から大自然を体感するカヌー下りなど、森ならではの魅力がそろっています。

    やんばるの森

    国の天然記念物ヤンバルクイナに出合えることも
    ©国頭村役場

    沖縄本島北部に広がる「やんばるの森」は、2021年7月にユネスコ世界自然遺産に登録されました。深く生い茂る緑と清らかな水が流れるこの森にはここでしか目にすることのできない多くの固有種が暮らしており、手つかずの自然が今も残る、貴重な生命の宝庫ともいえます。

    魅力は、なんといっても多様な生態系によって作り出される独特の景観にあります。亜熱帯特有の常緑広葉樹が生い茂り、森の奥に歩みを進めるほどに空気がひんやりと変わり、まるで別世界に迷い込んだような感覚に包まれることでしょう。

    代表的なスポットとして挙げられるのが、与那覇岳です。旧林業路を登山道として活用したこの山は、ゆっくり歩いても3~4時間ほどで往復できることもあり、初心者でもハイキングを楽しめる場所です。

    国の天然記念物にも指定されているヤンバルクイナやノグチゲラなど、希少な生きものに出合えることもあります。沖縄の固有種をはじめとした木や草花の種類も大変豊富です。

    森を歩くたびに新しい発見があり、訪れる季節や時間帯によって表情を変えるのも魅力のひとつ。自然観察や写真撮影が好きな人には、特におすすめのスポットです。

    見どころ盛りだくさんな森もガイドさんがいれば安心
    ©国頭村役場

    やんばるの森をよりディープに楽しむのなら、ガイドツアーへの参加がおすすめです。

    自然を知り尽くしたガイドが同行することで、植物や動物の特長、森が育んできた歴史まで、知識を深めながら散策することができます。自分たちだけでは気づくことのできない自然の魅力を丁寧に教えてもらいながらの森歩きは、きっと旅の思い出に残ることでしょう。

    人気のツアーには、アスムイハイクスの奇岩やパワースポットを巡るツアーや、夜の森を歩くナイトツアーなどがあります。特にナイトツアーでは、昼間とはまったく違う表情を見せるやんばるの森に驚かされること間違いなし。リュウキュウコノハズクなどの夜行性生物の鳴き声、時にはヤンバルクイナの鳴き声も聞こえてきます。野生の生き物たちの気配に耳をすませながらの散策で、自然の奥深さを感じてみるのもいいかもしれません。

    沖縄の夜空を堪能するアクティビティも豊富
    ©国頭村役場

    最近では、滞在型コンテンツとしてアストロツーリズム(星空観光)が盛んになっていています。健全な自然環境と夜間環境という二つの要素を兼ね備えたやんばるの森には、多くの夜行性生物が棲息しています。そのため、ナイトハイクや星空ツアーなど夜間のアクティビティの人気も急速に高まっているほか、映える星空を写真で残すツアーも数多く用意されています。

    さらに、やんばるの森の最北端に位置する国頭村では、2024年に独自にやんばるくいな座を設定。天気に恵まれた夜には、夜空にその姿を見ることができるでしょう。

    一般社団法人 国頭村観光協会

    東村ふれあいヒルギ公園

    マングローブの生い茂る広大な敷地内ではカヌーも楽しめる
    ©東村ふれあいヒルギ公園

    慶佐次川のほとりに位置する東村ふれあいヒルギ公園には、沖縄本島最大級のマングローブ(ヒルギ)林が広がっています。園内は全長およそ300mの遊歩道が敷かれており、ヒルギ林のあいだを貫く木製の遊歩道をゆっくりと散策して楽しむのもおすすめです。運が良ければ、ヒルギ林の中に暮らす貴重な生き物を見つけることができるかもしれません。また、ガイドと一緒にカヌーに乗って、川からマングローブを満喫するカヌーツアー(有料)も人気のアクティビティです。

    真っ暗な夜空には数えきれないほどの星々が光る
    ©東村ふれあいヒルギ公園

    東村ふれあいヒルギ公園のある東村では、2024年8月に自然体験型宿泊施設「ヤンバルエクスペリエンスホテル ヌンガニク」がオープンしました。滞在そのものが体験となるように設計されたこの施設では、東村の豊かな自然を満喫できる多彩なアクティビティや伝統的な沖縄料理を体験するためのプログラムが充実しているのが特長です。

    この場所ならではのアクティビティとして、ナイトツアーに参加してみるのもおすすめ。専属ガイドの案内で散策する夜の森では、夜間に活動する生き物に出合えるほか、天候に恵まれれば満天の星を目にする機会もあるでしょう。雄大な自然を豊富な体験型ツアーで楽しむひとときは、旅の思い出に深く刻まれる1ページとなること間違いなしです。

    東村ふれあいヒルギ公園

    街で遊ぶ:買いものや市場グルメをぶらり散策

    国際通りからローカルエリアへと散策へでかけよう
    ©PIXTA

    買いものもグルメも楽しめるのが那覇の街歩きの魅力。国際通りを起点に、一本裏道へ足をのばせば、やちむんの器が並ぶ壺屋やちむん通りや、地元の食文化に触れられる第一牧志公設市場へ。観光のにぎわいとローカルがほどよく混ざり合う那覇の街で寄り道を重ねながら、自分だけのお気に入りを見つける時間を楽しみませんか。

    壺屋やちむん通り

    ぽってりと厚みのある形に、力強い模様がされているのが特徴のやちむん
    ©OCVB

    沖縄のものづくりの原風景に触れられる、壺屋やちむん通り。「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼きもののこと。壺屋やちむん通りがあるのは、国際通りからローカルな商店街が並ぶ平和通りを抜けた先。琉球王朝時代から続く沖縄の焼物文化を支えてきた壺屋焼が集まるエリアで、約400mの石畳道沿いには、古くからの窯元や小さな陶器店、ギャラリーが並びます。風情ある通りを歩けば、伝統的な壺屋焼から、現代の暮らしに馴染むモダンなデザインまで、多彩な作品に出合えます。

    赤瓦の家並みと石畳が続き、落ち着いた雰囲気の中で散策が楽しめる
    ©OCVB

    平和通りからやちむん通りへ足を踏み入れると、入口付近に目を引くのが、陶器でつくられた案内地図。陶器店やギャラリー、文化財が示されています。通りには個性豊かな陶器店やギャラリーが並ぶほか、那覇市立壺屋焼物博物館や登り南ヌ窯など、やちむんの歴史と技に触れられるスポットも点在。窯元主催の陶芸教室や、古民家を改装したカフェや窯元に隣接したカフェなどもあり、器選びの合間にさまざまな楽しみが広がります。

    壺屋やちむん通り

    • 住所:沖縄県那覇市壺屋

    国際通り

    那覇空港から車やモノレールで約15分というアクセスの良さも魅力
    ©OCVB

    那覇市の中心を約1.6kmにわたって続く国際通り。お土産物店や飲食店、カフェ、ホテルが軒を連ね、昼夜を問わず多くの方でにぎわいます。

    昼は沖縄そばやタコライス、ちんすこう、ご当地グッズなど、沖縄ならではの味やお土産探しを楽しみ、夜になると生演奏が響く民謡居酒屋でカチャーシー(踊り)を体験する方の姿も。

    近年は新しいライフスタイルホテルも次々と誕生し、夜まで街歩きや食事を満喫したい方たちから注目を集めています。

    戦後の沖縄の中で、いち早く復興、発展したことから「奇跡の1マイル」とも呼ばれる
    ©OCVB

    毎週日曜日の12時~18時には、国際通りの県庁北口交差点から蔡温橋交差点まで、約1.3kmの区間で、歩行者天国「トランジットマイル」を実施(雨天中止)。通りではストリートパフォーマンスや各種イベントなどが開催され、開放的でにぎやかな表情を見せます。

    また、一本路地へ足を踏み入れると、市場や商店街、地元の方に親しまれる飲食店が点在。観光地の顔とはひと味違う、ローカルカルチャーに触れられるのも、このエリアならではの楽しみです。

    国際通り

    第一牧志公設市場

    沖縄では市場を「マチグヮー」と呼ぶそう
    ©PIXTA

    2023年にリニューアルオープンした第一牧志公設市場。戦後間もない頃に自然発生した闇市を起源とし、長年にわたり「沖縄県民の台所」として多くの方々に親しまれてきました。

    1階には、新鮮な魚や肉、南国フルーツをはじめ、島野菜やジーマーミ豆腐など、沖縄ならではの食材がずらり。2階には、定食や沖縄料理を気軽に楽しめる飲食店が並びます。海鮮料理や郷土料理はもちろん、ジェラートやサーターアンダギーなどもあり、ランチからカフェタイム、ディナーまで、さまざまなシーンで利用できます。

    色鮮やかな熱帯の魚介類が沖縄の市場ならでは
    ©PIXTA

    第一牧志公設市場の大きな魅力のひとつが、1階の鮮魚店や精肉店などで購入した食材を、2階の飲食店で調理してもらえる「持ち上げシステム」。1階の市場には、普段はなかなか目にすることのない沖縄ならではの魚介や食材がずらりと並びます。市場をひと巡りしながら、気になる食材をじっくり選ぶ時間も、自分で選んだ新鮮な食材が、その場で一皿の料理になる体験も、第一牧志公設市場ならではの楽しみです。

    第一牧志公設市場

    • 住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1
    • 営業時間:8:00〜22:00
    • 定休日:毎月第4日曜日、正月、旧盆
    • ウェブサイト:第一牧志公設市場
    • 営業時間、定休日は店舗により異なる。
    • 12月は毎日営業。
    • 記載の内容は2026年1月現在のもので、変更となることがあります。
    ライター:minimal

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