愛媛×北海道 旅の新発見！乗継で広がる空旅

瀬戸内海に点在する歴史と文化が豊かな島々を大橋で結ぶ「しまなみ海道」。全長約70kmのサイクリングコースは、「サイクリストの聖地」として人気があり、瀬戸内海の自然の美しさを堪能できます。雪のない冬、海を渡る爽快感、島ごとに出会える文化と味覚－初めての方でも安心して楽しむことができる初心者向けのルートやレンタサイクルも。

山岳信仰の山として知られる日本七霊山の一つで、天狗岳は西日本最高峰。登山道は、久万高原町の土小屋から尾根伝いに歩く人気の土小屋コースや、西条市からロープウェイを利用するコースなど、様々なコースがあります。山頂からは瀬戸内海や土佐湾、中国山地や九州山地まで遠望でき、達成感と素晴らしい景色を味わうことができます。

「東洋のマチュピチュ」と称される壮大な鉱山遺跡であり、別子銅山跡地を活かした歴史のテーマパーク。日本初の山岳鉱山専用鉄道を復元した鉱山鉄道や観光坑道、砂金採り体験パークがあり、当時の鉱山の息吹を体験できるほか、露天風呂や岩盤浴も楽しめます。

古事記や万葉集にも登場し日本最古といわれる温泉で、趣のある城郭式・木造三層楼の本館は、建物全体が国の重要文化財。「坊っちゃん」を始め、小説や映画などの幾多の名作に松山の顔として登場しています。名湯を堪能した後は、文化の薫り漂う道後の町並みを浴衣に着替えて散策すれば、温泉情緒がよりいっそう盛り上がります。

約1300年の歴史を誇る、四国八十八箇所霊場の51番札所となる寺院。国宝の仁王門や、本堂を始め鐘楼や五輪塔などの重要文化財も多く、安産祈願の鬼子母神だけでなく、宝物館やマントラ洞、奥の院など見どころ満載。お遍路さんのみならず、不思議スポット&パワースポット巡りが好きな方に特におすすめです。

現在でも多くの鉄道ファンの間では説明不要なほど有名な駅で、ホームに広がる美しい景観から、これまでに数々の映画やドラマ、青春18きっぷのポスターなどにも起用されてきました。日中は日差しを受けた海面がキラキラと光り、夕暮れには夕日に照らされた黄金の海が光り輝く景観はどこから見ても絵になります。

松山城とともに国内に現存する12天守の一つで、1601年に築城の名手と名高い藤堂高虎によって築かれました。巨大な石垣を横目に急な石段を登って行くと、山頂には当時のままの三層三階の天守が鎮座しています。天守内部は木の味わいが残り、遠く宇和島湾と宇和島の町並みを一望できます。太鼓と笛を使った勇壮な伝統踊り「宇和島さんさ」が地域文化として親しまれています。

柑橘王国愛媛のなかでも、生産量の約7割を占める南予地域。高品質かつ多種多様な柑橘を生産・販売し、ジュースなど加工品も多く生産されています。「愛媛・南予の柑橘農業システム」として、日本農業遺産に登録されており、石積みの段々畑に広がるみかん園とその眼下の瀬戸内海のきらめき、多島美は愛媛ならではの絶景です。

江戸末期から明治時代にかけて木蝋産業で栄えた内子。ゆるやかな坂道にそって約120軒の町家が建ち並ぶ「八日市・護国の町並み」は絶好の散策スポット。古い町家を利用した手しごとのお店やカフェなどが軒を連ね、大正時代に建てられた本格的な芝居小屋「内子座」等、国の重要文化財に指定された貴重な建造物が見学できます。

多種多様な柑橘が栽培されている愛媛県。ほどよい甘さと酸味の「温州（うんしゅう）みかん」や、爽やかな香りの「いよかん」など約40品種。それぞれに収穫時期が異なるため、一年を通じてさまざまな品種が味わえるのも、柑橘王国・愛媛だからこそです。

宇和海で育った新鮮な鯛の刺身を特製のタレに漬け込み、アツアツご飯に薬味とともにのせて食べる南予の「活き」鯛めし。一方、松山を中心とする中予では、鯛を丸ごと一匹、土鍋や釜に入れて炊き込む「炊き」鯛めし。鯛のうま味がしっかりしみ込んだ贅沢な一品です。東予では洋風の「焼き」鯛めしも誕生しています。

東予地域・今治市のB級グルメで、ご飯の上にスライスした焼豚と半熟の目玉焼きが乗り、焼豚の煮汁をベースにした甘辛いタレがかかった丼料理。他にも今治市には、伯方の塩を使ったラーメンなど、サイクリングの途中で食べたい個性あふれるご当地グルメが勢揃いです。

北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽。荷物の運搬を効率的にするため、整備されたのが小樽運河です。夕暮れになると運河沿いにガス灯が灯り、ノスタルジックで幻想的な景色が広がります。

江戸幕府が幕末に役所として造った星形の西洋城郭。隣接する五稜郭タワーからは、約90メートルの高さからその全景を一望できます。春には約1,600本もの桜が咲き、ピンク色の美しい景色が広がります。

動物たちが生き生きと動く姿を見せてくれる「行動展示」が話題の動物園。動物たちがエサを食べる「もぐもぐタイム」をお見逃しなく。冬はペンギンの散歩がかわいいと人気です。

広大な面積をもち、その大部分に人の手が入ることなく保たれた釧路湿原には、多様な生物がすんでいます。折り鶴や昔話に登場したりと古くから日本人に愛されてきた「タンチョウ」は、北海道の道鳥でもあります。鶴見台といった給餌場や、釧路市丹頂鶴自然公園などでその姿を見ることができます。

北海道で一番標高が高い場所にあるため、「天空の湖」とも称される然別湖。大雪山国立公園内にある自然湖で、大自然に囲まれた神秘的な風景が魅力です。その然別湖で、SNSを中心に話題のスポットが「然別湖湖底線路」です。国内でも有数の透明度を誇る然別湖の湖底に向かって線路が沈んでいく様子を見ることができます。

標高525mの展望台からは、ぽっかりと中島が浮かぶ美しい屈斜路湖を一望できる美幌峠。天気がよければ硫黄山や斜里岳、十勝岳まで見渡せ、「天下の絶景」と称される北海道らしい大パノラマを堪能できます。さらに気象条件が合った時には、神秘的な早朝の雲海を見られることも。

氷平線とは、文字通り水平線のように見渡す限り広がった氷の大地のこと。北海道東部の野付（のつけ）半島はオホーツク海に接する全長26kmにわたる半島で、野付湾が結氷し、山もないことから一面に広がる氷の世界を楽しめます。ガイドツアーで安全に、雄大な景色を楽しみましょう。

船首についた2本の巨大なドリルで、豪快に流氷を砕きながら進む流氷観光船。2004年には「流氷とガリンコ号」として北海道遺産にも登録され、冬の風物詩として人気を博しています。運が良ければ流氷の上で休んでいるアザラシや天然記念物のオオワシ、オジロワシといった野生の動物を見ることができるかも。

北緯45度に位置する日本最北端、宗谷岬。撮影スポットでもある「日本最北端の地の碑」は、北極星の一稜をかたどった三角錐の形をしています。探険家・間宮林蔵（まみやりんぞう）の立像もあり、雄大な眺めと共に記念スポットとして多くの観光客が訪れます。

ウニ、イクラ、タラバガニ、ホタテなど、新鮮で高品質な海の幸がふんだんに使われた、見た目にも華やかで贅沢な丼ぶりです。寒冷な海で育つ北海道の海産物は旨みが凝縮されており、季節ごとに豊富な魚介の種類、鮮度、そして美しい盛り付けが、北海道の海鮮丼を特別なものにしています。

北海道の寒い気候に適した熱々でコクのあるスープ、ラードで冷めにくい工夫、スープによく絡む縮れ麺が特徴です。札幌の濃厚な味噌ラーメンをはじめ、旭川の醤油、函館の塩など地域ごとに個性豊かです。

ラム（仔羊）やマトン（成羊）の肉を焼いて食べる郷土料理。醤油ベースのタレも特徴で、内陸部は肉にタレを染み込ませた「味付け派」が多く、沿岸部は肉を焼いてタレに付ける「後付け派」が多いとされます。羊肉はコレステロール含有量が少なく貴重な栄養素が豊富。野菜も一緒に食べるのでヘルシーです。