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偏愛日本プロジェクト!魅惑のインフラツーリズム
インフラとは、ダムや橋梁、発電所、灯台、鉄道施設など、暮らしを支える社会基盤です。普段は意識されにくい構造物にも驚くほどの個性があり、技術者の工夫や時代背景が刻まれています。巨大な堤体の放流音、橋の下で感じる張力、地下発電所の圧倒的スケールなど、現地でしか味わえない迫力も魅力。地域の産業や文化と結びついた“生きた教材”でもあります。
インフラツーリズムとはその仕組みや役割、歴史を学ぶ観光のことを指します。
「愛の数だけ、名所が生まれる。」をコンセプトに、人々の「偏愛」を通じて、通り一遍ではない地域の魅力を再発見する「偏愛東京」とANAがタッグを組んだ「偏愛日本プロジェクト」。日本各地に隠れた名所を偏愛人とともに再発掘し、日本を盛り上げていきます。
三橋 さゆり氏
プロフィール
旧建設省(現・国土交通省)に入省後、河川行政を中心にキャリアを重ね、土木技術者として利根川上流河川事務所長や水資源部長を務めた。2007年には全国のダムをめぐる楽しみ方を広げた「ダムカード」を企画。国交省退官後もダムや河川、土木文化をテーマに講演・執筆・イベント企画を多数手がける“ダムの魅力を伝える第一人者”。
ダムマイスター三橋さゆりさんが宮崎のインフラスポットの魅力をご紹介します!
高さ110mの荘厳な姿から、ダムファンには“閣下”と敬愛される。
真っ白なアーチが美しい、九州最大の水がめ。
九州最大、120万kWを誇る揚水式の発電所。
宮崎県内インフラスポットの見どころを一挙にご紹介!
1955年竣工。戦後の大型ダム建設の金字塔。日本三大秘境の椎葉村に築かれた国内初の大規模アーチ式ダム。高さ110mの荘厳な姿から、ダムファンには“閣下”と敬愛される。両岸から豪快に放たれるスキージャンプ式放流は迫力満点で、水が中央でぶつかり減勢する造り。毎年11月には点検放流があり、壮大な景色を体感できる。
日本最長となる140mの木造車道橋。県産スギ材を用いたキングポストトラス橋で、山型に組んだ主構に束材を入れ、木造の弱点となる接合部を極力減らす。制約の中で最適解を探った技術が光る橋。風雨に晒される部分はゴムシートや銅板で丁寧に保護。かりこぼうずは西米良村に伝わる精霊で、獲物を追い出す・狩子にも由来。
1929年竣工の耳川最古のダム。2005年の台風14号出水による未曽有の災害を機に土砂を通過させる大型ゲートを新設。2018年竣工。管理橋のアーチ形状など従前の意匠を継承しながら機能向上を図った。クレーンカバーは鐘を模した独特の造形。隣接広場には、堤体から切り出した昭和初期の巨石コンクリートブロックの机と椅子が設置される。
田の守り神として信仰されてきた石像で、鹿児島を中心に宮崎や熊本の一部にも広がる郷土の神さま。手にしゃもじや茶わん、稲穂を持つなど表情豊かでユーモラスな姿が特徴で、白粉が塗られたものもある。鹿児島県及び宮崎県南西部に見られる。霧島連山を背景に、火砕流でできた台地の田園にぽつんと佇む姿は“宮崎らしさ”が満載。
新田開発のために築かれた農業用水の石造アーチ橋。均整の取れたアーチ形は現地で見ると息をのむ美しさ。薩摩の豪商・森山新蔵が弘化2年(1845年)に私財を投じて完成させた。県内に現存する最古の水路橋で、熊本の通潤橋(1854年)よりも古い。現役で使われ、地域の手で守られている。北側には石切り場跡も残る。
四万十帯特有の山地を大きく蛇行する小丸川を見下ろす絶景展望台。蛇行部には1939年竣工の川原ダムがあり、上の丘には武者小路実篤が開いた「日向新しき村」が広がる。雄大に曲がる川とダム、段丘、田園が織りなす眺望は圧巻。周辺の銘板にも実篤の作品名や直筆が使われ、「武者小路実篤文学ロード」と呼ばれている。
2005年の台風14号で廃線となった旧高千穂鉄道の一部を観光向けに復活させた保存鉄道。保線用カートを改良したトロッコ風車両に乗り、日本一の高さを誇る鉄道橋・高千穂橋梁(105m)を走行できる。車両中央の強化ガラス越しに線路や橋梁直下をのぞき込める。旧高千穂駅舎やディーゼルカーも保存され、見学できる。
日向灘に面した港湾に設けられた験潮場。1893年(明治26年)築の建屋は国内最古の験潮場として国の登録有形文化財。煉瓦造桟瓦葺で正面に陸軍徽章が残る。測量はインフラの要で、かつては桑野家が毎日潮位を観測したが、現在は自動で国土地理院へ送信される。130年以上続く潮位測量の歴史を今に伝える貴重な施設。
日南・油津港の堀川運河に築かれた護岸で、国の登録有形文化財。地元産の砂岩を谷状に角度をつけて噛み合わせる「谷積み」で構築し、荷重を巧みに逃がす高度な石積み技術が見どころ。水に浮きやすい飫肥杉の積出港として栄えた歴史を物語り、物揚げ斜路など木材流通の痕跡も残る。陸海交通の結節点を今に伝える土木遺産。
1984年竣工。高さ142mで、歩行者専用吊橋として日本で2番目の高さを誇る。2011年の改修で足元が網状となり、渓谷を真下に望むスリル満点の空中散歩が楽しめる。対岸には約2kmの遊歩道が続き、日本最大級の照葉樹林帯で森林浴も。九州中央山地国定公園内にあり、「てるはの森の会」のガイドツアーも人気。
宮崎県が管理する重力式多目的ダム。最大の魅力は上流側に備える半円形の常用洪水吐で、湖面に穴が開いたように水が吸い込まれていく様子は圧倒的。「ダム穴」と呼ばれるこの形式は全国でも珍しく、九州では日南ダムのみ。堤体自体は小規模ながら、この特殊洪水吐を越流する光景を求めて全国からダムファンが訪れる。
ダムマイスター三橋さんがご案内する、特別な日帰りバスツアーを開催!三橋さんのマニアックな説明とともに、普段立ち入ることのできないダム放流口の真横や、発電所内部にも潜入できます。このチャンスをお見逃しなく!
一ツ瀬ダム
黒部ダムと同じ1963年竣工。九州最大のアーチ式ダム。上椎葉ダムの“舎弟”と称されるスキージャンプ式。左右対称の天端は416mで、上に機械室が出ない九電こだわりの意匠。数年に1回行われる非常用コンジットゲートの点検放流は極めて貴重。キャットウォーク歩行体験もあり、洪水吐下を潜る幻想的なアプローチは必見。
小丸川発電所
発電機の出力は120万kWを誇り、九州最大の純揚水発電所として電力供給を支えている。揚水発電とは、電力が余っているときに水を汲み上げ、電力が必要なときにその水を落下させて発電する仕組み。汲み上げられた水は再び発電に利用されるため、発電所全体が大きな蓄電池のような役割を果たしている。上部ダムから落下した水は、地下約400メートルに広がる巨大な空間に設置された4台の発電電動機を回す。まるで要塞のような地下施設で、普段は立ち入ることができない“秘密基地”のような場所。
鹿遊(かなすみ)茶屋
小丸川発電所の上部ダムをほぼ忠実に再現した“ガチ勢向け”ダムカレー。丸い堤体を模したご飯の内部には放牧豚のカレーを貯水。主ダムの大瀬内ダムをカツ、副ダムのかなすみダムを椎茸とタケノコ天で、堤体配置まで表現するこだわりぶり。店名は地名に由来し、周囲には鹿が現れるそう。スコップスプーンは掘削性が高い。
九州電力 宮崎支店
九州電力による“ダム特化ガチャ”。マグネット、マスキングテープ、巾着袋、ダムカードパズルの4シリーズを展開している。ダム好きを完全に狙い撃ちしたアイテム群で、設置場所は宮崎支店1階の「SunQテラス」。併設の「ビオカフェ」ではダムカレーも味わえる、ダム愛をまとめて充電できる聖地。
ANAトラベラーズアクティビティーから限定バスツアーを予約できます。
出発日:3月8日(日)
ツアー情報公開まで今しばらくお待ちください。