CRUISE TRAIN「ななつ星in九州」の旅3・4日間

旅の始まりのつどいでは、グランド ハイアット 福岡のディナーをお楽しみいただきます。普段機内や空港など様々な職場で働くANAグループ社員が、音楽で繋がったオーケストラバンド「ANAチーム羽田オーケストラ」による演奏会も開催します。

列車の旅は博多から鹿児島へ。乗車1日目は海岸線に沿って走る車窓からの景色が美しい「肥薩おれんじ鉄道」区間、2日目は由布岳を望む久大本線を通ります。車内ワークショップを楽しんだり、乗り合わせたお客さま同士で語らうサロンでのひと時。九州の西と東、それぞれの小さな海沿いの町で巡り会う地域の人々は、きっと皆さまの心を温かくしてくれます。

全国で有数の生産量を誇る八代 い草。この地で三代に渡りい草の細縄を縛り畳の文化を守りながら形を変えて、い草の魅力を発信。 九州新幹線 800 系の洗面室入口にて使用されている「縄のれん」を制作した方をお呼びし、工芸品製作体験をお楽しみいただけます。

肥薩おれんじ鉄道「牛ノ浜駅」は鹿児島県阿久根市にある、荒波に洗われた岩々と、起伏の激しいダイナミックな海を望む海沿いの小さな駅です。一帯は鹿児島県立自然公園となっている「牛之浜景勝地」が広がる名勝。ななつ星では最も美しいと言われる夕暮れ時の時間帯に停車します。訪れる季節や時間、そして空模様で変化する、その時だけの夕映えの景色を是非記憶に刻んでいただければと思います。

延岡駅は2017年に新しい駅舎となり、駅前には市民活動スペース、カフェ機能等を備えた複合施設「エンクロス」が2018年にオープンしました。延岡市にはマラソン選手でも有名な総合化学メーカーがあり、陸上部の拠点もここ延岡です。数々のオリンピック選手を輩出してきたアスリートタウン延岡。朝の停車時間を利用してランニングなどをされてみてはいかがでしょうか。

佐伯散策（エクスカーション）では、佐伯重工業近くの海岸にて造船所がご覧いただける場所へご案内。歴史、文学、そして豊後水道の自然に恵まれた大分県佐伯市では、季節を感じていただきながら散策をお楽しみいただけます。駅のホームには「ななつ星」のお客さまの為に、マルシェがオープン。地域の方々の温かなおもてなしに、心癒される時間をお過ごしください。

1972年（昭和47年）創業以来、”博多前”寿司の名店として、全国の食通が通い込む「やま中」。
「ななつ星」の車内では、玄海灘をはじめとする近海物の魚介類と、磨きぬかれた料理人の腕による握りたてのお寿司で、贅沢な時間と空間をご提供いたします。

夫婦で料理人である鹿児島出身の２人が手掛ける至福のフランス料理。国内外のレストランで経験を積んだ確かな技術をベースに、鹿児島や九州の食材の魅力を一皿に表現します。

九州の豊かな自然の恵みを受けて育った食材と、生産者の思いの詰まった地元の加工品を活かし「ななつ星」料理長が腕を振るいます。
ななつ星で長年お客さまと共に過ごしてきた料理長の旅人への滋味あふれる朝食をお楽しみください。

サロンカー「木星」では、お客さま同士の出逢い、語りの場としてはもちろん、車内アクティビティの場所としてもご利用いただけます。また、時間を問わずご自由にお飲み物をお楽しみいただけます。

茶室は、正座の必要のない椅子のある立礼式で、茶室らしく畳もあしらわれています。日本の伝統文化の香る空間で、クルーが点てたお茶をお楽しみいただけます。

選びぬかれた九州ゆかりの優れた物品が並ぶ美術館のようなショップ。九州の伝統工芸品、現代の匠の作品、九州独自の食の名産品など、ななつ星ならではのセレクトによるアイテムが並びます。

列車という限られた空間で、さらに隠れ家的に楽しめるバー。