パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月15日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
入国時点で6ヵ月間以上の残存有効期間を有するパスポートを有する日本国民に対しては、45日以内の滞在に限りビザは不要。 45日以上滞在する場合は、専用ウェブサイトから電子ビザ(eビザ)の申請・取得ができ、1回のみ入国が可能なシングルビザ(25US$)または有効期間内なら何度でも入国可能なマルチプルビザ(50US$)で入国後90日間滞在ができる。
ビザ取得時(ビザなしの場合は入国時)に6ヵ月間以上の残存有効期間が必要。
入国審査では帰国便または第三国へ出発する便の航空券の提示が必要。
eチケットの場合は、eチケットお客様控え(Itinerary Receipt)の提示が必要。
日本からベトナムへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
2021年12月現在、電子たばこの持ち込みに関する規定はない。
以下は入国時に申告の対象となる物品(2024年3月現在)
時差は日本の2時間遅れ。日本の正午はベトナムでは午前10:00となる。サマータイムはない。
亜熱帯気候に属し一応四季がある。夏の5〜10月下旬が雨季にあたり、ほぼ毎日短時間の激しいスコールに見舞われ、気温も高い。特に6〜8月は猛烈に暑くなり、連日最高気温が30℃を超える「猛暑季」となる。湿度も90%近くと、まるでサウナに入っているようなじっとりした蒸し暑さで、夜になってもほとんど気温は下がらない。11〜4月が乾季にあたり、ごく短い秋冬春が巡る。1〜4月にかけてはベトナム語でムアフン(ムアモック)と呼ばれる霧雨が降り、このときはかなり涼しくなる。特に12〜2月頃は最低気温が7〜8℃くらいまで下がることもある。
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京とハノイの平均最高気温・平均最低気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | ハノイの平均最高気温 | ハノイの平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 21℃ | 13℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 21℃ | 16℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 24℃ | 17℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 26℃ | 21℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 30℃ | 23℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 32℃ | 25℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 33℃ | 27℃ |
8月 | 31℃ | 24℃ | 33℃ | 26℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 32℃ | 24℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 29℃ | 21℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 27℃ | 18℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 22℃ | 15℃ |
東京とハノイの平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | ハノイの平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 40mm | 30mm |
2月 | 40mm | 20mm |
3月 | 110mm | 60mm |
4月 | 110mm | 90mm |
5月 | 120mm | 190mm |
6月 | 160mm | 250mm |
7月 | 150mm | 300mm |
8月 | 160mm | 330mm |
9月 | 210mm | 250mm |
10月 | 200mm | 120mm |
11月 | 90mm | 30mm |
12月 | 40mm | 20mm |
紙幣は桁数が大きく、柄が似ているので間違えないように。また、コインはほとんど流通していない。
通貨単位はドン(Dong : VND)。使用されている紙幣は100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万、20万、50万ドンの12種類だが、100、200ドンはほとんど流通していない。硬貨は200、500、1000、2000、5000ドンの5種類あるが、こちらも流通していない。またUSドルも流通していたが、2012年初頭から外貨での料金表示、支払い・受け取りが制限され、現在では決められたところ以外での支払いは禁止されている。
1000ドンは約6.03円(2024年3月18日現在)
基本的に10~20%のVAT(付加価値税)がかかるが、旅行者がVATを支払うのは、中・高級ホテルやレストラン、カフェでの支払い時くらい。2014年7月にVATの還付制度が開始された。国際線が就航している空港や港にVAT還付カウンターがあり、手順を踏めば還付金を受け取ることができるので、事前によく確認しておきたい。
チップの習慣はなく、基本的に不要。
A型、C型、SE型の変換アダプター
電圧はほとんどが220Vで、稀に110Vがある。周波数は50Hz。プラグはA型とC型の複合型が多く、A型、C型、稀にSE型とBF型がある。日本の100V用電気製品を使用するには、変圧器が必要。中級以上のホテルであれば、変圧器を借りることも可能。日本の電気製品でも、100~240V対応の物であれば変圧器なしで使用できるため、使用予定の電気製品の説明書を読んでおこう。ただし100~240V対応製品でもプラグの変換アダプターは必要となるため要注意。
DVD購入の際はリージョンコードの確認を忘れずに。日本のリージョンコードは「2」、ベトナムは「3」のため、「All code」と明記されている物でないと日本国内用の機器では見られない(パソコンで再生する場合は問題ない)。なお、アニメや映画などのDVDコピー商品は日本に持ち込めないので注意。
各局によって若干異なるが、だいたい7:00~19:00。日曜営業の郵便局もある。
日本までのエアメールの場合、20gまで3万ドン。船便の小包は、1kgまでが47万5600ドン。以降は1kg増すごとにプラス18万5800ドン。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3(市外局番の最初の0を取る)
1234-5678(相手先の電話番号)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)
携帯電話からは010の代わりに「0」を長押しして「+」を表示させると国番号からかけられる。
84(ベトナムの国番号)
8(市外局番の最初の0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
公用語はベトナム語。文字はクオック・グー(Quoc Ngu)を使用する。外国人や旅行者を相手にする所では英語がよく通じる。店によっては日本語が通じることもある。ほかに年配者にはフランス語やロシア語が通じることもある。
以下は、一般的な営業時間の目安。ショップやレストランなどは店によって異なる。
月曜~金曜8:00~11:30、13:00~16:00。日曜・祝日は休み。土曜は営業する所もある。営業時間中は両替が可能。
8:00~21:00。
10:00~22:00だが、6:00オープンや24:00まで営業する所もある。また、高級店はランチタイムとディナータイムの間に、2~3時間クローズする所が多い。
タバコ、アルコールともに法律の規定はない。社会的に認められるのはタバコ、アルコールともにだいたい18歳から。50ccを超えるバイクの運転には免許証が必要で、外国人もその対象になっている。また、ベトナムと日本では加入する国際免許証の条約が異なるため、日本の国際免許証は通用しない。