【旅なかグルメ】冬の味覚の王様「かに」料理の名店

日本全国、美味しいものに出会えるお店を探すなら、美味しく食事を楽しみながらマイルも貯まる「ANAグルメマイル」のウェブサイトが頼りになります。その掲載店舗から今回ご紹介するのは、冬には身がキュッと引き締まり、口に広がる甘みも増してくる「かに」料理の名店です。
獲れたばかりの新鮮なかには、地元で腕を振るう料理人によって旨みが存分に引き出され、極上の食材として旅人の心と胃袋を満たしてくれます。しゃぶしゃぶでも刺身でも、捌きたてでテーブルへと運ばれるかにを頬張れば、その味わいや食感に「来てよかった」と思わずにはいられないもの。美味しいものに出会えた旅は、きっとその思い出も色濃くなります。記憶に残る味を探しに、絶品の海の幸が揚がる漁場の近くまで足を伸ばしてみませんか。

城崎温泉「西村屋」は、山陰で160年続く純日本旅館。旅人をもてなし続けてきた長い歴史のなかで培われたサービスと、料理人に受け継がれてきた和の料理は、姫路にある「白鷺館（はくろかん）」でも堪能できます。人気のメニューは家伝のお出汁でいただくかにすき鍋。山陰の漁港から直送される獲れたての松葉がにを使ったお鍋は、同店でしか味わえない自慢の一品です。他にもかにの濃厚な甘みが口に広がるお造りや、香ばしい焼きがに、天ぷらなど、さまざまなお仕立てでかにの魅力をお楽しみいただけます。

15室ある和風個室の掘りごたつでゆっくりいただく料理が自慢の同店は、平成元年から三十年以上、地元民だけでなく観光客からも愛されるかに専門店。一年中、いつ訪れても獲れたての毛がに、たらばがに、北海松葉がにの3種類がコースでいただけます。なかでも「北海松葉かに」と「たらばかに」をしゃぶしゃぶで味わえる「雪月風華」と「水精」のコースで、見た目も味もまったく違うかにの食べ比べを楽しむ人も多いのだとか。他にも「北の三大かに盛り合わせ」（※メインビジュアルの一品）も人気の一品です。

「北海道でかにが食べたくなったら、ぜひ札幌の雪華亭（せっかてい）を思い出してください。味に自信がありますので、旅の最後の食べ納めにもおすすめです」（代表取締役・高橋昭さん）

東尋坊に近く、源泉掛け流し温泉と、長年修行を積んだ和食の料理人が揃う宿「大平庵（たいへいあん）」では、宿泊しなくてもランチとディナーで旬の海鮮がいただけます。大きいものは「皇室献上級」にも認定される越前かにを目当てに12月から2月は多くのお客が訪れ、夜のメニューは越前かにのフルコースが人気。ランチでも「三国海鮮手巻き寿司」や「福井サーモン玉手箱」などと一緒に一杯のかにも頼み、福井の海の幸を存分に堪能する人も多いそうです。

「多くのお客様から料理が最高だったとお褒めの言葉をいただきます。ぜひ、和食のスペシャリストが作る新鮮な海鮮料理を味わいに福井へいらしてください。当館の温泉も旅好きな皆様におすすめです」（統括マネージャー・能登勇太郎さん）

旬のかにを温かいお鍋や刺身でいただける日本各地のお店は、この他にも「ANAグルメマイル」のウェブサイトにたくさん掲載されています。寒い季節になり、無性にかにが食べたくなったら、絶品の海の幸を探す旅に出かけてみませんか。