歴史ある建造物や文化を色濃く残す金沢。風情ある庭園から街並みまで、じっくり散策を楽しもう。
古都金沢に溢れる情緒
兼六園
江戸時代の代表的な池泉回遊式庭園で日本三名園に数えられる「兼六園」。
金沢の代名詞的存在で、延宝年間(1673年~1681年)に
四代藩主綱紀の時代に造られたのが始まりだと言われている。
宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望。
これら6つの景勝を兼ね備えた庭園から兼六園と名付けられたのだそう。
庭園に流れる、静かな時の流れを感じてみよう。
兼六園
- 住所:石川県金沢市丸の内1番1号
- 電話番号:076-234-3800(石川県金沢城・管理事務所)
- 営業時間:季節により異なります
- 定休日:なし
- ウェブサイト:兼六園
あめの俵屋
金沢には、歴史の古いお店がたくさん点在している。
「あめの俵屋」もその代表格。浅野川にかかる橋の住宅街に
大きなのれんがかかった趣のある建物がそれだ。
天保元年(1830年)創業。金沢で一番古い老舗の飴屋で、
金沢のお土産としても有名。なかでも米と大麦だけを原料とした
伝統製法にこだわった「じろあめ」は手に入れておきたいところ。
そんなあめの俵屋の看板商品「じろあめ」を、自ら瓶に詰める体験も。
2本の棒を手繰り寄せるように飴を絡めていくのだが、
これがなかなか難しい。旅の思い出とともにお土産としてもぜひ。
あめの俵屋
- 住所:石川県金沢市小橋町2-4
- 電話番号:076-252-2079
- 営業時間:9:00~17:30(日曜のみ17:00閉店)
- 定休日:不定休
- ウェブサイト:あめの俵屋
- ※あめ詰め体験は平日のみ(前日までに要予約)
ひがし茶屋街
金沢で兼六園と並んで有名なのが「ひがし茶屋街」。
歴史ある建物を今に残す街並みは、歩くだけでも風情を感じられる。
江戸時代後期から明治初期にかけての茶屋建築がまとまって残されている「ひがし」は、街路に面して一階に出格子を構え、二階の建ちを高くして座敷を設ける「茶屋建築」が連なる。
金沢は、今も当時の建物がとても多く残された貴重な街。
百万石を有した加賀藩の空気を感じてみては。
ひがし茶屋街
- 住所:石川県金沢市東山
- 問い合わせ先電話番号(観光に関するお問い合わせ):076-232-5555(金沢市観光協会)
- 受付時間:店舗・施設により異なる
- ウェブサイト:金沢旅物語・ひがし茶屋街
- 記載の内容は2022年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。