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    掲載日:2026.02.19

    大物も数も狙える注目エリア・大分のカワハギ釣り

    近年、全国屈指のカワハギ釣り場として熱い視線が注がれる大分県豊後水道沿岸。国東半島から南端の蒲江まで、激流と複雑なリアス式海岸が織りなす豊かな海はカワハギの魚影が濃く、30cmを超える「尺ハギ」も期待できます。

    豊かな海に大物が泳ぐ大分県のカワハギ釣り場

    青い海を割って姿を現した良型のカワハギ

    江戸前の船釣りの1つとして昔から人気が高く、1990年代後半になると釣りメーカーが次々と最先端の釣り道具や仕掛けを発売して愛好者がさらに増加したカワハギ釣り。ブームともいえる盛り上がりを見せると、東京湾以外のカワハギ釣り場にも関心が示されるようになり、やがて九州北部・大分の海が注目されるようになります。

    九州と四国を隔てる豊後水道に面し、陸は入り組んだリアス式海岸になっている大分はカワハギの宝庫。太平洋から流れ込む黒潮の支流と、瀬戸内海の栄養豊かな海水が混ざり合うこの海域は、注目が集まり始めた当初、福岡からもアクセスしやすい国東(くにさき)半島が中心地になり、熱心なカワハギ釣りファンが東京からも足を運ぶようになりました。2000年前後には、激しい潮流に揉まれて育った30cmを超える「尺ハギ」がよく釣られてさらに注目されますが、フィッシングプレッシャーが高まった影響か、徐々に人気は落ち着いて行きました。

    復活していた魚影と釣り場の広がり

    釣りは各地の遊漁船を利用して行う。 土日祝日の営業を基本とするところが多いため、事前に要確認

    現在、大分県のカワハギ釣り場は、臼杵(うすき)、津久見(つくみ)といったより県南のエリアに中心地が移りました。昨今は、さらに南の蒲江(かまえ)も新たな有望スポットとして注目を集めているエリア。各地ともカワハギ釣りを案内する遊漁船(船宿)があり、数・大きさともに期待できます。

    大分県南は岩礁と砂地が入り混じる好漁場になっている。蒲江の深島周りはサンゴ帯をねらうことも

    釣りのシーズンは秋から春にかけて。特に人気なのは、カワハギの肝が大きく育つ11月頃から春先までです。秋は水温が高く魚が高活性なので初心者でも数釣りが楽しめ、水温が下がる冬から春の間は魚の食いが渋くなる分、テクニカルな駆け引きで大型を攻略する楽しみがあります。季節ごとの楽しみ方が定着しており、船宿の中にはレンタルタックルを用意しているところもあるので、旅行のついでに釣りをしてみたい方や、カワハギ釣りをこれからやってみたい方でも挑戦できます。

    大分の海は冬場も出船率が高い

    30cmを超える尺ハギ。このサイズが多数釣れることもある

    遠方から出かけて船釣りをすることを考えた際、大分の海は季節風に強いのも利点です。冬は一般的に「西高東低」の気圧配置で北西風が強く吹きます。すると九州北部の多くの海は出船率が低下しますが、大分の豊後水道沿岸エリアは背後の山とリアス式海岸が屏風のように北西風をブロックするため、驚くほど海が穏やか。旅先でサオがだせなくなるリスクが低いのです。そうした条件を満たす代表的な出船ポイントを紹介します。

    臼杵(うすき)

    臼杵の「幸漁丸」のカワハギ釣り風景。季節によりイカメタルやテンヤタチウオでも出船している
    臼杵湾の良型カワハギ。このサイズが数釣れることも珍しくない

    国宝・臼杵石仏や、醤油の香りが漂う古い町並みで知られる臼杵。その海もまた、城下町の風情を映したように静寂で穏やかです。北を佐賀関半島、南を長目半島に抱かれた湾内は波や風も穏やか。しかしその穏やかな海面の下は湾内全域でカワハギの魚影が非常に濃く、秋のハイシーズンには束釣り(100尾)も狙えるほどの高いポテンシャルを秘めています。

    カワハギ釣りを看板に掲げる遊漁船は3軒あり、そのうちの1軒である「幸漁丸」はエサ付きで一通りの道具をレンタルすることも可能。海上にぽっかりと浮かぶ島々が織りなす美しい景観の中で、数釣りを堪能できます。

    幸漁丸のカワハギ釣りはエサ付き。エサ入れ一式も無料で貸し出している
    船長の奥様で釣り好きの三浦富美子さんが釣り客をサポートしてくれる

    幸漁丸

    • 乗合船のほかチャーターも実施。レンタルタックルも対応している。エサ・氷付き。
    • 住所:大分県臼杵市板知屋1257-33
    • ウェブサイト:幸漁丸

    津久見(つくみ)

    四浦半島から眺める津久見湾
    津久見湾も海は穏やか。写真は2026年1月に釣れた尺ハギ

    臼杵から長目半島を挟んで南に位置するのが、古くから石灰石産業と漁業で栄えた港町・津久見。北側には2月頃になると河津桜でピンク色に染まる四浦(ようら)半島が長く海へ突き出しており、この地形のおかげで北風や波から守られる天然の良港となっています。

    湾内にはカワハギ釣りの好ポイントが無数にあり、隣接する臼杵湾と同様に魚影の濃さは折り紙付き。何より風に強く安定した海況でサオをだせる安心感は、天候のリスクを避けたい旅行者や遠征組にとって最大の味方と言えるでしょう。遊漁船は「BRUSH UP(ブラッシュアップ)」があります。

    「BRUSH UP」の川野船長。メインはカワハギで、タイラバ、イカメタル、ジギングなどでも出船している

    遊漁船「BRUSH UP(ブラッシュアップ)」

    蒲江(かまえ)

    最も南にある蒲江は黒潮の影響が大きく、海中にサンゴが広がる中でカワハギが釣れる

    津久見からさらに南へ下った、大分の最南端に位置するのが蒲江です。ここは風光明媚という言葉がまさにぴったりのリアス式海岸の入り組んだ入江。深く青い海、そして海岸線まで迫る緑濃い山々が圧倒的な景観を見せてくれます。

    黒潮の影響を色濃く受ける海は、アカハタやモンガラカワハギなどの温暖な海を好む魚が混じることもあり、カワハギ釣りに加えてアオリイカを狙う「ティップラン」とのリレー便(1日で複数の釣りを楽しむ)を楽しめる場合もあります。メインポイントの一つである「深島」周りには、海底にサンゴ礁が広がる場所も少なくありません。

    ティップランをすればこんな立派なサイズのアオリイカが釣れることも
    アカハタなどの根魚も多く、ジギングなどで手軽に狙える

    未だ開拓の余地を残すこのエリアでは、時に40cm超えのモンスターカワハギが現れることもあり、ロマンに満ちたフィールドです。このエリアを案内する遊漁船「SPUNKY」のカワハギ記録は41.5cm!カワハギ釣りの熱心なファンも驚く大きさです。

    蒲江を案内する「SPUNKY」の大久保船長。ティップランやジギングなどでも出船している

    遊漁船「SPUNKY(スパンキー)」

    • 乗合船のほかチャーターも実施。釣り以外のネイチャーガイドも実施している。
    • 住所:大分県佐伯市蒲江大字猪串浦946-4瀬渡し三幸丸桟橋横
    • ウェブサイト:遊漁船「SPUNKY(スパンキー)」

    カワハギの美味しさと温泉でさらに広がる楽しみ

    釣りたてのカワハギの刺し身。肝を醤油に溶いた「肝醤油」で味わう

    冬のカワハギは肝がパンパンに膨らみ、その濃厚な旨味は「海のフォアグラ」とも称されます。透き通った白身の薄造りを、肝を溶かした醤油でいただく贅沢は釣り人の特権。煮つけや鍋にしても非常に美味です。

    そして大分に釣りに出かけたら、「おんせん県」ならではの良質な湯も大きな楽しみ。釣りの前後に由布院や別府といった有名温泉地を訪れるのもおすすめです。旅先としての魅力あふれる大分で、ぜひカワハギ釣りにチャレンジしてみてください。

    • 記載の内容は2026年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。

    協力:つり人社

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