静岡県・南伊豆

ダイナミックな荒磯で磯魚と戯れる

南伊豆の釣りポイント

南伊豆の海岸線は屹立する岩山が波打ち際まで迫っているところが多く、陸地からアプローチできる釣り場は少ない。そのため、古くから渡船を利用して、岩肌の窪みや沖磯(離れ岩)に渡って釣りをする磯釣りが盛んである。ここでは渡船利用の名礁を中心に、多彩な釣り場を空から解説していきたい。

A.石廊崎エリア

伊豆半島最南端にあたるのが石廊崎エリアである。伊豆半島の中でもトップクラスに根が荒く断崖絶壁が連続する。根が荒いことから、メジナ、イシダイ、モロコの大型魚が居着き、四季折々でイサキ、回遊魚、ヒラスズキと多彩なターゲットが楽しめる。渡船基地は本瀬港にある。

●石廊崎渡船:橋本屋 宮島丸(TEL:0558-65-0108/渡船料金:5000円)
●石廊崎ポイント解説:川本雄貴

A-01沖の丸島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、イナダ・ワラサ
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渡礁できる確率

石廊崎屈指の超一級磯でメジナ、イシダイと魚影の濃さは抜群。その反面、ハエ根が出ていて波が這い上がりやすいため渡礁率が悪く、よほどのナギに恵まれなければ乗ることができない。しかし、それも魚が多く居着く要因のひとつ。収容人数は2~3人。沖向きと大瀬向きは長いハエ根がダラダラと伸びており沈み根が多い。本命ポイントは船着き。沖向かいよりも深い。メジナねらいで実績が高いのは下りの引かれ潮に乗せ、根際にできる潮目を流す。イサキは全周でねらえ、初夏から秋までいくらでも釣れる。潮が速ければかなり流し込んでもよく、マダイもヒットする。もちろんイシダイもよく釣れる。潮通しがよく回遊魚との遭遇率も高い。

A-02陸の丸島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、イナダ・ワラサ
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渡礁できる確率

本瀬港の目の前にあり、磯が切り立っていて風波やウネリに強いので渡礁率は石廊崎の沖磯の中では高いほうだ。速い潮が走る沖合より、少し内側に位置し水深も充分。良型が居着く条件を満たしている。磯周りのすべてがポイントで、その時の潮に合わせて釣り座を決めるとよい。メジナねらいであれば北側が面白い。足もとはサオ1本ほどの水深に棚が張り出し、そこに寄せエサを効かせて丹念に探るのが一手。もうひとつは沖の潮目をダイレクトに探る。オナガメジナ、クチブトメジナともに実績が高い。手前のハエ根で切られやすいため太ハリスで臨みたい。下り潮なら「しっぽ」、上り潮なら船着きが仕掛けを流しやすい。

A-03大根

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、モロコ、イナダ・ワラサ
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渡礁できる確率

石廊崎では最も大きな磯で収容人数も多い。場所によっては30m以上の水深がある大場所。イサキの魚影が抜群に濃く、冬場も「テラス(ヤクナシ向き)」から水道をねらうとよく釣れる。先端、イシダイ場、モロコ場と各釣り座に船を着けてくれる。釣り人が多い時はマナーとして着いた磯でサオをだす。空いていれば全周を探ってもよい。テラスと先端は上り、下りと両潮釣れる。イシダイ場は上り潮だと完全な潮裏。下り潮が有望でサラシと潮がぶつかってできる潮目をねらうとメジナがヒットしやすい。併せて大根小島も解説すると、春から初冬までは主にカゴ釣りやイシダイ釣りで賑わう。表側の水深は20mほど、裏側は沈み根多くメジナも多数居着いていると思われる。大型マダイもねらえる。

A-04鵜ノ根

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対象魚 メジナ、イサキ、イシダイ、アカハタ
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渡礁できる確率

本瀬港から石廊崎灯台を回り込んで隣の中木エリアの境界線付近、赤島、小赤島よりもやや沖合に位置する独立礁。その名の通り「鵜」が羽を休める磯でもある。周囲をシモリに囲まれ釣りやすいとはいえないが、魚影はすこぶる濃い。速い潮が通すので角度が悪いと頻繁に根掛かりする。磯際か周囲のシモリをねらう釣りになる。メジナねらいは半遊動でしっかりとタナを取り、根周りで止めて釣ると高確率で良型のクチブトメジナが口を使う。やり取りは、根ズレとの戦いになる。根にハリスが当たったら無理をせず、離れたら強引にとメリハリのあるやり取りが良型を手にするカギとなる。低い磯で足場もよくない。渡礁率は低いものの乗れれば楽しい釣りができる。もちろんメジナだけでなく、底ものやアカハタねらいのロックフィッシュゲームも楽しい。

B.中木エリア

中木といえば南伊豆の一大渡船区。冬場の西風をモロに受け、寒メジナのベストシーズンはなかなか出船機会に恵まれないことが多い。が、ナギさえよければダイナミックでありながら繊細な寒のクチブト釣りを堪能でき、ハイシーズンの出船率の悪さが自然の禁漁期間となり、このエリアの魚影を保っている。近年は回遊魚やハタをねらうルアーアングラーがすこぶる多く、特に初夏から秋はおおいににぎわう。大きな磯が多いのでグループの釣行に適しているのも特徴だ。

●中木渡船:重五郎屋(TEL:0558-65-1016/渡船料金:5000円)
●中木ポイント解説:菅野太郎

B-01カツオ島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、モロコ、ヒラマサ、ワラサ・ブリ、キハダ
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渡礁できる確率

南伊豆屈指の潮通しを誇る名礁中の名礁。その姿は激流に浮かぶ軍艦のよう。冬は上り潮、春から秋は下り潮になることが多い。潮が1方向の片潮になることが多く釣り座によっては仕掛けを流しにくい。また中木と石廊崎共有の磯で表は中木、裏は石廊崎と優先エリアが分かれているので注意したい。大型青ものが回遊しルアーマンにはたいへん人気。4kgワラサ、6kgブリ、10kgクラスのヒラマサが日並みによっては入れ食いになる。ルアーマンは主に表本場に入り、メジナねらいは「山越」に入ることが多い。山越はやや沖に沈む「潜水艦」と呼ばれる根周りを中心に釣る。井戸と呼ばれる割れの中では大型のクチブトメジナが当たる。メジナねらいは上り潮がよく、沖まで流しても根が点在するためヒットしやすい。下り潮は少しでも寄せエサが溜まる場所を見つけ、根際を中心に探りたい。上り、下りとも潮がゆるむとマダイも当たる。イサキは全周で釣れ、サラシが出ればヒラスズキ、アカハタやオオモンハタをワームでねらっても面白い。もちろん、イシダイ、モロコも有望である。

B-02大根島 沖牛根・岡牛根・大通し

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

中木エリアを象徴する大根島は名ポイントが連続する。中でも東端の沖牛根、岡牛根は潮通しが抜群によく良型魚の宝庫である。沖牛根は潮通しはカツオ島に次ぐよさなのだが、離れ小島で渡礁率がすこぶる低い。また潮の中を流してもイサキが終始ヒットしやすく、大型魚の実績が少ない。ウキフカセでは上り下りの両潮が釣れるものの、下り潮より上り潮に分がある。基本は根周りで実績が高く、厳寒期や5月に良型のクチブトが当たる。岡牛根は西面がドン深で水深が25mほど。東面は長いハエ根の棚があり、その先で良型が当たるがそのハエ根にイトが擦れてぶち切られる。大型は遠投せず際ねらいのほうが取りやすく2018年5月下旬に48cmのオナガメジナが釣れている。岡牛根の隣に位置する大通しは狭い釣り座で際をねらう。クチブト、イサキがメインで食い、時にオナガメジナもヒットする。さらに磯を回り込んだ大通しの地は上り潮で実績が高く、10kgの大型マダイもあがっている。特に乗っ込み期の春は有望。やや沖に沈み根があってその周りを中心にねらう。どの釣り座も春から秋は沖を流すとイサキが食う。また周辺はアカハタも多いのでワームでねらうのも楽しい。イシダイ、モロコも実績があり、サラシが出ればヒラスズキも釣れる。

B-03大根島 平島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

釣り座が狭い大根の中でここは3人が並んで釣りをできる。渡礁できれば40cmオーバーのクチブトメジナの実績は高く50cmオーバーも期待できる。切り立った磯で右側の釣り座は足もとで水深が30mちかくある。それでいて少し沖に高瀬が洗濯板のように無数にあるので意外と遠投でも良型が食う。また沖には「マダイ根」と呼ばれる高い根があり春先はマダイの実績も高い。深場ゆえメジナねらいはオモリで速く仕掛けを沈めがち。だが、根伝いにメジナが浮いてホバーリングしていることも多く、ゆっくりと寄せエサと同調させ深ダナまで入れ込んでやるほうがよい。ナギなら平島伝いに銀座側へ行くと、かろうじてバッカンが置けるマル秘ポイントがあるが、足場が悪く上級者向き。イシダイ、モロコの大型実績が高く、イサキは頻繁にヒットする。下りが本命潮である。

B-04大根島 銀座

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

水深は足もとから25mと深く、底根は起伏に富んでいる。このため中木エリアの中でもメジナ釣りでは1、2を争う実績釣り場で、50cmオーバーがねらえ、数も出る。定員は2名ほどと狭い。下り潮が本命潮で、泡筋のできた潮目を流せば食う。また上りは沈み根にぶつかるため、深くゆっくりと仕掛けを入れ込んで、その根周りを釣るとよい。北東風には非常に強いが、西の風には弱く厳寒期に渡礁できる確率が低い。平島同様にイシダイ、モロコの大型実績が高く、イサキは頻繁にヒットする。マダイの回遊も多い。

B-05白根

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

カツオ島、沖牛根に継ぐ潮通しのよさを誇る。先端は潮の中でオナガメジナや青ものがヒットし、時にマダイも混じる。夏場はシイラがよく回る。船着き場は厳寒期にクチブトメジナの好ポイント。上りの当て潮がぶつかり、サツマ根との間を通るようになると大型が当たりやすい。西面はイシダイ場と呼ばれ下り潮の時に当て潮となる。足もとから水深が15m近くあり大型がヒットしやすい。塔島向かいのツノとタカもメジナねらいの人気の釣り座。ナギ限定ではあるものの根際はクチブト、潮筋はオナガがヒットする。この塔島向かいの水道も沖と同じような潮が流れやすい。初夏からはイサキのカゴ釣りがよく、先端では1投1尾で食ってくる。

B-06塔島

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対象魚 メジナ
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出船基地の中木港から比較的近い磯であり、周囲の根が非常に荒い。基本的にはメジナ場であり、冬場はブダイねらいの釣り人も乗る。おそらくクチブトメジナは中木で一番魚影が濃い。反面エサ取りも激しく多いので難儀する。釣り座は先端の左右と地寄りにある通称「穴(2名)」がポイント。沖の棚の切れ目、根際で尾型魚がヒットしやすい。特にエサ取りが静かになる厳寒期に釣果有望。上り潮が通せば沖の根でも食いやすくオナガメジナも混じる。夏場はアカハタが非常に多く、時に1投1尾で食ってくるので専門にねらうのもあり。

C.入間エリア

入間は沖磯から地方磯までバラエティーに富み、磯も大きくこちらもグループ釣行に適している。主に潮通しのよい名礁は加賀根の沖に浮かぶ小島と、吉田湾に点在する磯。メジナとイシダイファンが多いものの、近年は中木と同じくルアーファンの渡礁も増えている。それだけフィッシュイーターの回遊も多いエリアなのだ。

●入間渡船:福寿丸(TEL:0558-65-0896/渡船料金:5000円)、常進丸(TEL:0558-65-0854/渡船料金:5000円)
●入間ポイント解説:菅野太郎

C-01牛根

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

入間沖磯の中では最も沖に位置しており、潮通しは随一といってもよい。超一級のイシダイ釣り場として知られ、シーズンになればイシダイマンがみんな乗りたがる。しかし低い磯なので渡礁率は低く、ナギ限定の磯である。船着きはイシダイの一級ポイントで足もとから25mほどの水深がある。メジナねらいは沖向きがポイント。下り上り両潮を釣ることができるが、上り潮のほうがメジナはよい。というのも上り方向に根が多く、150m沖でもオナガ、クチブトのほかマダイもヒットする。下り潮の場合はどこまで流してもイサキがメイン。際ねらいのほうが良型はでやすい。沖向きはハエ根がきついものの、ちょい沖で水深が20m以上落ち込む。ルアーでワラサ、ヒラマサもヒットしやすく、時にはジグにマダイが食いつく。

C-02河伍

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

魚影の濃さは入間ではピカイチ。テーブル状の根の中心に割れ目があり波が乗りやすく、周囲がハエ根に囲まれていることで波が立ちやすいことから渡礁率は低い。ここに乗る人はメジナが専門。上り下りとも釣れるが加賀根向かいのほうが深く魚を取りやすい。沖向きは浅く根に突っ込まれやすいのが難点。オナガメジナの回遊が多く、30年前は50cmクラスが頻繁に見え、中でも特大オナガは「河伍のギューちゃん」と言って親しまれていた。現在は大型が珍しくなったもののチャンスはある。潮を流す釣りをすれば43cmクラスのオナガメジナは出ることが多い。なおクチブトメジナの大型は上り潮でヒットしやすい。

C-03畳根

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、アオリイカ
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渡礁できる確率

入間沖磯の中で最も収容人数の多い磯であり全周が好ポイントといってもよい。イシダイ、モロコ、メジナ、イサキ、マダイの実績も充分。クチブトメジナねらいであれば総じて上り潮が本命だ。80mほど沖まで流しても良型がヒットする。沖向かいは下り潮が本潮になりやすくマダイ、オナガメジナ、イサキが有望。特に斜め沖に出ていく下り潮が差すとチャンス。陸向かいのイシダイ場は底もの釣りの好場所。クチブトメジナをねらうのにも人気で足もとから非常に深く、春は大型マダイがヒットすることもある。またアオリイカの実績が高くエギング、ヤエンで探ってみても楽しい。寒のクチブトメジナ釣りでは地方磯の松ケ下向かいを探ってみると思わぬ釣果がある。

C-04赤島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
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渡礁できる確率

加賀根を越え吉田湾の沖にポツンとそびえる赤島。ここより地方側は浅瀬が広がり、赤島の手前で水深が一気に30mまで落ち込む。そんな場所だけに深場と浅場を行き来する魚の通り道がある。湾に位置しているため沖の本潮が素直には流れない。しかし潮は力強く、複雑な潮目を形成しながら刻々と変化する。メジナの魚影は濃く、オナガメジナの良型も頻繁にヒットする。特に近年は居着きのオナガが大型化していて楽しい。畳根向かいのカドは畳根に向かって潮が流れる時がよい。サオ1.5~2本分の深ダナねらいで、良型のオナガメジナ、クチブトメジナが有望だ。厳寒期でもオナガメジナがヒットする。沖の潮で食わなければ右側のサラシ場の棚の上も面白い。磯際の斜面に寄せエサを入れ、棚の周辺に効かせるとよい。反対の吉田側はイシダイ場として人気。足もとでクチブトもよい。また吉田の浜方向に潮が流れる時はマダイも実績が高い。平島向かいは足もとから水深が20~25mあるドン深の釣り座。平島に向かって遠投して探ると、クチブトメジナの大型がヒットする。

D.吉田エリア

中木・入間の2大渡船区とは別に、伊豆で一番の呼び声も高い地磯がある。それが吉田湾の湾奥部にある吉田大根だ。地磯らしからぬ潮通しのよさ、雄大な景観はぜひともここで紹介したい。オナガメジナや大型のクチブトメジナの実績も充分。吉田の浜から約30分の所要時間でアクセスする釣り場ながら、人気のポイント。

D-01吉田大根

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対象魚 メジナ、イサキ、イシダイ
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アクセスのしやすさ

慣れた人でも20分はかかるうえ、経路の大半は大岩のゴロタ場。かなり歩きにくいがそれでも数多くの釣り人がこの磯を目指す。沖磯並みの潮通しのよさと大型メジナやイシダイの実績。ヒラスズキや多彩なターゲットがねらえる豊穣の磯だからだ。本命釣り座はハナレと呼ばれる東面。ここから沖に潮が払い出す時は最も釣果の期待が高まる。またハナレの付け根にあるサラシ周りも有望で特に西の季節風が吹くと大ザラシが出てメジナねらいには格好の条件になる。またサラシが出やすいことからヒラスズキの回遊も多い。沖に向かって右寄りの釣り座はハエ根が多く釣りにくい。しかしその分場荒れが少ない。なおハナレに出るまでは狭い足場を伝っていかなければならず注意が必要。

E.伊浜エリア

伊浜は太平洋と駿河湾の境界に位置する。伝統的な和ザオでの底物釣りが伝承されイシダイマンが多い。駿河湾に回り込んだ雲見側は磯が切り立っている。通称「奥磯」とも呼ばれる。一方で妻良側にある宇留井島周辺は浅瀬が広がる。メジナ釣りの場合、一発大ものねらいでは奥磯、数釣りをするなら宇留井島の実績が高い。波勝崎を境に黒潮の影響がガラリと変わり、海の色、潮の質が一変するのもこの海域の特徴だ。

●伊浜渡船:宝洋丸(TEL:0558-67-0601/渡船料金:5000円)
●伊浜ポイント解説:川本雄貴

E-01宇留井島・ワタリ

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
人気度
渡礁できる確率

宇留井島の先端に突き出た低い磯。干潮時であれば宇留井島本島に歩いて渡ることもできる。低い磯なので渡礁率が非常に低い。また収容人数は2名までと狭い。イシダイ釣りの一級ポイントであり、メジナの魚影もすこぶる濃い。中型の数釣りポイントながら、厳寒期は40cmクラスが入れ食いになることも珍しくない。沖向きは溝が数本あり仕掛けを流しにくい。陸向きのほうが深く、イシダイはこちらが本命だ。荷物を置くのにもチャランボがあったほうが安全。妻良方面からくる上り潮が差してくるとチャンスで、磯にぶつかり生じる潮目をねらうとよい。

E-02宇留井島・ハサミ

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
人気度
渡礁できる確率

3~4名が乗れる。船着きから溝を渡った表向きがメインポイントだが、張り出した根の先をねらう格好になる。潮が高いうちは波を被るが干潮前後は張り出しに立つことができ、断然釣りやすくなる。魚影は濃く中型主体の数釣りポイント。メジナ釣りでは渡船区全体で圧倒的に数が釣れるのはハサミもしくはワタリである。沖も浅いが大きなゴロタ岩が点々と沈み、それらの根に魚が付く。上り下りの両潮とも釣り座を選べば対応できる。伊浜の磯の中では比較的速い潮が通す。なおイシダイの大型実績も高く、伊浜では記録魚となっている7kgがあがったのはハサミである。ワタリを向いたほうの割れ、溝も良型メジナのポイント。

E-03丸島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
人気度
渡礁できる確率

奥磯では比較的安定した釣果が出てメジナも良型が多い。上り、下りともメリハリのある潮が通す。ただし周囲の根がきついので根ズレに注意して挑むこと。船着場には大きなテーブル状の根があり、その先を遠投でねらう。上りならばハナレから探るのもよいが、こちらもハエ根がきついので遠投がよい。沖向きは足場が高く下り潮をねらうのに適している。下りのほうがはっきりとした潮目が出る。その潮目を重点的にねらうとメジナが有望だ。

E-04トンガリ

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ、アカハタ
人気度
渡礁できる確率

小さな湾の中に位置し、潮はトロリと流れて速くない。主な釣り座は先端、しっぽ、赤島向かい。各1名ずつしか乗れない狭い釣り座だ。名前のとおり尖がった磯で荷物の置き場は少ない。チャランボがあると便利である。上り方向に流れる潮はマダイの実績があるが、海底に沈み根が少ない。秋口にイサキが沸いている時もメジナの釣果が安定している。オナガメジナも比較的多く、45cmまではあがる。しっぽは磯際をねらいで実績が高い。先端は沖めも際も多彩な釣り方が楽しめる。丸島方向に引かれる感じの潮が差すと特によい。

E-05黒島

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対象魚 メジナ、イサキ、マダイ、イシダイ
人気度
渡礁できる確率

大人数で乗れるものの沖向きは海苔が付きやすいので注意が必要。陸向き(マナイタ)との間の水道に沈み根があり遠投でねらうとよい。水深が足もとから25m以上と深く、潮通しもよい。際の深ダナをねらうテクニカルな釣りも面白い。下り潮はマナイタ向かいから流すか、船着きで当て潮の際をねらう。なお、2018年度は船着場で5kgのイシダイがあがっている。速い潮が流れると寄せエサを溜めにくいが、陸向きの際にはクランク状の凹みがあるので寄せエサを溜めてポイントをつくる。春はマダイの実績も非常に高い。余談だが干潮前後のナギ限定で黒島のハナレにも渡船は可能。こちらも沖向きはドン深。イシダイねらいなら下り潮が本命。メジナねらいはゆっくりとタナを探りたい。なお高水温期はイサキが入れ食いになる。

この釣り場の詳細情報はこちら ※このページの情報は2019年6月現在のものです。

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