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    【熊本県・天草の釣り旅】海と空が青色で繋がる島原湾でマダイねらい。和製ルアーでとことん楽しむ女子二人の南国旅

    「熊本県・天草」釣り旅の記録

    SCENE 01
    こんなのあり!海辺の宿から浴衣で釣り
    SCENE 02
    九州生まれの和製ルアー・タイラバにチャレンジ
    SCENE 03
    深紅の宝石、誉れ高き湯島マダイを釣り上げる
    SCENE 04
    世界文化遺産・三角西港で歴史散策

    “こんなのあり!海辺の宿から浴衣で釣り”

    九州のへそとも言われ、ダイナミックな自然に囲まれる熊本県。
    東には阿蘇をはじめとする九州山地がそびえ、西には有明海、八代海、天草灘などの海と
    大小110ほどの島々からなる天草諸島が広がる。

    東京に住み、ガールズ・ロックバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」でボーカリストを務める“オカマリ”こと岡田万里奈さんと、福岡に住み、数々の釣り番組にも出演している人気の釣りガール“みっぴ”こと秋丸美帆さんは、釣りのイベントがきっかけで知り合った釣り友だち。

    岡田さんが長年楽しんでいるのはフライフィッシング、秋丸さんが得意なのは海のルアーフィッシングと、普段の釣りの好みは少し違う二人だが、ともに「旅好き」なことが分かると意気投合。

    秋も温暖で見どころも多い九州で遊ぼうと相成った。行き先は天草。九州でも指折りの秋のマダイ釣り場なのだ。
    熊本空港から九州に入った岡田さんと秋丸さんが合流し、まず向かったのは、天草諸島の1つ上島にあり、離れの部屋からでも釣りができてしまうという地元でも人気の温泉宿・渚亭。
    目の前には有明海と八代海をつなぐ静かな湾が広がり、宿の周りはもちろん、部屋のテラスからもサオをだせて、季節によりクロダイ、キス、スズキ、イカなどが釣れる。

    静かな海が目の前に広がり、部屋も風呂も雰囲気があって人気の高い渚亭(熊本県上天草市松島町阿村5650-2)
    静かな海が目の前に広がり、部屋も風呂も雰囲気があって人気の高い渚亭(熊本県上天草市松島町阿村5650-2)
    宿のロビーには宿泊したお客さんの釣った魚の写真がずらり
    明るく落ち着いた部屋は旅好き女子も大満足
    近くの桟橋からサオをだしていた地元の人たち
    宿に着きさっそく離れのベランダからキャストしてみる秋丸さん

    散歩もかねてまだ明るい宿の外に繰り出し、ねらってみたのはこの時期によく釣れるというコウイカ。
    釣り方は秋丸さんが得意なルアーフィッシングだ。
    「餌木(えぎ)」という日本生まれのエビの形を模したルアーを使う。
    餌木は元々木製だったが、今はカラーバリエーションも多彩なプラスチック製。
    これを少し流れがありそうな場所に向かって投げ、一度沈めたら、サオとリールの操作で跳ね上げるように動かす。

    宿の前にある砂浜は夏にキスが釣れる。秋ならコウイカ、スズキ、アジ、アオリイカなど
    まずは餌木を使ってコウイカねらい
    潮通しのよい桟橋の先端部分も釣りにはよい場所だ

    そこから少し海中を漂わせ、イトが張ったり、手に重みが伝わったりすれば、エサだと思ったイカが抱きついたサイン。
    すると驚いたことに、秋丸さんから釣り方の手ほどきを受けたばかりの岡田さんの餌木に、見事にコウイカが抱きついた。
    「オカマリちゃん、すごい!」と、期待以上の好スタートに秋丸さんも頬が緩む。

    日が沈んで間もなく、岡田さんがコウイカを釣りあげた
    手前が日本生まれのルアーである餌木。抱きついてきたイカを後端の金属部分に引っかけて釣る

    渚亭は温泉と料理も評判(だからこそ、旅好き女子が選んだのだけれど)。
    部屋と同じように海を望むお湯でリラックスしたあとは、お待ちかねの夕食。

    この日も再会を祝う二人の期待にばっちり応えてくれるように、マダイ、イセエビ、クルマエビ、マダコ……など、どれから食べようか迷ってしまうほどの天然の天草魚介がずらりと並んだ。

    もう充分に満足してしまいそうだが、乾杯をノンアルコールビールにしたのは、食後の釣りがもう1つの楽しみだからだ。

    夕食にはマダイをはじめ天草で獲れた天然の海の幸がずらり
    身のたっぷり詰まったイセエビの刺し身はとろける甘さ
    よく太ったクルマエビも天草の名物。もちろん味は最上級
    茹でダコならぬタコステーキもお目見え。マダコも天草の名物であり、国道を走っているとタコが干されている風景もよく見かける

    女子二人、浴衣で楽しむ第二ラウンド。
    コウイカもまだねらえそうだったが、宿に戻る時に「スズキが小魚を追いかけているような、怪しい音が海から聞こえましたよ(笑)」と気づいたのは秋丸さん。
    そこでルアーを餌木から小魚を模したものに替えると、その読みどおり、関東ならフッコと呼ぶ若魚のスズキが顔を見せてくれた。
    宿の部屋からこんな魚が釣れてしまうとは、天草の海おそるべし、である。

    岡田さんはもちろん、釣りの経験が豊富な秋丸さんも浴衣での夜釣りは初めて
    これがスズキ。釣り人の間では「シーバス」の名前でお馴染みだ
    • このコンテンツは、2016年10月の情報をもとに作成しております。
    写真:小田部 修久

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