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【大分県・豊後水道の釣り旅】堤防メバルで腕ならし。夜は絶品「関あじ」を堪能

「大分県・豊後水道」釣り旅の記録

SCENE 01
驚きの赤と鮮やかな青。見れば納得の〝地獄〟めぐり
SCENE 02
堤防メバルで腕ならし。夜は絶品「関あじ」を堪能
SCENE 03
快晴の佐賀関沖。待望のアジ・サバ釣りにチャレンジ
SCENE 04
大自然を全身で受けとめる良型ブリとのパワーファイト

“堤防メバルで腕ならし。 夜は絶品「関あじ」を堪能”

今回の旅の宿は、別府湾に面し源泉掛け流しのお湯も楽しめる「清海荘」。お湯はもちろん、地元大分の食材をふんだんに使った料理が自慢だが、その前にちょっと釣りを楽しむ時間を取っていた。

待ち合わせたのは、東京の釣り仲間から「とても頼れる友人がいるよ」と紹介された、大分の女性アングラー吉良佳愛さん。夏はご主人とアユ釣りを楽しみ、他の季節は海のルアー釣りを楽しんでいる、あべさんと同じ釣り好き女子。吉良さんの得意な釣りの1つ、陸からのメバル釣りに挑戦した。

穏やかな海で夕食前のお散歩釣り

やって来たのは宿から車で10分ほどの亀川漁港。大分の堤防や漁港では、アジ、メバル、クロダイ、マダイなどが季節に応じて釣れる。しかもそれらの魚の大きさが、他の地域なら船で沖に出ないと釣れないサイズという点に特徴がある。この時はメバルねらいなので、サオは2m弱のコンパクトなもの、リールも小型のスピニングリールを使用。あとはエサの代わりとなる、ワームというゴム状の柔らかく小さなルアーを使った。メバルは夜行性の魚で、薄暗い時間帯に物陰から出てきて水中のエサを食べる。そこで日没前の夕方、ちょっとお試し釣りをするには格好の相手なのだ。

船釣りが得意なあべさんもメバルのルアー釣りは初めて
「来た~!」と思ったが、これは残念ながら根掛かり
こちらがメバル。クリッとした大きな目が特徴

ワームは軽いので、そのままではキャストできない。そこでオモリが付いたハリに刺して使う。ねらう場所は岩や藻がある所や、暗くなると外灯が点いて周囲より海面が明るくなる場所だ。岩や藻のある場所はメバルの棲み処になり、夜に明るくなる場所はメバルのエサとなるプランクトンや小魚が集まる。

キャストしたあとは、ゆっくりリールを巻いて、ワームを水平移動させればOK。慣れてきたら、時々リールを巻くのを止めたり、サオ先でチョンチョンとワームを動かしてねらうテクニックもある。あべさんもつい時間を忘れてサオを振ったが、この日は小さなメバルがたまに岩陰から顔を出すもののヒットはなし。翌朝早くから待望の船釣りが待っていることもあり、「夜更かしせずに食事を楽しもう!」と二人で宿に戻った。

「清海荘」は別府湾を見下ろす絶好のロケーション。別府駅からも近い。
最上階の「展望貸切露天風呂 天空湯房」では、オーシャンビューを満喫しながら檜風呂に入れる
大分が誇る地元食材を囲んでお楽しみの夕食

大分の山海の食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、互いの好きな釣りに興味津津な女子二人。アユ釣りは未経験のあべさん、船釣りはあまりしたことのない吉良さん。箸を進めつつ、話はいつまでも尽きなかった。そして吉良さんの、「大分に来たからには、やっぱりこれを食べてもらわないと!」というイチ押しで登場したのは、大分県を代表するブランド魚「関あじ」のお造り。明日の船釣りも、まさにこの魚をねらうのだ。

豊後水道の潮流が鍛える〝関あじ〟の身。プリプリの歯ごたえの中にふくよかな旨みが広がる
大分名物のとり天。大分県はかつて一人あたりの年間鶏肉消費量が全国一位だったこともある
豊後牛の岩盤焼きプレート。大分のきれいな空気と山の斜面を利用する広々とした放牧環境が、全国的にも評価が高いきめ細やかな霜降り肉を作る
  • このコンテンツは、2017年3月の情報をもとに作成しております。
写真:藤原武史
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