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    掲載日:2022.02.01

    マイルの教室 5:国内線も国際線もおトクに乗れる。「フライトでマイルを使う」

    いまさら聞けない基礎知識から耳寄りな最新情報まで、ANAのマイルを上手に貯めて、おトクに使うノウハウをレクチャーする「マイルの教室」。今回は、特典航空券や国際線の座席アップグレードなど、フライトでのマイルの使い道のほか、とっておきの裏技もご紹介します。

    おトクにフライトを利用できる特典航空券

    航空券には有償の航空券のほかに、所定のマイルと交換できる無償の特典航空券があります。特典航空券のご利用を目的にANAのマイルを貯めている方も多いのではないでしょうか。このほかにも、ANAのマイルは国際線の座席アップグレードや超過手荷物料金の支払いなど、フライトのシーンで使うことができます。

    特典航空券

    ANAのマイルは、ANA国内線・国際線、提携航空会社の特典航空券に交換できます。それぞれの特典航空券の対象便やシーズン・必要マイル数など、代表的な利用条件をまとめてみました。

    【特典航空券の主な利用条件】<ANA国内線特典航空券>主な対象便:ANA(NH)便名の日本国内線全路線、区間旅程:1区間(片道)または2区間、対象クラス:普通席、必要マイル数:1区間(片道)5,000マイルから、有効期限:発行日および発行日の翌日から起算して1年間。<ANA国際線特典航空券>主な対象便:ANA(NH)、エアージャパン(NQ)、区間旅程:※別途解説、対象クラス:エコノミークラス、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラス、必要マイル数:往復12,000マイルから、有効期限:旅行開始日から1年間(発券から1年以内に旅行を開始することが必要)。<提携航空会社特典航空券>主な対象便:スターアライアンス加盟航空会社、提携航空会社、区間旅程:※別途解説、対象クラス:エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス、必要マイル数:往復15,000マイルから、有効期限:旅行開始日から1年間(発券から1年以内に旅行を開始することが必要)。

    ANA便名であれば、国内線全路線で特典航空券が利用できます。国際線ではANA国際線のほかに、提携航空会社の特典航空券にも交換できるので旅の選択肢が広がります。

    ANA国内線特典航空券の場合、区間は1区間(片道)または2区間となります。ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券では、往復の旅程が対象です。区間のルールは少し複雑ですので、詳しくは各特典航空券の「ご利用条件」で確認しましょう。

    必要マイル数は、ANA国内線特典航空券、ANA国際線特典航空券、提携航空会社特典航空券のいずれも、区間や旅程の距離が長いほど必要マイル数が多くなります。ただしANA国内線特典航空券、ANA国際線特典航空券では、同一の区間・旅程でもシーズンによって必要マイル数が異なります。シーズンごとに必要なマイル数を、ANA国内線特典航空券を例にまとめてみました。

    【ANA国内線特典航空券1区間(片道)必要マイル数(2022年)】<シーズン:L(ロー)>1月4日〜2月28日、4月1日〜4月27日、12月1日〜12月22日、東京~大阪の必要マイル数:5,000マイル、東京~札幌の必要マイル数:6,000マイル、東京~沖縄必要マイル数:7,000マイル。<シーズン:R(レギュラー)>3月1日〜3月10日、5月9日〜8月4日、8月22日〜11月30日、東京~大阪の必要マイル数:6,000マイル、東京~札幌の必要マイル数:7,500マイル、東京~沖縄必要マイル数:9,000マイル。<シーズン:H(ハイ)>1月1日〜1月3日、3月11日〜3月31日、4月28日〜5月8日、8月5日〜8月21日、12月23日〜12月31日、東京~大阪の必要マイル数:7,500マイル、東京~札幌の必要マイル数:9,000マイル、東京~沖縄の必要マイル数:10,500マイル。

    このように、たくさんマイルを貯めるほど、より遠くの目的地に行けたり、混み合う帰省や長期休暇のシーズンでも特典航空券が使えたり、おトクに旅するチャンスが広がります。区間・旅程で必要なマイル数の目安は、ANA国内線特典航空券、ANA国際線特典航空券の「シーズン・必要マイルチャート」、提携航空会社特典航空券の「ゾーン・必要マイルチャート」で確認できます。

    毎週火曜日は「今週のトクたびマイル」に注目

    ここで耳寄りな情報です。通常のANA国内線特典航空券より少ないマイルで利用できる「今週のトクたびマイル」というウェブサイト限定サービスをご存じですか。対象路線は週替わりで、毎週火曜日の正午に告知されます。参考例として、過去の通常の国内線特典航空券と「今週のトクたびマイル」のおトクさを簡単に比較してみました。

    【ANA国内線特典航空券1区間(片道)必要マイル数比較】対象搭乗期間:2021年10月14日(木)〜10月20日(水)まで(レギュラーシーズン)。<東京(羽田)~大阪(神戸)の必要マイル数>通常:6,000マイル、トクたびマイル:3,000マイル。<東京(羽田)~沖縄(那覇)の必要マイル数>通常:9,000マイル、トクたびマイル:6,000マイル。

    急にスケジュールが空いたり、ふらっと旅をしたくなったりしたときにぴったりの「今週のトクたびマイル」は、貯まったマイルの使い道として要注目です。

    マイルを使ってひとクラス上のフライトを

    ANA国際線アップグレード特典・スターアライアンス アップグレード特典

    ANAのマイルは、ANA国際線とスターアライアンス加盟航空会社で座席アップグレードにも使えます。それぞれのアップグレード特典の対象便や予約クラスなど、代表的な利用条件をまとめてみました。

    【アップグレード特典の主な利用条件】<ANA国際線アップグレード特典>対象便:ANA(NH運航便)、エアージャパン(NQ運航便)、対象クラス:エコノミークラスからプレミアムエコノミー、プレミアムエコノミー(ANA国際線)またはエコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラス、必要マイル数:1区間(片道)9,000マイルから、有効期限:ご予約便に限り有効。<スターアライアンスアップグレード特典>対象便:スターアライアンス加盟航空会社、対象クラス:プレミアムエコノミー(ANA国際線)またはエコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラス、必要マイル数:1区間(片道)12,000マイルから、有効期限:ご予約便に限り有効。

    ANA国際線もスターアライアンス加盟航空会社も、この特典を利用する際はアップグレード可能な予約クラスを購入する必要があります。詳しくは「ANA国際線アップグレード特典」、「スターアライアンス アップグレード特典」各ページの「ご利用条件」を参照ください。

    アップグレード特典に必要なマイル数は、ANA国際線、スターアライアンス加盟航空会社ともに、1区間(片道)の距離および利用クラスによって異なります。基本的には1区間の距離が長ければ、座席アップグレードに必要なマイル数も高くなります。参考例として、エコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードする際に必要なマイル数を、代表的な3つの路線で比較してみました。

    【エコノミークラスからビジネスクラスへ座席アップグレードに必要なマイル数(片道1区間)】<東京~上海>基本区間マイル:1,111マイル、ANA国際線:12,000マイル、スターアライアンス:12,000マイル。<東京~ホノルル>基本区間マイル:3,831マイル、ANA国際線:20,000マイル、スターアライアンス:26,000マイル。<東京~ロンドン>基本区間マイル:6,214マイル、ANA国際線:28,000マイル、スターアライアンス:34,000マイル。

    このように、人気の東京−ホノルル路線でも、ANA国際線なら片道20,000マイルでエコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードできます。おトクにひとクラス上のフライトを実現できるアップグレード特典は、貯まったマイルの使い道としても魅力的ですね。

    ANA国際線超過手荷物料金お支払い

    ANA国際線では、超過手荷物料金をANAのマイルで支払うことができます。個数超過、重量超過、サイズ超過のいずれも対象です。手続きは搭乗日当日、チェックインカウンター、もしくは手荷物カウンターにて行います。ANAカード、あるいはANAマイレージカードを提示し、超過手荷物料金をマイルで支払うことを係員に伝えてください。
    詳しい条件はANA国際線超過手荷物料金お支払いページでご確認ください。

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