生物多様性保全

サンゴ保全活動「チーム美らサンゴ」

2002年、ANAはサンゴの白化現象で大きなダメージを受けた沖縄県恩納村の海洋環境保全協力を申入れ、サンゴの植え付けを提案しました。翌年には植え付けが開始され、2004年にはサンゴ保全活動に賛同する沖縄県内外の企業へ呼びかけ「チーム美らサンゴ」を結成しました。地元関係者の協力や環境省・沖縄県・恩納村などの行政の後援を得ながら、サンゴの苗植え付けイベントや啓発活動を実施しています。

「チーム美らサンゴ」の活動にご賛同いただいたANAマイレージクラブ会員の皆様から、環境サポート寄付マイルを募りました。(2021年6月1日から6月30日)寄せられた702,000マイルは「チーム美らサンゴ」の活動に寄付させていただきました。

サンゴの苗作り
ダイバーによる植え付け作業の様子
恩納村・万座湾内のサンゴ礁
植え付けイベント参加者

「やんばる国立公園」外来植物防除活動

沖縄と言えば、青い海をイメージしますが、「やんばる国立公園」がある沖縄本島北部には、緑深い亜熱帯植物の森が広がっています。この地域はヤンバルクイナをはじめとした希少な動植物が生息・生育するなど多様な自然環境を有しており、世界自然遺産登録を目指しています。
近年、繁殖力の強い外来植物が入り込み、急速に生息範囲を広げており、その影響で在来植物は日光を十分に受けられなくなり、水分や栄養も奪われ、本来の自然のバランスが崩れてしまうことから、外来植物の防除は速やかに対処しなくてはならない課題となっています。
2019年7月、「やんばる国立公園」の生態系保全のため、ANAグループのボランティア社員が集まり、国頭郡大宜味村田嘉里地区で外来植物「ツルヒヨドリ」の防除作業を行いました。
ANAグループは、これからも地域の皆さまや環境省の協力の下、「やんばる国立公園」の豊かな自然を残す取り組みを続けていきます。

国頭郡大宜味村田嘉里地区での活動
外来植物ツルヒヨドリ

野生生物の違法取引撲滅に向けたワークショップ

2018年3月、ANAは日本の航空会社として初めてIATAが推奨する野生生物の違法取引を撲滅することを目的とした「野生生物保護連盟特別輸送委員会、バッキンガム宮殿宣言」に調印し、以下の取り組みを推進しています。

  • 不法な野生動物取引に関するお客様・従業員への啓発
  • 空港・航空関係者等との情報共有
  • 関係先と連携した意識向上プログラムの実施

2019年12月、成田国際空港株式会社(NAA)との共同企画として航空関係者を対象に、ROUTES*1パートナーシップのプログラムを用いたワークショップを社外で初めて開催しました。
本ワークショップは、2018年に第1回(グループ社員対象)を開催、今回で2回目となり、WWFジャパン*2において野生生物の取引を調査・モニターする「TRAFFIC」*3や東京税関から講師に招き、よく使われる密輸ルートの現状や実際の事例紹介、生きた動物などを発見した場合の通報体制などについて学びました。
今後も違法な野生生物の取引に関する理解促進・啓発、政府関係機関と連携した情報共有などを実施し、国内外における環境・生態系保全に向けた取り組みを推進していきます。

  1. *1.ROUTES:「Reducing Opportunities for Unlawful Transport of Endangered Species」の略。野生動物の違法な取引にかかわる犯罪行為に対処するための国際的協働プラットフォームであり、違法な取引が多いとされる国/地域を中心に様々なプログラムを実施している。
  2. *2.WWF:100ヶ国で環境保全に取り組む公益法人(WWFジャパン https://www.wwf.or.jp/ 新しいウィンドウで開く。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。)。WWFジャパンは、自然の中に人間が存在するという自然観を取り入れ、日本国内および日本が関係している国際的な問題に取り組んでいる。
  3. *3.TRAFFIC:野生生物の取引を調査・モニターするNGO。WWF(世界自然保護基金)とIUCN(国際自然保護連合)の共同事業として設立され、世界10地域の拠点を中心に世界中に広がるネットワークを通じて活動。TRAFFIC https://www.trafficj.org/ 新しいウィンドウで開く。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
ページトップへ