ジェンダー平等に関する取り組み

ジェンダー平等から、一人ひとりが輝く未来の創造へ

ANAグループは、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)を経営戦略の中核に据え、企業文化の変革を推進し、公正な機会と支援が提供される組織基盤を構築します。

私たちは、世界中で働く多様な社員が、属性に縛られず、互いの個性を尊重し合い、価値創造の源泉とする集団でありたいと考えています。

この姿勢を具現化するため、特に女性比率が課題であった技術分野(運航・整備)において、次世代への啓発や環境整備を体系的に推進してまいりました。その結果、女性社員数は2019年比で60%増加し、IATAが提唱する「25by2025*」のコミットメント達成という大きな節目を迎えることができました。

また、私たちは育児や介護などのライフイベントにおいて女性に負担が偏りやすい現状を直視し、「エクイティ(公正性)」を尊重した仕組みづくりを加速させています。男性の育児休業取得推進をはじめ、一人ひとりの状況に応じた公正な支援と機会の提供を通じて、働く時間などに制約のある従業員もその才能を最大限に発揮できる土壌を共創しています。

この成果は、ANAグループ内にとどまるものではありません。ジェンダー平等への実践的な枠組みを透明性を持って社会に共有し、多様なステークホルダーと共に、社会に根深く残るバイアスの払拭に挑みます。
そして、包括的なウェルビーイングを実現する公平な社会を築いてまいります。

性別などの属性に関わらず、誰もが自分らしく社会で躍動できる未来に向けて、私たちは歩みを止めることなく行動し続けます。

  • 2025年末までに女性の少ない部門(技術・運航)における女性社員数を2019年比で25%増加

ANAホールディングス株式会社
代表取締役社長
芝田 浩二

私たちの目標

2021年6月、ANAグループでは意思決定の場における女性比率の向上について中期目標を策定しました。本目標の達成を経営戦略上の重要課題と位置づけ、経営トップ主導で取り組んでいます。
具体的には、2020年代の可能な限り早期における女性役員・女性管理職比率30%以上の実現に向け、多様なグループ会社や部門、それぞれの職場に応じた人事・サポート制度の見直しや能力開発・意識醸成といったアクションを進めています。
こうした施策の状況については、社外役員を含む取締役会において定期的な議論を重ね、進捗管理と施策の持続的なアップデートを図っています。

中期目標:2020年代の可能な限り早期における30%の実現

女性役員比率 ANAグループ 12.5%前年度比(+0.3%) ANA 27.1% 前年度比(+1.6%)(2026年6月現在) 女性管理職比率 ANAグループ 21.9% 前年度比(+1.0%) ANA 22.6% 前年度比(+1.6%)(2026年4月現在)

※ ANAグループ:ANAホールディングス+マネジメントルール適用39社 計40社

※日本国内の運用

主な取り組み

  • 管理職向け研修の実施

    女性社員を含む多様な社員一人ひとりの能力を活かしチームや組織の力に変えていくため、管理職を対象に部下育成やコミュニケーションのヒント、チームの在り方など具体的な行動化について学ぶ研修を実施しています。

  • キャリア支援に向けた取り組み

    社員の成長支援策として、女性リーダー(課長)層を対象としたスポンサー制度や成長支援プラットフォーム(各種研修、ロールモデル紹介、異業種交流等)を構築しています。

  • ジェンダー平等について考える機会づくり

    国際女性デーを機に、トップマネジメントによる航空業界におけるジェンダーバランスについてのパネルディスカッションの実施や、社内食堂において国際女性デーをイメージした食事提供と共にジェンダー平等実現に向けた社員からのメッセージやアイディアを共有するイベントを開催しました。

  • ICAO Global Aviation Gender Summit 2023に参加

    ICAO(国際民間航空機関)グローバルアビエーションジェンダーサミットでは航空行政や企業・団体から約1,000名が参加し、SDGs目標とICAO のジェンダー平等プログラムの実現に向け議論が実施されました。ANAグループは、今回サミットにてDEI推進やジェンダー平等に関する取り組みと成果について発表しました。

  • 国連グローバル・コンパクト Leaders Summitに参加

    ANAグループのジェンダー平等に向けた取り組みについては2021年6月の国連グローバル・コンパクトLeaders Summit(180ヶ国から約22,000名が参加)で発表の機会を得ました。

  • IATA ダイバーシティ & インクルージョン アワードを受賞

    DEIの推進を通じて航空業界の活性化に積極的に取り組む企業として、2021年10月には、国際航空運送協会(IATA)が主催するダイバーシティ&インクルージョンア ワードの「D&Iチーム賞」を本邦航空会社として初めて受賞しました。

外部イニシアティブへの参画

ANAグループは、社員一人ひとりの能力を最大限発揮するための環境整備に積極的に取り組み、よりよい社会づくりに貢献しています。グループ全体での女性活躍推進体制を加速させるために以下の組織の取り組みに参画しています。

  • 女性のエンパワーメント原則(WEPs)に署名

    国連グローバル・コンパクトとUN Womenが進める、企業経営者のリーダーシップによるジェンダー平等の促進等を示した、「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に2017年に署名いたしました。

  • 「30% Club Japan」に加盟

    企業の持続的成長を促進するために、重要意思決定機関に占める女性割合の向上を目指して活動する 「30% Club Japan」の趣旨に賛同し、加盟しています。

  • IATA「25by2025」に加盟

    ANAは、国際航空運送協会(IATA)の女性活躍推進に関する取り組み「25by2025」に参画しています。
    2025年までに上級職や、女性が少数派である分野における職種において活躍する女性の人数拡大(2019年度比+25%)の目標を達成しました。

    プレリリース