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【北海道・渚滑川の釣り旅】オホーツクのもうひとつの恵み

「北海道・渚滑川」釣り旅の記録

SCENE 01
日本のゲームフィッシングをリードする川
SCENE 02
厚い流れを割って飛び出すニジマス
SCENE 03
オホーツクのもうひとつの恵み
SCENE 04
再びニジマス釣りへ。そして海の恵みに舌鼓
SCENE 05
オホーツク紋別なら最後まで楽しめる

“オホーツクのもうひとつの恵み”

2日目、早朝から滞在先の「たきのうえホテル渓谷」を出発し、里見さんがまず向かったのは紋別港。
ニジマスが本命の今回の渚滑川の旅だが、実はもうひとつ、チャレンジしたい釣りがあった。
それが「ガリンコ号」に乗ってのカレイ釣り体験だ。
砕氷船であるガリンコ号は、冬場は流氷見学ツアーに用いられるのだが、
夏場はオホーツクの爽やかな風を浴びながらのフィッシングクルーズ船に変身する。

碧い海を眺めながらの釣りは開放感も抜群
砕氷船「ガリンコ号」は、冬場は流氷見学ツアーの船として活躍するが、夏場は広い甲板を利用したカレイ釣りのフィッシングツアーが楽しめる。手ぶらで訪れて、碧い海を眺めながらの釣りは開放感も抜群
砕氷船「ガリンコ号」

流氷や海流により沿岸から豊富な栄養分が運ばれるオホーツク海は、サケ、マス、タラ、ニシン、サンマ、カニ、ホタテ、そしてカレイなどの豊かな漁場。

なかでもカレイは種類が多く、寒流の中で身が締まって味がよいことで知られ、
北海道内でも「紋別カレイ」はブランド魚になっている。
そのカレイを、ガリンコ号のフィッシングクルーズでは、レンタルタックルで誰でも気軽にねらえるのだ。

紋別港の水揚げ
紋別港の水揚げは午前5~6時の早い時間帯にまず沿岸漁業の船が入り、その後、一日を通じてホタテ船、遠洋のカニ船と続く。9月頃からはカラフトマスやシロザケなどのサケ漁の最盛期。この日はカレイ、カジカ、フグ、タコ、ホッケなどが揚がっていた
活気あふれる朝の港の水揚げ風景

活気あふれる朝の港の水揚げ風景も楽しんだあと、予約していた午前7時のフィッシングツアーに乗船。

サオ、リール、エサ、手拭きタオルに水の入ったバケツなど、必要な釣り道具はすべてスタッフが手際よく船べりに並べてくれる。

そのままタックルの操作法、エサになる塩イソメのハリへの刺し方、そしてカレイの誘い方の説明を受けると、出港からわずか10分ほどで、水深25mほどの沖合に到着した。

カレイ

2本のハリとオモリが付いた仕掛けでトントンと海底を叩くように誘い始める。
すると、すぐにブルブルブルという反応が来た。
この日、エサを食ってきたのはカジカとカレイ。
カレイはマガレイにソウハチがほとんどだ。
紋別ではほかにもクロガシラカレイ、スナガレイ、ナメタガレイなどがポイントや季節ごとに釣れる。

フライフィッシングはお手のものの里見さんも、カレイ釣りはこの日が初体験。
それでも、とにかくアタリが多いので、初めてでもすぐにコツがつかめた。マガレイはサイズのよいもので30cmほど。
「その大きさなら味も抜群だよ」というスタッフの言葉に気分もよくなる。
この大きさになると、アタリもガンガンと明確で、ハリに掛けたあとの手応えもズッシリと重い。
昨今、東京湾や周辺の海でこれほどのカレイ釣りはなかなか味わえない。
オホーツクに来たら、ぜひ体験したい釣りだ。

受付で持ち帰り用の保冷箱が購入できる
釣った魚はもちろんすべて持ち帰り可能。受付で持ち帰り用の保冷箱が購入できるほか、釣ったカレイを紋別市内の提携飲食店で調理してもらうこともできる
  • このコンテンツは、2014年7月の情報をもとに作成しております。
写真:津留崎 健
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