鮭、ウニ、ホタテ...海の幸を贅沢に味わう

絶景の数々を目で味わったら、いざ、知床グルメでお腹を満たしましょう。おすすめは、やはりオホーツクの海の幸。季節によって獲れる魚貝類が変わるので、せっかくなら旬のものを。我々が訪れたのは、ちょうど秋鮭のシーズン。切り身の漬けと焼きほぐし、そしてイクラがたっぷり乗った鮭の親子丼で旬の味覚を堪能しました。

知床エリアは食事スポットがやや少なめ。確実に旬の味覚を楽しみたいなら、道の駅のレストランがおすすめです。海の幸以外のメニューもチョイスできるので、魚が苦手なお子様もきっと楽しめます。また、知床ウトロ港や羅臼港の周辺には小さな定食屋さんがあるので、旅情も合わせて味わいたいなら、そうしたお店を探してみるのもいいかもしれません。

道端にひょっこり姿を現すキタキツネ、野生動物の息吹を感じる深い森、峻険な岩肌を縫う滝、景色をオレンジ色に染める夕日。どこを切り取っても特別感がある。それが世界自然遺産に登録された知床の魅力なのだと、今回のワーケーションを通じて改めて実感しました。さまざまなアクティビティに参加して知床の魅力を体験するのも良いですが、ドライブしながら見どころを巡るだけでも、貴重な体験となるに違いありません。
KIKI知床ナチュラルリゾート
- 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192
- TEL:0152−24−3222(北こぶしリゾート予約センター、日曜・祝日を除く10:00〜18:00)
- ウェブサイト:KIKI知床ナチュラルリゾート
ライター:Tsuyoshi Nakano
フォトグラファー:Hirotaka Hashimoto