タイラバ選びのヒント
もしその日の釣りの状況が渋いと感じたら、たとえばヘッドの色を、定番の赤やオレンジから、茶、黒、緑、夜光、蛍光イエロー(チャート)などに替えてみましょう。茶、黒、緑はシルエットがくっきりするソリッドカラーで、夜光や蛍光イエローはぼんやりする膨張色です。色の違いでマダイの反応が変わることがよくあります。また、スカートやネクタイをあまり付けすぎず、簡素にするのも有効です。
タイラバは潮が速い時は重く、緩い時は軽くします。潮が速い時はそれに負けない重さがないと底に着かないからですが、潮がよく流れていればマダイの食い気も強いので、大きく目立つものでも、あるいは重いものでも強く吸い込みます。逆に潮が緩いとマダイの食い気は弱くなるので、その時は同じ重さでもシルエットが小さくなるタングステン製のタイラバが活躍します。
いずれにしても、タイラバはある程度のバリエーションで揃えておくのがおすすめです。まずは利用する船に問い合わせて、おすすめの「重さ」と「色」を確認しておきましょう。あとは根気と工夫の両方を持って釣ればきっとチャンスが訪れます。
豊後水道のタイラバは、春と秋が絶好のシーズンですが、一年を通じていつでも楽しめます。また、マダイのほかにブリも多く、タイラバにヒットすることもあってスリリングなファイトを楽しめます。ぜひチャレンジしてみてください。
船宿情報
豊後水道のタイラバは乗り合いでもチャーターでも可能。乗り合いで1人1万〜1万3,000円ほど。
- 記載の内容は2021年6月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。