【大分県】ご当地グルメをぶらり食べ歩き 特急「ゆふいんの森」で行く、大分グルメ旅

地元の伝統的な郷土料理を味わうことは、グルメ旅の楽しみの1つ。
別府と由布院にお店を構える「甘味茶屋」では、「だんご汁」や「やせうま」、別府名物の「とり天」など、おいしい郷土料理をいただくことができます。

おすすめは、小麦粉をこねて帯状に引き延ばした「だんご」と呼ばれる具を、たっぷりの野菜とともに味噌で煮込んだ「だんご汁」と、香ばしく揚げたエビの天ぷらを包みこんで握った「天むすび」が味わえる「だんご汁と天むすびセット」。
モッチリとしただんごは、野菜の旨味が溶け込んだ汁と相性抜群。
どこか懐かしく、ほっこりとしたノスタルジックな風味が楽しめます。

「だんご汁」とともにいただきたいのは、古くから大分で親しまれている甘味「やせうま」。
水で練った小麦粉を棒状にして寝かせた後、手で薄く延ばして茹で、温かいうちにきなこと砂糖をまぶしていただく素朴なお菓子です。

平安時代、乳母の八瀬（やせ）に連れられて古野（現在の大分県由布市）にある妙蓮寺へ参拝した貴族の若君が、お腹が空くたびに「八瀬、うま！」と食べ物を所望。そのたびに乳母の八瀬がこのお菓子を食べさせたことから「やせうま」と呼ばれるようになったのだとか。

口当たりの良い生地を口に運ぶと、香ばしいきなこがふわりと香り食欲をそそります。

ちなみに「甘味茶屋」は、もともと和菓子屋を営んでいたとのことで、自家製の餡や、つきたてのお餅を使った甘味や食事も美味。
夏にはかき氷やパフェを、涼しい季節には優しい味わいの田舎ぜんざいなども楽しんでみてください。

「ゆふいんの森」で車窓から雄大な景色を楽しみ、お好みのお店で大分グルメを満喫したら、夜はラグジュアリーな温泉リゾートでリラックス。

「ANAインターコンチネンタル別府リゾート＆スパ」は、海と山に囲まれた別府温泉という歴史ある自然の恵みを、コンテンポラリー＆ラグジュアリーというコンセプトのもと、かつてないリゾート体験へと昇華させた、別次元の癒しを与えてくれる至高の宿です。

客室はスイート、クラブインターコンチネンタル、クラシックの3タイプ。
スイートとクラブインターコンチネンタルは各部屋に露天風呂が供えられ、別府ならではのパノラマを楽しみながら温泉を満喫することができます。

別府市明礬温泉郷にあるこちらのホテルでは、美肌の湯が堪能でき神経痛やリウマチなどのほか、アトピーや湿疹といった肌の症状にも良いとされています。
贅沢な空間の中でゆっくり温泉に浸かって身体を癒しましょう。

もちろんのことながら、ここ「ANAインターコンチネンタル別府リゾート＆スパ」でも、大分グルメを味わうことができます。

おすすめはレストラン「アトリエ」でいただく「大分紀行」と名付けられた、大分の味覚をふんだんに盛り込んだコース料理。
津久見産マグロや佐賀関産イサキ、おおいた和牛のフィレステーキ、国東産の地ダコなどプレミアムな素材が贅沢に盛り込まれています。
ソムリエが厳選したワインとともに、大分の美食を堪能しましょう。

ホテルで味わいたいもう1つのおすすめが、タイ発のナチュラルスパブランド「HARNN（ハーン）」による、質の高いボディトリートメントが受けられる「ハーン ヘリテージ スパ」。

タイ式マッサージとアロマオイルマッサージをバランスよく融合したアロマ・ボディセラピーや、リフレクソロジーを組みわせたセラピーなど、その日の体調に合わせてお好みのメニューを選ぶことができます。

ホットストーンやハーバルコンプレスを使った、ここでしか受けられない別府オリジナルのトリートメントプログラムも充実。
「HARNN」のアイテムを購入することもできるので、興味がある方は足を運んでみましょう。

国内線だけで20を超える路線が運航する福岡空港を利用し、地下鉄で5分の博多駅から乗ることができる優雅な観光列車「ゆふいんの森」で大分へ。
ご当地グルメや地ビール、地酒などを堪能し、ラグジュアリーなホテルで絶景を愛でながら温泉に浸かる…大人にしか味わえない贅沢な旅を満喫できるでしょう。

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