パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月15日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
14日もしくは30日間(入国審査官の判断による。通常、一般的な観光の場合は30日間となることが多い)の滞在なら不要。また、原則としてシンガポール出国のための航空券(オープンチケット可)が必要。
パスポートの残存有効期間は「滞在予定日数+6ヵ月」以上。
日本からシンガポールへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている(ただし、以下のものに限られない)。
電子たばこはシンガポールにおいて輸入・販売が禁じられており、所持も罰金の対象になるため、持ち込まないように。
下記の条件を全て満たしていないたばこの持ち込みが禁止されている。※日本国内で販売されているたばこは、この条件を満たしてないため持ち込み不可。
持込み禁止除外対象のたばこ
シンガポールに個人的に持ち込まれる、お土産やギフト、食品など、未開封・未使用の商品には9%の物品サービス税(GST)が課せられるが、総額がS$500(滞在48時間未満はS$100)を超えない量は課税免除される。
成人が持ち込める酒類の量は、アルコール度により変わる。蒸留酒1L+ワイン1L、蒸留酒1L+ビール1L、ワイン1L+ビール1L、ワイン2L、ビール2Lの5通りの組み合わせ以内の量なら免税となる。
たばこは上記「たばこの持ち込み」の条件にあてはまるものでも、持ち込み可能な分量は400gまで。たばこ1本から申告が必要で、課税額は1gにつきS¢49.1。また、S$2万(または外貨相当額)以上の通貨は申告が必要。
シンガポール税関:http://www.customs.gov.sg/
時差は日本の1時間遅れ。日本が12:00のとき、シンガポールは11:00となる。サマータイムはない。
シンガポールは熱帯モンスーン気候に属しているため、年中高温多湿。雨季と乾季に分かれている。11月から2月の雨季は雨が多く、気温もいくらか下がる。
一方、3月から10月の乾季は雨が少なく、空気も乾燥している。特に6月から8月にかけては日差しが強い。ただし、乾季であっても1~2時間で雨がカラッとあがるスコールは頻繁にある。そのため、雨具の携帯をおすすめする。
雨季はもちろん、乾季もエアコンが強めに効いている所が多いので、ジャケットやカーディガンを用意したい。また、特に乾季は日差しが強烈なので帽子や日傘などが必要。
シンガポールと東京の気温と降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京の平均最高気温・平均最低気温、シンガポールの平均最高気温・平均最低気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | シンガポールの平均最高気温 | シンガポールの平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 3℃ | 33℃ | 22℃ |
2月 | 10℃ | 3℃ | 32℃ | 23℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 34℃ | 23℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 34℃ | 24℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 34℃ | 22℃ |
6月 | 25℃ | 19℃ | 34℃ | 24℃ |
7月 | 30℃ | 23℃ | 33℃ | 23℃ |
8月 | 32℃ | 25℃ | 34℃ | 23℃ |
9月 | 27℃ | 22℃ | 33℃ | 22℃ |
10月 | 22℃ | 15℃ | 33℃ | 22℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 32℃ | 22℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 31℃ | 22℃ |
東京とシンガポールの平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | シンガポールの平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 250mm |
2月 | 50mm | 160mm |
3月 | 120mm | 150mm |
4月 | 130mm | 130mm |
5月 | 140mm | 140mm |
6月 | 170mm | 120mm |
7月 | 150mm | 120mm |
8月 | 170mm | 130mm |
9月 | 210mm | 140mm |
10月 | 200mm | 180mm |
11月 | 90mm | 290mm |
12月 | 50mm | 330mm |
シンガポールの紙幣と硬貨
通貨単位はシンガポール・ドル(記号はS$)、補助通貨単位はシンガポール・セント(記号はS¢)。S$1は約111.47円(2024年3月18日現在)。紙幣はS$2、5、10、50、100、1000、1万の7種類(1000、1万ドル紙幣は発行中止となっているが、流通済みの紙幣は使用可)。硬貨はS¢1、5、10、20、50、S$1の6種類(S¢1硬貨はほとんど流通していない)。また、2013年に新硬貨5種類が発行された。
通常、商品には9%の消費税(GST)、ホテル料金やレストランにはプラス10%のサービス料が加算される。F1シンガポール・グランプリの期間中、マリーナ・エリアのホテルは30%の税金が上乗せされる。ローカルな食堂ではサービス料と消費税が加算されないところもある。ホーカーズでは加算されない。旅行者(居住者を除く)は、購入した商品をシンガポール国外に持ち出す場合、一定の条件を満たしていれば、支払ったGSTから還付代行会社の手数料を差し引いた額の払い戻しを受けられる(飲食代やホテル代は払い戻し不可)。
基本的にチップの習慣はない。
電圧は230V、周波数は50Hz。プラグは四角形の穴が3つのタイプ(BF型)が一般的だが、一部には丸穴が3つのタイプ(B3型)もある。日本の電気製品をそのまま使う場合には変圧器が必要となるが、ほとんどのホテルで貸し出しサービスがあるので、それを利用すればよい。
シンガポールのテレビ、ビデオはPAL方式。日本(NTSC方式)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDの地域コードリージョン・コードは「3」。日本は「2」で、日本の一般のDVDプレーヤーでは、シンガポールのDVDは再生できない。
ブルーレイのリージョン・コードは日本と同じAなので、シンガポールで購入したものは日本のプレーヤーでも再生可能だ。ただし字幕が対応していない場合もあるので注意。
日本への航空郵便の料金は、はがき、エアログラムがS$0.85、封書は20gまでがS$1.55で、10g増すごとにS$0.35ずつ加算される。(所要4~9日)。小包の目安は航空便で2kgまでS$63。
001(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
××(頭の0を取った市外局番)
1234-5678(相手先の電話番号)
事業者識別番号
010(国際電話識別番号)
携帯電話の場合は010のかわりに「0」を長押しして「+」を表示させると、国番号からかけられる。
NTTドコモは(携帯電話)は事前にWORLD CALLの登録が必要。
65(シンガポールの国番号)
6123-4567(相手先の電話番号)
下記は2024年の祝祭日。
公用語はマレー語、英語、中国語(北京語)、タミール語。
下記は一般的な営業時間の目安。商店やデパート、レストランなどは、店によって異なる。
銀行によって異なるが、主要銀行は月曜~金曜9:30~16:30、土曜~12:30または16:30(土曜休業のところもある)。日曜、祝日休み。ATMは年中無休で24時間稼働しているものが多い。
11:00~21:00。デパートや大きなショッピング・センターは10:00からオープンのところが多い。コンビニエンスストアのセブン-イレブンやチアーズは、街のいたるところにあり、多くが24時間営業。
10:00~21:00または22:00。店によっては朝食サービスがあったり、ランチとディナーの間に休憩時間を取ることもある。フードコートは深夜営業している所もある。
たばこ、アルコールは18歳以上。映画でR(A)となっている場合は18歳未満の入館禁止。NC-16となっている場合は16歳未満の入館禁止。身分証明書などの提示を求められる。カジノへは21歳未満は入場不可。
小さな島国に多民族が集まるこの国を統一するために、さまざまな規則や法律、そしてそれを徹底させるための罰金制度が設けられている。旅行者といえど、罰金は適用されるので気をつけること。
おもな罰金例はゴミのポイ捨てには最高S$1000の罰金。喫煙場所以外での喫煙、公共の場所で痰、つばを吐いても罰金。MRT(電車)内での飲食も罰金。2022年からホーカーズ、フードコート、コピティアム(ホーカー集合施設)での食後の食器やゴミの片づけが義務化され、違反者は初回は警告書、2回目はS$300の罰金。入国時、チューインガムの持ち込みも禁止。また、麻薬の取り締まりもたいへん厳しい。たとえ外国人でも一定量以上の麻薬をこの国に持ち込むと、罰金だけでは済まされない。極刑に処される。
シンガポールのたばこ法により、下記の条件をすべて満たしていないたばこの持ち込みが禁止されている。※日本国内で販売されているたばこは、この条件を満たしてないため持ち込み不可。
第2次世界大戦中に旧日本軍が3年間占領した時代(昭南島時代)があるため、年輩者のなかには反日感情をもつ人もいる。宗教上のタブーは特にないが、イスラム教寺院を訪れるときは肌の露出した服装は避ける。
22:30〜翌7:00の間はアルコールの販売が法律で禁止されている。
屋内、屋外とも飲食関連施設では、一部の喫煙指定場所を除いて禁煙。ナイトスポットでも禁煙であるが、環境省に認定された店舗に限り、喫煙エリアを設けている店もある。喫煙可能なエリアは、その区分を明確にする印(床のマーキングやテーブルの色など)や表示を施すことが規則で命じられている。