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写真:クアロア・ランチ

掲載日:2025.04.30

ハワイ・オアフ島:街も自然もエンタメも。よくばりに楽しむ家族トリップ5日間

ハワイ・オアフ島。圧倒的な大自然からグルメ&ショッピングまで、大人も子供も楽しめるコンテンツが詰まった世界屈指の観光地は家族旅行にぴったり。これまで100冊以上のハワイ本に携わってきたライターが、家族でよくばりに楽しむ5日間(4泊6日)プランをご紹介します。

DAY1:到着日はワイキキでにぎやかな街と海を満喫

羽田・成田の両空港からオアフ島へは、どの直行便も夜出発、午前中到着。成田発なら、ハワイ路線専用で運航されている世界最大の旅客機「エアバスA380型機"FLYING HONU(フライングホヌ)"」に搭乗できるかもしれません。機内でぐっすり眠っていると、7時間前後でダニエル・K・イノウエ国際空港に到着します。ハワイは常に貿易風が吹いているから気温が上がり過ぎず、年間を通して安定して過ごしやすい気候。空港を出た瞬間にふわりと頬をなでるやわらかな風は、何度経験しても胸が高鳴ります。

オアフ島の拠点選びですが、総合的に考えてワイキキエリアがおすすめ。なんでも徒歩圏内でそろう繁華街と圧倒的な大自然がこんなにも近くで共存しているエリアはほかにありません。ホテルに荷物を預けたら、チェックインの時間まで"王道ハワイ"を楽しむべく「ワイキキ・ビーチ」へ繰り出しましょう。

リゾートホテルが林立するカラカウア通り

東西に白い砂浜が3km以上続く「ワイキキ・ビーチ」は、西端に位置する「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」前から「カピオラニ公園」前まで細かく8つに分かれたビーチの総称。静かに過ごしたい方は東西両端のビーチへ。ワイキキらしいにぎやかな雰囲気を味わいたいなら中央エリアへ。「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」前あたりのビーチには波除ブロックが設置されているので、小さい子供を遊ばせるならここが一番おすすめです。

一年中海水浴が楽しめる「ワイキキ・ビーチ」。ビーチグッズのレンタルショップも点在する

チェックインを済ませたら、滞在中の買い出しと夕食を兼ねてスーパーマーケットへ。旅先で訪れるスーパーは、ローカルの方々の暮らしを垣間見られるという意味でも魅力的なスポット。南国フルーツのスプレッドや即席麺のサイミン、グレービーソースの素など、ハワイならではの食品が並ぶ棚はどれだけ見ていても飽きません。

クヒオ通りの「ワイキキマーケット」は、観光客にとって使い勝手のいいポイントがたくさん。その最たるものがPOKE、RICE、BAKE SHOP、LOCAL PLATEと4つのセクションからなるデリコーナー。オーダーしてから作ってもらうスタイルなのでポケ丼やプレートランチは出来立てが味わえます。さらに店内奥には「オリリ・ワイキキ」、1階には「ピコ・キッチン+バー」というローカルに人気のレストランが併設されていて、、買いものと食事を一度に済ませられるありがたい存在です。

ポケやプレートランチは好みの具をオーダーしてその場で盛り付けてもらえる
写真:ワイキキマーケット

どこからともなくハワイアンミュージックの生演奏が聴こえてくる夜のにぎわいに、つい夜更かししたくなりますが、初日は早めの就寝を。ジェットラグを解消して翌日以降万全の体調でのぞみたい!という方は、ロミロミなどを受けるのもいいですね。出張タイプのスパなら、子供を部屋で見守りながら施術してもらえるので、ファミリー旅にはおすすめです。

日が沈むと通り沿いのトーチに灯がともされ、南国リゾートの雰囲気

コラム:ホテル選びのコツ

ファミリー旅で大きなポイントになるのが、ファミリープールの有無やリゾートフィーに含まれるカルチャープログラムの充実度。ここ数年個性的なプログラムも増えていて、例えば「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」はシェイブアイス作りやポキ作りなど、ハワイらしさあふれるラインアップ。

子供が小さいうちは簡単な調理ができるコンドミニアムを選ぶ方も多いですが、奮発してホテルにアーリーチェックインするのもアイデアの一つ。初日の疲労感が段違いです。

2021年のリニューアルで新たに登場したファミリープールも魅力的
写真:ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ

ワイキキマーケット(Waikiki Market)

ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ(Waikiki Beach Marriott Resort & Spa)

  • 住所:2552 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 

DAY2:絶景ビーチを目指して東海岸ドライブ

移動疲れが取れたら、オアフ島の代名詞ともいえる絶景ビーチ巡りへ。オアフ島のビーチは数あれど、まず万人におすすめしたいのが絶景ポイントが次から次へとあらわれる東海岸エリア。カイルアの「カラマ・ビーチ・パーク」をゴール地点に定め、レンタカードライブに出かけましょう。

車上狙いが多発しているので貴重品は車内に放置しないで

ワイキキからカイルアへ最短距離で向かうなら内陸の山を突き抜けるパリハイウェイ経由が近道ですが、往路は景色を楽しむためあえて東海岸ルートを選びます。ワイキキから東へ25分ほど走ったら、ハワイカイの「レナーズ・ベーカリー・マラサダ・トラック」で一旦ストップ。おめざ用にマラサダを調達しましょう。

カパフルの本店は長蛇の列だが、ハワイカイのワゴンは行列ほぼゼロ(レナーズ・ベーカリー・マラサダ・トラック)

ポルトガル発祥の揚げドーナッツ、「マラサダ」はハワイの方々にとってなじみ深いおやつ。揚げたてを車の中で頬張りながら一路東へ向かいましょう。ここからは全員景色に注視を。海岸線の絶景が続くエリアに突入です。ココクレーターを眺めながらハナウマ湾脇の坂道を上ると一気に景観が開け、ラナイルックアウト、ハロナ潮吹き穴などの名所が連なる海岸線が視界に飛び込みます。そこからさらに進みワイマナロが近づくと、海の色が次第にアクアマリンのような透き通る色に変化。思わず感嘆の声があがります。

今回のお目当てビーチはカイルアの「カラマ・ビーチ・パーク」ですが、もしドライブが週末にあたったら、「ベローズ・フィールド・ビーチ・パーク」に変更するのもいいでしょう。このビーチは米国空軍の敷地内にあり、平日は軍関係者以外の立ち入りは禁止。全米屈指の美しさを誇るビーチ「ワイマナロ・ビーチ・パーク」と一つながりになっているから、その美しさはお墨付きです。

「カラマ・ビーチ・パーク」は駐車場台数が多くないので早めの訪問を

平日のドライブなら、当初の予定通り「カラマ・ビーチ・パーク」へ。こちらは別名オバマ・ビーチとも呼ばれ、オバマ元大統領が幼少期に遊びに来ていたという穴場のビーチです。エメラルドグリーンの海とパウダー状の白い砂浜は文句なしの美しさ。KALAMAとは"光"を意味するハワイの言葉であり、その名がビーチの美しさを物語っています。

海でめいっぱい遊んだらビーチから車で5分ほどのカイルアタウンでランチタイム。「ウアヒ・アイランド・グリル」はハワイ伝統料理にアレンジを加えた創作料理がロコにも愛される名店で、ポーク&ポケはハワイらしさを一皿に凝縮した逸品。ボリュームもしっかりあるので海遊び後にうってつけです。

特製ソースでアレンジしたカルアポークはジューシーな味わい
写真:ウアヒ・アイランド・グリル

カイルアタウンは規模こそ大きくないものの、セレクトショップや雑貨店が点在していてショッピングも楽しい街。レトロなタッチが人気の「ニック・カッチャー アート&デザイン」にはステッカーなど手ごろな価格のアイテムもあり、お土産によさそうです。

カイルアの人気グルメは閉店時間が早い。13時や14時閉店の店が多数なので要注意

海とローカルタウンの雰囲気を満喫したら、日没前にワイキキへ戻ります。夜道での運転を避けるためでもありますが、一番の目的は壮大なサンセットを拝むため。(東海岸は太陽が山の向こうに沈むので)

空が赤やオレンジ、ピンクに染まり始めると、どこからともなく方々が「ワイキキ・ビーチ」に集まり始め、静かに同じ西の空をじっと見つめます。刻一刻と世界が赤く染まり、時にはグリーンフラッシュと呼ばれる緑の光を放って地平線の向こうに日が沈む。気象条件によって一日として同じ空模様になることはないダイナミックな大自然のスペクタクルショーは、毎日見ていても見飽きることはありません。

冬はおおよそ18時前後、夏は19時前後が日の入り時間

コラム:オアフ島のビーチ事情

オアフ島の方々にとっても、ビーチは最大の遊び場。週末ともなるとビーチパークは駐車場が満車になることも多々あるので、行くタイミングによって選択肢をいくつか用意しておくのがおすすめです。

また、夏はどこの海も穏やかですが、冬の波の高さは注意が必要です。特にノースショアは世界的にも有名なビッグウェーブシーズンとなり、波高は3~9m以上に達することも。季節を問わず必ず遊泳禁止のサインが出ていないか確認して、ライフガードのいる海で遊びましょう。

レナーズ・ベーカリー・マラサダ・トラック(Leonard's Bakery Malasada Truck)

ベローズ・フィールド・ビーチ・パーク(Bellows Field Beach Park)

  • 住所:41-43 Kalanianaʻole Hwy, Waimanalo, HI 

カラマ・ビーチ・パーク(Kalama Beach Park)

  • 住所:248 N Kalaheo Ave, Kailua, HI 

ウアヒ アイランド グリル(Uahi Island Grill)

DAY3:大自然のアトラクションで思い切り遊ぶ

凛とした空気に、鳥のさえずりと波音のBGM。ハワイの朝は最高に気持ちよく、宵っ張りの方にも早起きさせる不思議な力があります。ジェットラグも解消された3日目は早朝散歩に出かけてみましょう。

とにかくハワイの方たちは早起きで、平日の交通渋滞は朝6時半ごろから始まる

ABCストアで購入した1ドル台のコーヒー片手にビーチ沿いのベンチに腰掛ければ、そこはもう即席絶景カフェ。心静かに1日の始まりを迎えたら、今日もレンタカーを借りて東へ。ネイバーアイランドのようなスケールの山の迫力を堪能するため、「クアロア・ランチ」へ向かいます。

ホテルで朝食をとるのをぐっと堪えてハワイカイの「アイランド・ブリュー・コーヒーハウス」まで移動。マリーナ&ココクレーターのハワイカイらしいビューをお供に、自家焙煎のハワイ産コーヒーやサンドイッチなどをいただきます。

「アイランド・ブリュー・コーヒーハウス」はアラモアナ・センターやワードビレッジにも支店がある

少し遠回りですが、今日も東海岸を走り北上。ワイキキから1時間ほどで「クアロア・ランチ」に到着します。ゲートを抜けてまず目に飛び込んでくるのは、切り立った崖と深い谷がワイルドなコオラウ山脈。これは数百万年前の噴火や崩落、長年の風雨による浸食により形成されたものだと言います。

ダイナミックな大自然の中、乗馬ツアーを満喫
写真:クアロア・ランチ

総面積約4,000エーカー(約16平方キロメートル)という広大な敷地にある「クアロア・ランチ」は、元はカメハメハ3世が所有していた由緒ある場所。悠久の時を経て、オアフ島を代表するアクティビティセンターに姿を変えました。

10種類以上あるアクティビティの中で最もスリルを味わえるのが、オアフ島最大級のジップライン(身長・体重など条件あり。10歳から参加可能)。小さい子供連れで迫力ある景観を楽しむなら、バスに揺られながら映画ロケ地を巡るツアーがおすすめです。

そのほかにも乗馬ツアーやカネオヘ湾の絶景を巡るオーシャン・ボヤージ、タロイモ栽培のお手伝いをしながらサスティナビリティの重要性について学ぶMALAMA体験ツアーなど、内容は多彩で難易度レベルの幅も広め。子供の年齢や興味に合わせてアクティビティの内容をセレクトしましょう。(要事前予約)

いくつかのアクティビティやランチがセットになったパッケージプランもある
写真:クアロア・ランチ

ハワイの大自然や歴史を体感したあとは、アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテルのアウトリガー・シアターで2024年から始まったシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「アウアナ」へ。

アウアナはハワイ語で"新たな旅に出る"という意味を持ち、ショーはハワイ古来の物語にインスパイアされた8つの章で構成。国際的に活躍するアーティストやコメディアン、ハワイ文化を深く表現するフラパフォーマーが次々と登場し、観客を幻想的なショーの世界へ没入させます。ハワイの伝統文化とダイナミックなアクロバットが融合した圧巻のショーは休憩なしの80分公演。0~2歳は膝上鑑賞なら無料なので、家族でここにしかないエンターテインメントをぜひ味わってみてください。

公演時間などの詳細はホームページで確認を。価格は席や日時により変動する
写真:シルク・ドゥ・ソレイユ「アウアナ」

アイランド・ブリュー・コーヒーハウス(Island Brew Coffeehouse)

クアロア・ランチ(Kualoa Ranch)

シルク・ドゥ・ソレイユ「アウアナ」(Cirque du Soleil ʻAuana)

コラム:オアフ島の気候

ハワイの季節は5月~10月の乾季と11月~4月の雨季の2つに大きく分けられますが、エリアによっても天気はさまざま。ワイキキやコオリナは晴天率が高く、一方東海岸や北海岸、マノアなどは雨が多いから緑が生き生きとしています。虹の遭遇率が高いエリアでもあるので、雨のハワイも悪くありません。また清々しい空気の早朝から圧倒的な迫力のサンセットまで時間帯によってもハワイの見せる表情は全く別物。季節ごとの気候やエリアの特性、時間帯を意識してスケジュールを組めば、旅の満足度もぐんと上がるはずです。

DAY4:アートとハワイアンカルチャーを巡る1日

体もハワイタイムに慣れてきた4日目は芸術や伝統に触れ、ハワイを深く知る1日にしましょう。

前日までアクティブに動いた疲れが出てきていたら、午前中はゆったりしたスケジュールに。リラックスした時間を過ごすなら、ダイヤモンド・ヘッドの麓に広がる「カピオラニ公園」を訪れてみて。ロコの憩いの場にもなっているハワイ最古の公園は、青々とした芝生にゴロンと寝転がるだけでパワーチャージができてしまいそう。公園周辺には「タッカー&ベヴィー」(6時オープン)や「ベアフット・ビーチ・カフェ」(8時オープン)などのお店があるので、時間帯を問わずピクニックも可能です。

公園内にはホノルル動物園が、公園の海側にはワイキキ水族館があり、子供連れに人気

日中はダウンタウンへ移動して、「ホノルル美術館」へ。1927年に設立されたホノルル美術館は、約5万5千点以上の美術品を所蔵するハワイ最大の美術館。歌川広重や葛飾北斎などの浮世絵から、ルノワールやピカソなどのヨーロッパ近代美術作品、ハワイ出身の現代アーティストの作品と所蔵作品のジャンルも幅広く、その多彩さはまるで多民族社会であるハワイを体現しているかのようです。

ホテルのリゾートフィーに「ホノルル美術館」の入館優待が含まれることもあるので、滞在ホテルで確認を
写真:Honolulu Museum of Art

また、こちらの美術館の特筆すべき点は中庭の美しさ。ブーゲンビリアが咲き誇る地中海式庭園や、蓮の花が水面に浮かぶ中国式庭園など、植物とアートが調和した空間で、リラックスしながらアート鑑賞を楽しめます。子供と一緒により深く展示作品について学びたい!という方は毎週金曜に開催される日本語を話す現地係員のツアー(無料・予約不要)に参加を。アート鑑賞の合間に美術館併設の「HoMA Café」でランチをするのもいいですね。(カフェは入館料なしで利用可能)

いよいよ滞在最後の夜。家族みんなで最高の思い出を作るため、「ワイキキ・ビーチ・マリオット」で開催される「パイナ・ワイキキ・ルアウ」に出かけましょう。ルアウ(Lūʻau)とは、王族の祝祭として行われていたハワイの伝統的な宴のこと。今では伝統料理を味わいながらポリネシアンダンスや音楽を鑑賞するエンターテインメントショーとして広く知られています。

チェックインを済ませると、レイとウェルカムマイタイでお出迎え。ショーが始まるまでの時間はレイメイキングやポリネシアン・タトゥーを親子で楽しみましょう。食事はハワイ伝統料理がビュッフェスタイルで提供されますが、ここならではの逸品は12時間かけてローストしたプライムリブ。ホテルクオリティの食事に舌鼓を打っていると、ショーがいよいよスタート。フラ・カヒコ(古典フラ)やフラ・アウアナ(現代フラ)、アパリマ(テンポが速く、激しい動きのトゥアモトゥ諸島発祥の踊り)などの豪華絢爛なショーが繰り広げられます。そしてクライマックスは、世界チャンピオンによるシヴァ・アフィ(ファイヤーダンス)。失敗が許されない緊張感と炎を自在に操るプロの技に観客のテンションも最高潮に。親も子も気づけば大興奮でステージにくぎ付け!忘れられない家族の思い出になるはずです。

ショーの最後にはダンサーたちとのフォトタイムもある
写真:パイナ・ワイキキ・ルアウ

カピオラニ公園(Kapiʻolani Regional Park)

  • 住所:3840 Paki Ave, Honolulu, HI 

ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)

パイナ・ワイキキ・ルアウ(Paina Waikiki Luau)

コラム:オアフ島の交通

オアフ島は観光スポットがワイキキ~アラモアナ~カカアコに集中しています。このエリアはザ・バスやトロリー、レンタルサイクル「Biki」など交通手段が多数あり移動が容易なので、レンタカーは遠出をする日を決めて手配するのがおすすめです。ちなみにハワイでは入国後1年以内に限り日本の運転免許証で運転することが可能(入国後1年以内であることを証明する必要があるため、パスポートの携行を)。ただ、事故や違反があった場合に備えて、翻訳代わりとして国際運転免許証も携行しているのがベストです。

DAY5:帰国日はお気に入りベーカリーで早朝ショッピング

いよいよ最終日。オアフ発の便は午前中か午後早めの時間帯ですが、「帰国日は何も予定を入れられない…」なんて諦めないで。ハワイの朝は早いのです。空港へ向かう前に早朝オープンのお気に入りのベーカリーを巡って、帰国後にもハワイの味を楽しめる自分用お土産を入手しましょう。

どんな早朝の便だって間に合うのが、創業1978年のカリヒの老舗「カメハメハ・ベーカリー」。平日は夜中の2時、週末でも3時のオープンです。夜明け前からロコが次々と訪れ、一番人気のタロを使ったマラサダ「ポイグレーズド」を購入していきます。どのパンも1ドル前後と、物価高のハワイで良心的な価格なのもうれしいポイントです。

フレーバーマラサダのオレンジドーナッツ&ストロベリードーナッツもおすすめ(カメハメハ・ベーカリー)

カパフルの「ナンディングス・ベーカリー」は6時オープン。元々カリヒとワイパフにありましたが、カパフルにオープンして一気に観光客に馴染み深いお店になりました。名物はなんといってもスパニッシュロール。焼きたてのフワフワを1つ頬張って、あとは帰国後用につぶれないよう大切に持ち帰りを。

名残惜しい旅行の最後に"帰ってからのお楽しみ"を仕込んでおくと、しばらく余韻に浸れておすすめです。

小ぶりなコッペパンのようなビジュアルのスパニッシュロール。素朴な甘さがヤミツキ(ナンディングス・ベーカリー)

カメハメハ・ベーカリー(Kamehameha Bakery)

ナンディングス・ベーカリー(Nanding's Bakery)

  • 住所:3210 Martha St, Honolulu,HI

遠くの大自然も、街のにぎわいも。どうカスタマイズしても楽しめるオアフ島の懐の深さ

ワイキキの華やかなにぎわいに海や山の大自然、歴史を紡いできた伝統文化、そして何よりそこに暮らす方々のやさしい笑顔。オアフ島という小さな島は、エリアや季節によって違った表情を惜しげもなく見せてくれるから、何度訪れても飽きることがありません。今回のプランを参考に、子供の年齢や滞在日数に合わせてプランニングしてみてください。きっとどんな過ごし方をしても、ハワイの新たな魅力を発見できるはずです。

  • 記載の内容は2025年3月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
ライター:横井直子

コーディネート:牧野奈緒美

フォトグラファー:桐生真

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