週末は瀬戸内で食×アート♪
高松・直島・豊島をめぐる旅
2018.08.23ANAオリジナル
【直島で楽しむご当地バーガーとカフェごはん】
元祖直島バーガーのお店「maimai」で
特産品・絶品ハマチのフライのバーガーを!

美術鑑賞後、ひと休みしに訪れたのは本村地区にある「maimai」。ここで「直島バーガー」をいただきます! ご当地バーガーとなると、気になるのはその中身。「直島バーガー」は瀬戸内でとれる養殖のハマチをフライにしてはさんでいます。ちなみに、ハマチは香川の県魚なのだとか。

注文すると、すぐにフライのいい香りが。バーガーはカウンターで受け取ります。ハマチのフライのほかには、キャベツ、レタス、トマト、特製のタルタルソースが入っていました。温かいうちにガブリ! ハマチのフライはあっさりとして上品な味わい。まったく臭みがなく、主張しすぎない酸味の特製タルタルソースと絶妙なバランス。これは、トッピングで選べるチーズ(60円)、アボカド(120円)、パクチー(120円)のどれをとっても合いそう……!

直島バーガーと一緒にぜひ飲みたいのがこちらの直島限定ビール「生姜麦ノ酒」、「直島物語」、「島好み」。「maimai」の店主木下さんのご友人が発案し、岡山にあるビール工場と一緒に約1年をかけてつくり上げたものです。それぞれに特徴があり、「生姜麦ノ酒」は10キロの生姜を手作業で絞ってつくるのだとか。生姜の味が感じられて、日本食とよく合います。「直島物語」はスタンダードで爽やかな飲み口が特徴。「島好み」は米麹を使った独自の製法で、甘みのある味に。それぞれがこだわりをもってつくられたこれらのビールは、島内の何店舗かで飲むことができます。また、テイクアウトしたい場合は、唯一の販売所、「直島酒店」へ! ここでしか買えないレアな直島限定ビールはお土産にもおすすめです。
- maimai
- 住所:香川県香川郡直島町本村750
- TEL:090-8286-7039
- 営業時間:11:00~17:00
- 定休日:不定休
- URL:https://maimaipj.exblog.jp
- 直島酒店(Cin.na.mon内)
- 住所:香川県香川郡直島町宮浦2310−31
- TEL:087-840-8133
- 営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:00(L.O.21:15)
- 定休日:月曜+不定休
- URL:http://www.cin-na-mon.jp
古民家をリノベーションした「カフェサロン中奥」で
こだわりのキーマカレーソースが際立つオムライスを
こちらは本村地区から少しだけ離れた場所にある「カフェサロン中奥」。古民家をリノベーションした店内はセンスのいい家具が揃えられ、落ち着いた雰囲気。自然に囲まれて、のんびりカフェタイムを楽しむことができます。

+自家製ポテトサラダ、ドリンク〔香川県産無農薬 柿の葉茶〕380円)
注文したのは「ふわとろオムライスの中奥特製カレーソース」。こちらのカレーソースは、オムライスに合うようマスターがつくり上げたもの。スパイスそのものの香りが際立っています。ちなみにメニューにはこのソースをベースにしたカレーライスもあります。卵の中のターメリックバターライスの香りもよく、ソースとの相性バツグンです。

ランチのあとは、せっかくなのでデザートもいただいちゃいました。「本日の自家製ベイクドチーズケーキ」は季節によって旬の地元の果物や野菜を使っているそう。ここで注目したいのが「中奥オリジナルブレンド」のコーヒー。マスターがコーヒーの挽きの粗さ、お湯を入れるスピード、温度にこだわった1杯を淹れてくれます。「おいしいボルドーワイン」のようなコーヒーを目指しているというマスター。フルーティな香りとベリー系の甘みがあり、全体的に雑味のないバランスのとれた逸品でした。マスター、かなりの腕前です!

- カフェサロン中奥
- 住所:香川県香川郡直島町本村字中奥1167
- TEL:087-892-3887
- 営業時間:11:30~21:00
- 定休日:火曜+不定休
- URL:http://www.naka-oku.com

直島を満喫し、2泊3日の瀬戸内旅も終わりに近づいてきました。直島からはフェリーに乗り、高松へと戻ります。高松へは約60分。高速船に乗れば約25分で着きます。
高松に戻って駆け込みで!
特別名勝「栗林公園」で歴史ある庭園にうっとり


高松で見逃せないのが、特別名勝の栗林公園。なんとミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得しているということで、駆け込みでもどうしても訪れておきたかった場所です! ここ栗林公園は百年余りの築庭ののち1745年に五代藩主松平頼恭公のときに園内六十景命名によって完成した庭園です。国の特別名勝に指定される文化財庭園のなかでも最大の広さを誇る園内には173種約32,400本の樹木が生育しており、なかでも約1,400本の松が400年近くにわたり庭師の手によってその美しさを保ってきました

園内では和船に乗って船遊びをすることもできます。船頭さんが船から見える絶景ポイントや公園の歴史などについてお話を聞かせてくれます。

池の上から眺める庭園は、地上から眺めるのとはまた違った表情を見せてくれます。

園内にある休憩処「花園亭」では今話題の“おいり”を使ったソフトクリームを食べることができます。“おいり”とは香川県の伝統的なお菓子で、婚儀の際に配られるおめでたいもの。淡いカラフルな色合いがとってもかわいらしくて、食べると驚くほど軽い口溶け。冷たいソフトクリームとの相性もよくて、暑い夏の庭園さんぽのお供にはもってこいのスイーツです!
- 花園亭
- 住所:香川県高松市栗林町1-20-3 栗林公園内
- TEL:087-831-5255
- 営業時間:8:00~18:00
- 定休日:無休
- URL:http://hanazonotei.web.fc2.com/index.html

また、園内の別な休憩処「吹上亭」で人気なのが「焼きだんご」。園内随一の絶景ポイントである飛来峰の南側に位置していて、お店の目の前から偃月橋を眺めることができます。こちらでいただいた「焼きだんご(あまみそ)」、香ばしくて絶品でした!
- 吹上亭
- 住所:香川県高松市栗林町1-20-6 栗林公園内
- TEL:087-867-3044
- 営業時間:8:30~17:00
- 定休日:無休
- URL:http://www.ritsurin.jp/p/fukiage/

1642年以来松平家の下屋敷であった栗林公園。その中でも歴代藩主がこよなく愛したという「掬月亭(きくげつてい)」。庭園のなかでも必見の絶景スポットです。和紙を貼った天井が特徴的な気品を感じるお部屋で、池を目の前に肩の力を抜いて深呼吸。鳥のさえずりや草木の緑の美しさが心に染み入りました。
栗林公園の東門を出てすぐ
「かがわ物産館 栗林庵」でおみやげを物色!

「かがわ物産館 栗林庵」は香川県産の食べ物や調味料、地酒、伝統工芸品などが揃うショップ。店内を歩けば、香川県の特産品を総ざらいすることができます。


「讃岐うどんネクタイ(スリムタイプ)」3,600円。奥、「つまんでみまい」1,188円
「かがわ物産館 栗林庵」で購入できるお土産のなかには、栗林庵オリジナルの商品もあり、それがとってもかわいいんです!「おいりこたおる」は香川の名産品「おいり」と「いりこ」を組み合わせた商品名のかわいらしいタオル。「栗林庵限定 結い手まりストラップ」は香川の伝統的工芸品 讃岐かがり手まりのストラップでひとつひとつ手縫いでかがっているものです。「讃岐うどんネクタイ」はよく見てみると、どんぶりとうどんのイラストが描かれたユニークなデザイン。「つまんでみまい」は「食べてみてください」といった意味の讃岐弁で、小さな子どもでも食べられる香川県産の米粉を使用したクッキーです。また、“おいり”もこちらで購入可能です!
- 栗林公園
- 住所:香川県高松市栗林町1-20-16
- TEL:087-833-7411(香川県栗林公園観光事務所)
- 開園時間:5:30~18:30 季節により変動あり
- 定休日:無休
- URL:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden
- かがわ物産館 栗林庵
- TEL:087-812-3155
- 営業時間:9:00~17:00(閉店時間は栗林公園の閉園時間に依る)
- 定休日:無休
- URL:https://www.ritsurinan.jp/

駆け込みで栗林公園も散策し、存分に高松を楽しむことができました! 高松空港19時30分発の飛行機に乗るため、高松を後にします。