チェンナイからひと足延ばして
カーンチープラム、マハーバリプラムへ

紹介するのはこの4スポット:
エーカンバラナータル寺院、海岸寺院、パンチャ・ラタ、クリシュナのバターボール

エーカンバラナータル寺院

シヴァ神とカーマークシ女神が結婚したとされるマンゴーの木の下に祠があり、人々が祈りを捧げている
シヴァ神とカーマークシ女神が結婚したとされるマンゴーの木の下に祠があり、人々が祈りを捧げている

4世紀ごろに街がつくられ、かつてはパッラヴァ朝の首都でもあったカーンチープラムはヒンドゥー教の七大聖地のひとつです。チェンナイからはバスで約2時間(約70km)の距離にあります。「南インドのベナレス(ヴァラナシ)」とも呼ばれ、多くの寺院があり、インド全土からの巡礼者が絶えません。カーンチープラムのなかでも最大のエーカンバラナータル寺院は、寺院内の彫刻も見事で、南インドの人々の信仰の場としていつも賑わっています。

エーカンバラナータル寺院
住所:Sannathi Street, Near Railway Station, Periya, Kanchipuram
営業時間:6:00~12:30、16:00~20:30
アクセス:カーンチープラムへはチェンナイからバスで約2時間

海岸寺院

海辺の世界遺産。潮風を頬に受けながらの遺跡観光が心地よい
海辺の世界遺産。潮風を頬に受けながらの遺跡観光が心地よい

チェンナイから南へ約60kmの距離にあるマハーバリプラム。パッラヴァ朝の首都カーンチープラムの外港として歴史に名を刻んでいますが、現在は漁村のある小さな町。アラビア海をのぞむ海岸に屹立するこのヒンドゥー寺院は8世紀に建立され、1984年には世界遺産にも登録されました。1,000年以上もの間、海風にさらされ丸みを帯びたその姿は、創建当時の威容を思い起こさせるとともに、一方で無常観をも感じさせます。

海岸寺院
営業時間:6:00~18:00
アクセス:マハーバリプラムへはチェンナイからバスで約2時間

パンチャ・ラタ

寺院を目の当たりにすれば、その一つひとつの違いがよくわかる
寺院を目の当たりにすれば、その一つひとつの違いがよくわかる

インドの叙事詩「マハーバーラタ」の登場人物の名前がつけられた5つの寺院は、7世紀半ばに巨大なひとつの岩を掘ってつくられたものです。パンチャ・ラタとは5つの寺院(山車)という意味。建物自体の形状や屋根のつき方など、一つひとつ形が異なり、のちの南インドのドラヴィダ建築様式の原型がここにあると言われています。寺院以外にも象・牛・ライオンの象があります。

パンチャ・ラタ
営業時間:6:00~18:00
アクセス:マハーバリプラムへはチェンナイからバスで約2時間

クリシュナのバターボール

コーンにジェラートが2種類のったダブルコーンは 象を使ってもまったく動かなかったと言われる巨大な岩
象を使ってもまったく動かなかったと言われる巨大な岩

小さな丘の上にある不思議な岩。そのカタチがインドの神様クリシュナの好物であるバターボールにそっくりなため、このように呼ばれています。周囲はちょっとした公園のようになっており、同じ敷地内に彫刻が施された石窟や石彫寺院のガネーシャ・ラタがあり、敷地外に出て南下すると岩山の壁面を彫り込んだ巨大なレリーフ「アルジュナの苦行」もあります。

クリシュナのバターボール
営業時間:6:00~18:00
アクセス:マハーバリプラムへはチェンナイからバスで約2時間

いかがでしたでしょうか?チェンナイとその近郊のカーンチープラムとマハーバリプラムはタミル・ナードゥ州観光のいわばゴールデントライアングル。それぞれチェンナイから日帰りでも行ける距離ですので、ぜひとも足を延ばしてみてください。南インドならではの牧歌的な雰囲気と、人懐っこいタミルの人々の笑顔にきっとあなたも虜になるでしょう。

※記載の内容は2019年6月現在のもので、変更となることがあります。

2019年10月27日より 東京(成田)チェンナイ線 新規就航