
武漢と聞いて、どんな都市であるかをすぐに答えられる人はあまり多くないかもしれません。中国の真ん中あたりの都市であり、古い歴史を持つ一方、湖北省の省都として今一番、伸びている街の一つとして有名です。まずは、今の武漢を感じるスポットをご紹介しましょう。
動画では黄鶴楼、アートスポット、夜の街をドライブする様子、猫カフェ、バーなどの映像をご紹介。古いと新しいが混在する武漢の魅力を感じてみてください。
交通渋滞を回避する交通手段
武漢で深刻なのは交通渋滞。開発が進む都市では避けて通れない問題です。近年、東京の首都高のような高速道路網も発達し、地下鉄の建設も急ピッチで進んでいますが、渋滞の解消まではまだしばらくかかりそうです。 そんななかで、武漢を巡るためのおススメの交通機関をご紹介します。

地下鉄
現在1号線から4号線までの4本の路線が運営されています。(路線図) 初乗りは2元(約37円)で、1日券(18元)、3日券(45元)、7日券(90元)もあるので、日程に合わせて利用すると便利です。 地下鉄だけでなくバスに利用出来るチャージ式ICカードもあります。保証金は20元で返却時に戻されます。運賃が10%割引になるのも嬉しいですね。

フェリー
武漢フェリー会社が運航する漢口~武昌間の連絡フェリーは市民の足。橋をネックに慢性化している交通渋滞を避けるためにもフェリーは有効な交通手段です。さらに水上から街の眺めを楽しむこともできます。フェリー線路は8本あり、航路によって営業時間と運賃体系がちがいますが、一般で1.5元から5元で乗船でき、ICカードを使うこともできます。

レンタサイクル
市民の足として、新しく登場したのが「レンタサイクル」。GPS技術により、自転車の場所を特定できるシステムが導入されているとのことです。1時間までは無料、1時間以上は借りる時間ごとに1元~3元/時の料金がかかります。デポジット代金は200元です。東湖の周辺を自転車で巡るのもおススメです。
※すべて、2016年2月現在の情報です。
成田からの直行便の到着は夜。まずはホテルに直行して旅の疲れを癒しましょう。夜が明けたら、活動開始!武漢だから、気軽に選ぶことのできるタイプの違う二つのホテルと素敵な散策コースをご紹介します。
動画は武漢の朝から始まります。大河のほとりをゆっくり散歩するのにぴったりなスポットをご紹介。眺めの良い場所がたくさんあります。また「2つのホテル」のページの動画では、タイプの違うホテルを詳しくご紹介しています。
武漢の電源事情
海外に出かけるときに気になるのは「コンセント」。デジカメやスマホ、ビジネスマンならパソコンやタブレットにもきちんと充電して持ち歩きたいもの。武漢のコンセントプラグの形はB、C、OタイプのほかにAタイプ、B3タイプ、BFタイプ、SEタイプと様々です。事前に確認をして必要に応じて、変換プラグを持参しましょう。武漢の電圧は日本より高い200Vですので、機器によっては変換器が必要です。
武漢のコンセント(例)
左:Bタイプ、Aタイプ(日本のプラグに対応しています)、Oタイプ用
右:B3タイプ、BFタイプ、Cタイプ用
変換プラグセット。これだけあれば、中国国内、どの街のコンセントでも大丈夫です。
武漢とその周辺の街には、歴史のロマンが散りばめられています。その集大成である博物館や旧跡にも足を運んでみましょう。
そして三国志!武漢市に近い荊州市では三国志の舞台となった名所の一つ、「荊州古城」を訪ねることができます。
動画は荊州駅から始まり、荊州古城周辺をレンタル自転車や観光カートでめぐる様子をご紹介。荊州関帝廟では、ウェアラブルから拝観している様子もご覧いただけます。
観光自転車に乗ってみました

荊州古城の東大門前に「レンタル自転車」を発見!早速、乗ってみることにしました。ここで借りられる自転車は通常の一人乗りの他、二人乗りや四人乗りのものがあります。二人乗りでは、息を合わせて漕ぐのは少し難しく感じましたが、すぐに慣れました。曲がる時には声を掛け合う方がいいようです。
レンタル自転車
(1時間) 四人乗り/50元 二人乗り/30元 前後3人乗り/30元 前後並び2人乗り/20元 1人乗り/10元※2016年2月現在の情報です。
美味しいものに出会うのは旅の一番の楽しみかもしれません。今回は武漢の人々の生活に密着している美味しい食べ物や正統派の湖北料理をご紹介します。お腹がいっぱいになったらお洒落なショッピングストリートを歩きましょう。
動画は戸部巷から始まり、武漢名物の熱千面などの小吃と呼ばれる気軽な軽食メニューをご紹介。庭園でお茶をいただいてホッと一息ついた後は、湖北料理の老舗で本格グルメのディナーをいただきます。